ゴールデンボーイ(1998)

ゴールデンボーイ(1998)

作品情報

原題 Apt Pupil
製作年 1998年
日本劇場公開日 1999年6月26日
製作国 アメリカ
上映時間 112分

新着感想・ネタバレ

whentheycryの感想・評価
イアン・マッケラン&ブラッド・レンフロという組合わせでよくあるハリウッドの大味映画かと思ったら全然違った。

少年の純粋な好奇心が年老いたナチス党員を追い詰め、封印されていた狂気が蘇り、少年に伝染する。
人間は人を支配したり自信がみなぎるということにとてつもない快感を覚えてしまうのでしょうか。
僕は映画を通じて歴史や社会情勢など学ぼうとしてる節があるのでトッドの好奇心と近いものがあるのかもしれないという恐怖を抱きました。

日本のキャッチコピーの「教えて、人を殺すときの音を匂いを。」
この通り嫌々ながら老人は少年に当時の事を教えます。学校では教えられないこと、映画でも描かれないこと。それはとても恐ろしいことなのに実際に行われていたこと。縞模様のパジャマを着た少年や黄色い星の子供たちといった作品が頭に浮かび消したくても消えませんでした。

ハイスクールドラマを思わせる陽気な冒頭とは全く異なるラストは人間の恐ろしさをみせつけられます。


今更なのですが、ブライアンシンガーは変態だと思います。
TypeMageの感想・評価
ナチの軍服着せて延々と足踏みさせたり敬礼させたりするシーンは狂気に満ちています。
pleiades_ginの感想・評価
ストーリー
主人公のトッドは、ある日近所にナチスの元高官が住んでいることに気がつく。
彼は元高官のドゥサンダーに「通報されたくなければ当時の話をしろ」と命じる。拒絶しながらも話すことを強制されるドゥサンダーだったが、彼の口から徐々に当時が語られていく...


トッドの16歳という歳の刺々しさと、ドゥサンダーの閉ざされた過去がつまびらかになっていく様子はヒリヒリする良さがある。

トッドがドゥサンダーに行進することを強制するシーンは恐ろしい!
ラストはしっかりと「伝えられた」と思わされるキレの良さがある。

言うならばドゥサンダーにはもっと強烈にトッドを拒絶してほしかった。
呼び起こしちゃいけない思いと、相反する思いのメリハリが更に濃い方がと思ってしまう。
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