ペイ・フォワード 可能の王国

ペイ・フォワード 可能の王国

作品情報

新着感想・ネタバレ

HMworldtravellerの感想・評価
【”幸せになるためのねずみ講” は社会を良くするか?】

中学校の社会科の授業で生徒達に与えられた「もし自分の手で世界を変えたいと思ったら何をするか?」という課題。これに対して主人公トレバーが考えたのがペイ・フォワードだ。自分が受けた善意や思いやりをその相手に返すのではなく別の3人に渡す。ネズミ講と言うと聞こえが悪いけれど「思いやりの輪を広げよう」「人に何かをしてあげると回り回って自分のところにも返ってくる」というのがコンセプトだろう。

たかが (と、あえて言う)社会の課題なのに、自ら考えたアイデアを実践しようと必死になるトレバー。彼を突き動かし、そうまで必死にさせたのは、事実上 母子家庭であることや父親の暴力など彼の境遇から来るものが大きい気がする。人に親切にすることで最終的には自分もきっと幸せになれる。トレバーにそんな思考や計算は無かったと思うけれど、心の奥の、自分でもそれと気づかない”温かさや平穏を求める気持ち” が働いたように思う。

平凡な1人の少年のアイデアから広がるはずの幸せの循環。たが、現実は厳しくそうそう思い通りには事は運ばない。善意が相手に伝わらなかったり、伝わったところでその人が次に渡すとは限らない。それは充分過ぎるくらいにわかる。だけど、このラストにはどうしても納得がいかない。なぜ、こうなる?これではペイ・フォワードを否定しているように見える...
maritsuの感想・評価
幸せの"ネズミ講"。自分の受けた親切を3人に渡すムーブメントを起こし世界を幸せにしようとした少年役は、今は見る影もないハーレイ・ジョエル・オスマントくん…
Ryosuke__Osakiの感想・評価
人への親切をつなげる、このシンプルでありながら最も難しい。
ciatrをフォロー: