SWEET SIXTEEN

SWEET SIXTEEN

作品情報

新着感想・ネタバレ

Moto_Ishidukaの感想・評価
題名にだまされたといっていいほどに衝撃を受けた作品だった。
16歳の甘い青春なんてものはこの映画には存在しない。今日を生きれても明日はわからない。クスリと銃とナイフとが町中にあふれている。タバコを売るのと同じ感覚でクスリを売りはじめた主人公のたったひとつの夢は母と幸せに暮らすこと。ただそれだけだった。早く大人になろうとする彼の行動の裏には全てにおいて母の存在があった。まだ子供なのに、まだ子供なのに、まだ子供なのに。母を思ってする行動全て16歳の子供がすることとは考えられない、その差がまだ胸をついた。
ラストにつれて観てるのも耐え難くなって、目を覆いたくなるようなシーンはそれを誰も望んでいなかったからだと思った。この作品みたら母に電話をしている自分がいるはず。声を聞きたくなるはず。
ohayou_nihonの感想・評価
なんの予備知識もなく鑑賞。15歳から16歳になる労働者階級の少年を描いている。主人公のリアムの母親はヤクの売人である恋人の身代わりで刑務所に服役している。リアムは数週間後に出所する母親と一緒に住みたいために、家を買うことを決め、初めは親友とタバコを売っていたが、ヤクを売る事に手を出し、親友と売り捌いているが、色々と出来事が起きる。

15,16歳はすごく多感な時期で、ヤクを売りさばくことにてを出してしまうが、心や感情はそのままの純粋な少年で、母親と普通に一緒に暮らしたいという気持ちだけが強く、普通の幸せを手に入れるために普通ではないこと、危険なことに手を出してしまわなければいけないリアムの現実が、なんだか辛かった。

sweet sixteenという、タイトルだけだと楽しい青春を思い浮かべてしまっていたが、クライマックスに向けて救いようがなさすぎる主人公の姿が画面に映し出され続けて、終わりまで辛くてどうしようもなかった。

ラストの海でのシーンでは主人公は何を思っていてあの後どうなったのだろうかと考え込んでしまうくらいやりきれない気持ちでいっぱいだった。誰かリアムの救いになってあげられる人は居ないのかと少しばかりの怒りもこみ上げてきて、様々に感情が揺れ動いた作品だった。

tategotoの感想・評価
2008.3月に鑑賞
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