CUREキュア

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作品情報

新着感想・ネタバレ

southpumpkinの感想・評価
謎の連続殺人を追う刑事の映画。序盤こそサスペンス調ながら、萩原聖人演じる謎の男の登場により、この映画がSFホラー映画に収束していきます。難解な映画ですが、よくわからないからこそ溢れだす恐怖がこの映画にはあります。楽しみ方は人それぞれですが、個人的には「解説を読まないほうが良い」タイプの映画かと思います。
役所広司演じる刑事が家に帰るシーン。何も入っていない洗濯機の音が鳴る中、淀んだ空気が部屋中に張り込めています。何もお化けはでてきませんが、この不気味さなのです。
黒沢清が炸裂です。先日鑑賞した『回路』より、多くのシーンで例の突拍子もなく人が死ぬ、というのをやってきます。そもそも人が見栄え良く死ぬ、というのは映画ならではの演出。実際に人が死ぬ時は演出なんかないのだ、と思います。そもそも人が死ぬ、という行為は人間が忌み嫌っているだけで、作中に登場している(であろう)人間よりも高次元な存在は、死に対して寛容なのではとすら思います。
Koichiro_Uematsuの感想・評価
苛立ちと混乱が喉元までせり上がってくる不気味さがある。名作。
1231netabareの感想・評価
ネット配信。

やっぱり、難解ですね。見終わってあれこれ考察するのが楽しいタイプの映画です。
ラストの描写は間宮以上の化け物に高部はなってしまったということなんでしょうかね?
そして、本作のキーパーソン間宮を演じる萩原聖人の演技が実に素晴らしいのです。人としてのなにかが欠損している、本当に危険人物であるのに警戒できない青年を化け物を怪演されています。

映画自体は日常の中に当たり前に非日常が起こっているという、描写がされているので面白いです。
殺人のシーンなんかは普段の何気ないシーンを時間をとって写しているなかに組み込まれるので、観ているこちらはそのときはじめてハッとさせられます。実に興味深い映画でした。
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