トーク・トゥー・ハー

トーク・トゥー・ハー

作品情報

新着感想・ネタバレ

HMworldtravellerの感想・評価
ああ、観てはいけないものを観てしまった気分。彼の愛情の形は、盲目的な献身であり、偶像崇拝の歪んだ形でもあり、幼児的な一途性とも変態・狂気の沙汰とも取れる。

植物状態にある女性への愛を描いた、スペインの異色作です。

彼がしたことは許されることではなく生理的に嫌悪感を抱いても不思議ではない展開。なのに、なんだろう?不快感というよりは、切なさと、やり切れなさと、ざわざわする感じが入り乱れた 言葉にし難いこの感覚。変態という言葉で片付けられないのは、彼の特異な思春期にその原因があるのが明らかなことと、その行動に”常人の大人の” 判断や計算が無いから。

話しかけるという行為、コミカルなタッチと強烈過ぎる内容が脳裏に焼きつく 劇中のサイレント映画、動物的な生々しさ、異質な環境で育った男の悲しさ・・・。人と人との関わり、生と性、愛情の対象無しには生きられない人間の本質などを突き付けられる映画。
Yukari__Nakaoの感想・評価
究極の愛を描いています。

女性目線から言えば、少々複雑な内容ではありましたが
私はそこまで嫌悪感はなかったです。

スペイン映画をあまり見たことがなかったのですが
音楽も闘牛シーンも美しいなと思いました。
igagurichanの感想・評価
母に「すごく良かった映画があるから一緒に観に行かない?」と誘われて観たのがこの映画です。ラストシーンの劇場で1つ分空いた席の解釈をしてくれる母にドン引きするも、嫌悪感を持たずに観られる感性を持った母すげーよ…と思ったものです。
物語は昏睡状態の女性を献身的に介護する男の話。彼が彼女に捧ぐ愛は一方的。いや、正直気持ち悪いんです。介護士役のベニグノが。見返りも求めず、自分の人生も全く考えず、昏睡状態の彼女を愛するのみ。純粋過ぎる無償の愛。
彼女に彼の言葉は聞こえていたのかな?でも「あの事件」私は彼はやってないと思うのです。状況的にも彼しかいないのは分かるのですが…「ベニグノ」と言う名前はスペイン語で優しい、無害と云う意味らしいです。黙秘するのも自分では動く事が出来ない、その立場になりたかったからじゃないかなぁ~なんて考えたりして。うーん…でもやっぱり変態がチラ見えして嫌な感じなのですがね…。
ciatrをフォロー: