隣人13号

隣人13号

作品情報

新着感想・ネタバレ

Naoko_Kanehiraの感想・評価
ここ数年心が氷河期のため、救われないダーク系の作品は避けていましたが、好奇心に勝てず勇気を出して鑑賞。

いやー、それはもうダークでした。
ホラー?サイコ?分類が難しいですが、ただのそれに留まらず十三と13号、二つの存在の意味がとても深い。他の方のレビューを拝読してスゴイなるほど!本当のジュウゾウは…逆転の発想。
色々な見方があるとは思いますが、観る人によって違う見解を持たせる監督ほど尊敬します。冒頭の心情を表すシーンもまぁオシャレだなと。
新井浩文のチンピラな感じも絶品ですし、中村獅童の異常性にはゾクゾクしました。二人の演技には一見の価値ありです。

ただ、子供への暴力を想像させるシーンがあるのでご注意を。
movhaoの感想・評価
漫画原作の、R-15映画。
同級生に過剰なイジメを受けていた主人公。そんな彼の内に凶暴かつ強力な別の人格が生まれた。もう一人の彼はイジメの主犯に復讐をする、という話。

この映画の監督さんはどうやら今作が初監督作品。芸術大学卒でCMやMV等の製作に携わっているそう。
初監督ということですが、良かったです。退屈する事なく観れますね。そして映像を学び仕事にしてきたからか、とても初作とは思えない程の演出。普通の会話シーンでさえ、恐ろしく思え、劇中様々な所で演出が冴え渡っていると思います。

それから二重人格の主人公は二人一役で成り立っています。メイン人格の大人しい青年を小栗旬、凶暴な男を中村獅童が担当。とにかく中村獅童が怖い。ヤバヤバな外見とメイン人格とのギャップからして既にかなりヤバイ人なのですが、更に怪演が加わりまして超ヤバイ人に。このキャスティングは成功と言えるのではないでしょうか。

ちなみにラストシーンは評価が別れると思います。
o325の感想・評価
小学生時代にいじめられていた十三(小栗旬)、同級生の赤井を含む3人組に硫酸で顔を焼かれた。いじめを通して臆病な十三の心の中に13号(中村獅童)という凶暴な別人格が宿る事に。
復讐すべく13号は赤井と同じアパート、同じ職場へ。一方大人になった赤井の傍若無人っぷりに変化はないものの家庭を持ちいじめの加害者であったことなどとうの昔に忘れていた、、、

何といっても中村獅童の演技が怖すぎる、逆に彼じゃなかったら成り立たないくらいに周りの演技が何とも、、、

僕は赤井が十三に気づいた時の「何年前の話だよっ、、、」と悪態つくシーンに全てが詰まっていると思います。皆さんの胸糞な場面もそうだろうと思ったし、そのくらいしてもらわないと!と思うくらいでした(あくまで映画なので)そしてようやく出た言葉の「ごめんな、、、」ここで13号の心は壊れるわけですが、赤井という男はどこまで行っても身勝手で大嫌いな男に僕の中ではめでたくなってしまいました。ここは人それぞれだと思いますが、、、
ラストには、もしどこかで何らかのアクションを起こしたら上記のような未来ではなかった、、、という回想シーンがありますがそんなに単純な話でいいのかと甚だ疑問です。
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