ワサップ

ワサップ

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新着感想・ネタバレ

Moto_Ishidukaの感想・評価
いろんな意味でブラックな青春を送る彼らに終始笑いを呼び起こされた。
ラリークラーク監督の映画だっていうから見たんだけど相変わらずの衝撃を受けました。実際のキャストもその街の子達を起用してたこともあってかなりドキュメンタリーチック。だからかな、かなり入り込めた。
スケボーになる7人の若者たち。彼らが住む街はアンダーグラウンドもいいとこのアメリカでもかなり治安が悪い地域。黒のタイトなジーンズにロックTを身にまとい、ロン毛で群がる彼らを誰もがゲイと思うだろう。パンクロックと女が大好きなだけなのであるが、いわゆるモテ組と非モテ組に分かれていて女の子に声をかけられるのは決まった2人。そこがまたいいかんじに世の中を表しているようで、、どこも変わらないなあとしみじみしたのもつかの間。ビバリーヒルズに入り込んだ彼らは白人と貧富の差を目の当たりにし、また非安全の中で毎日を暮らす彼らにとってはいくら安全といわれる街でも変わらない。暴力と銃と罵声と、いつもと何も変わらない日常。この流れるような物語の展開にたびたび心がチクチクと痛んだ。それでも彼らはいつもと同じように生きていく。銃を向けられ胸ぐらをつかまれて血を流しても、スケボーに乗る。アタマの中ではいつもパンクが鳴り響く。
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