悦楽共犯者

悦楽共犯者

作品情報

新着感想・ネタバレ

Kaobelの感想・評価
十人十色
目覚め
内なる秘事
自分が知らない自分に気付く、
人間て面白い、底無しだ。

Alan_Silasの感想・評価
独特な雰囲気。
aizome__の感想・評価

悦楽共犯者/ヤン・シュヴァンクマイエル
私が映画にどハマりするきっかけとなった作品。
チェコのシュルレアリスムアーティスト、ヤン・シュヴァンクマイエルの作品。
数人の登場人物たちが、一目をはばかり黙々と何かの作業に没頭する前半部分。意味ありげな視線がなんとも不穏な雰囲気を醸し出す。
一体これからどんな事件が起きるのだろうととにかく焦らして焦らしてドキドキ感が高まる中、それぞれに”何か”の準備を進める登場人物たち。
その作業の正体が明かされると同時に一気に露わになるシュヴァンクマイエルの奇特なオナニー世界。
一人は作り物の人形に対し、鶏の仮装で襲いかかり、一人はせっせと丸めたカンパーニュを耳や鼻に流し込む。また一人は魚に足の指を舐めさせ、一人は美人キャスターのニュースを見ながら自作背中なでなで機で性欲を慰め、一人は謎のボディブロウ機材を作り上げ自らの体を撫で回す。
一心不乱にオナニーに心酔する彼らを見ていると、全く自分のオナニーとはなんだったのかと世界の広さみたいなものを知ることになる。
そんなわけでことを終えた彼らだったが、そのうちの一人が次のオナニー素材を見つけ自宅に戻ると、そこには不穏な空気が流れていた・・・。
実際自分で言っていても何がオナニーなのか、何が起こっているのか、全くわけのわからない皆目見当もつかないシュヴァンクマイエルのキメラ的世界。
ハリウッド大作や学園ラブコメに食傷気味のみなさんは、たまにはこういう”映画”を観てみて映画の奥深さ、世界の広さをもっと知ってみるといいのではないだろうか。
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