許されざる者 (1992)

許されざる者 (1992)

作品情報

原題 Unforgiven
日本劇場公開日 1993年4月17日
製作国 アメリカ

新着感想・ネタバレ

kanimityの感想・評価
初めての西部劇
オーソドックスな西部劇ではないみたいだけど凄くよかった
さすがクリントイーストウッド
Shinya_Agoの感想・評価
記録用
southpumpkinの感想・評価
暴力に溺れ暴力から逃れることができないガンマンが賞金稼ぎにとある街にやってくる、という西部劇のテンプレートをなぞった作品でありながら、随所に意味深長なシーンを挟んで実に味わい深くしたクリント・イーストウッドの傑作でした。久々に難解な映画を鑑賞したので独自に解釈を進めたいと思います。
脇役として登場した小説家にこの作品を読み解くヒントがあるのだと感じました。この作品には「伝説」の歪みに対する皮肉が込められていると思います。登場するガンマンの多くは登場してすぐこそ各々に名の知れたガンマンであることを仄めかします。キッドもネッドもボブも保安官も、そしてイーストウッド演じるマニーもです。当然今までの西部劇であれば腕利きのガンマンたちが打ちあう絵を想像するのですが、そうならないのが本作。キッドは近視だし、ネッドは年老いてもうダメ、ボブは嘘つきだし、保安官もマニーを目の前にして何もできない。現実には「西部劇」ほど甘くなく本人や他人の誇張により伝説化されてしまうのです。その伝説を語り、「西部劇」を作るのが小説家の役目なのです。マニーは確かにラストシーンで激しい銃撃戦を制しました。しかしそれは親友であるネッドを殺されたことによる復讐なのです。悪はマニーにあり、保安官は善であったのです。しかし、マニーの行いは小説家によって「憎き保安官を殺したヒーローである」とされ「西部劇」になるのです。つまりこ...
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