2019年9月11日更新

沢尻エリカ出演おすすめドラマ&映画15本を紹介!女優復帰後の活躍が輝かしい【2020年最新版】

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沢尻エリカ

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沢尻エリカ出演のおすすめドラマ&映画を紹介!『ヘルタースケルター』や「人間失格」を含む2020年最新版

時に繊細に、時には狂気的に、幅広い役どころを演じてきた女優・沢尻エリカ。30歳を過ぎて落ち着いた雰囲気の女性になり、同世代を中心に高い人気を得ています。 一時は“お騒がせ女優”と呼ばれるも、2012年に映画『ヘルタースケルター』で見事な復活を遂げ、再ブレイクを果たしました。2019年最新の出演映画「人間失格」では、文豪・太宰治と愛人関係になる、妖艶な魅力溢れる役に注目が集まっています! 今回は、そんな沢尻エリカの出演作品を厳選して紹介!彼女の基本プロフィールとともに、ドラマ&映画のおすすめ作品を15本紹介していきます。

沢尻エリカのプロフィールを紹介!

沢尻エリカは1986年4月8日生まれ、東京都出身。日本人の父親と、アルジェリア系フランス人の母親の間に誕生した、ハーフ美女女優です。小学生の時に芸能界デビューし、2005年の映画『パッチギ!』、ドラマ初主演作『1リットルの涙』で一躍有名になりました。 着実にキャリアを積むも、2008年の主演映画『クローズド・ノート』公開後に芸能活動を休止し、2010年に活動を再開。その後、清純派の殻を破って悪女や母親役にも挑戦し、ドラマ『不能犯』や映画『新宿スワン』などの話題作に出演しています。 私生活では2009年にクリエイターの高城剛と結婚しましたが、翌年に離婚の意志を表明。2013年に離婚が成立するまで泥沼化し、連日ワイドショーを賑わせました。

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沢尻エリカ出演おすすめドラマを厳選して紹介!

ここから、沢尻エリカが出演しているドラマを厳選して紹介していきます! 難病に侵された少女、ひたむきな愛を注ぐ母親、カッコいいホテルウーマンなどなど……、彼女の演じ分けと演技力のすごさがわかる9本です。

『1リットルの涙』(2005年)

『1リットルの涙』は木藤亜也のノンフィクション同名小説を、主演の沢尻エリカ、錦戸亮らの共演でドラマ化した、感動のヒューマンドラマです。本作の半年後を描く、SPドラマ「特別編〜追憶〜」が2007年に放送されました。 小脳や脳幹の萎縮で少しずつ体の自由が効かなくなり、最後には全ての運動機能を喪失してしまうという、不治の病「脊髄小脳変性症」。難病に絶望し、涙しながらも懸命に生きた池内亜也と、彼女を支えた家族、恋人や友人の愛にあふれた日々を描きました。 沢尻エリカは15才の若さで難病に侵され、障がいを背負うことになる難役を好演。2006年度のエランドール賞、第43回ゴールデン・アローの新人賞に輝きました。

『タイヨウのうた』(2006年)

主演を山田孝之と沢尻エリカが務めた『タイヨウのうた』。YUI、塚本高史主演の同名映画、2018年制作のハリウッドリメイク版も存在する人気作品です。 難病の「色素性乾皮症(XP)」を患い、陽の光を浴びることができない雨音薫と、彼女と出会った少年・孝治の切ない純愛ラブストーリーです。薫は孝治が捨てたギターを拾ったのをきっかけに歌手を志し、彼との仲を深めていくも、病は少しずつ進行していて……。 薫を演じた沢尻エリカのまだあどけない笑顔と、儚げな雰囲気が印象的な作品です。Kaoru Amane名義で劇中歌(及び挿入歌)も担当し、爆発的なヒットを記録しました。

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『悪女について』(2012年)

1978年にテレビ朝日でドラマ化され、舞台化もされてきた有吉佐和子の同名小説を、沢尻エリカ主演で再ドラマ化したTBS版『悪女について』。 全く衰えない美貌と商才によって、一代で巨万の富を築いた才女と謳われる裏で、スキャンダルにまみれた魔性の女・富小路公子の生涯を描きます。若干20歳で実業界に現れ、突然、謎の死を遂げた彼女の本当の姿とは、その死の真相とは何だったのでしょうか。 沢尻エリカは「虚構の女王」と悪評を立てられた公子の、15歳~40歳までを熱演。貧しく可憐だった少女が、女を武器に男を翻弄する悪女へ変貌していく様を演じました。

『ファースト・クラス』(2014年)

沢尻エリカが8年ぶりに地上波連続ドラマの主演を務めた『ファースト・クラス』。土曜の深夜枠ながら高視聴率を記録し、同年中に続編『ファーストクラス』が放送されました。 本作のテーマは、女性間において態度や言葉で自分の優位性を誇示し、上下関係を格付けをし合う“マウンティング”の生態を描くこと。ファッション雑誌の編集部に勤める吉成ちなみが、先輩やモデルからの壮絶ないじめを乗り越え頂点に立つ、現代版シンデレラストーリーです。 沢尻は仕事と真摯に向き合う主人公を好演し、新たなファンの獲得に成功。泥沼の人間関係や、登場人物の本音をテロップで表示する演出も話題を呼びました。

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『ようこそ、わが家へ』(2015年)

『ようこそ、わが家へ』は池井戸潤の同名小説を、相葉雅紀主演で映像化した月9ドラマです。沢尻エリカはヒロイン・神取明日香を演じ、月9ドラマ初出演を果たしました。 ある日、売れない商業デザイナーの倉田健太が、駅で割り込み乗車をした男性を注意します。しかし、その日から倉田一家はストーカーから地味な嫌がらせを受けることに!健太は家族や同僚との絆を支えに、犯人が誰なのか突き止めようとしますが……。 神取明日香はタウン誌の記者で、健太と共に犯人の「名無しさん」を追う女性です。毎話、小道具や演出など緻密な伏線が張られており、細部まで見逃せません!

『母になる』(2017年)

沢尻エリカが主演を務め、初めて“母親役”に挑戦したドラマ『母になる』。「母になるとはどういうことか?」をテーマに夫婦、親子、家族の在り方を問います。 柏崎結衣は9年前、夫・陽一との間にもうけた一人息子、広を何者かに誘拐されました。それが原因で陽一と離婚し、孤独に暮らしていた彼女は、成長した息子と再会。空白の期間、広は門倉麻子という女性に助けられ、実の親子のように暮らしていました。 沢尻は広の「生みの親」として葛藤し、成長していく結衣を丁寧に演じています。「育ての親」を演じた小池栄子とのバトルは、2人の真に迫る演技に注目が集まりました。

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『不能犯』(2017年)

dTV『不能犯』
(C)宮月新・神崎裕也/集英社  2018「不能犯」製作委員会

宮月新原作、神崎裕也作画による人気コミックを、ホラー映画『貞子vs伽椰子』などの白石晃士監督がドラマ化したdTVオリジナルドラマ『不能犯』。2018年には映画版も公開され、ドラマ版と同じく松坂桃李が主演を務めました。 実証が困難で裁くことができない、呪いや洗脳などを手口とする“不能犯”こと、宇相吹正(うそぶき・ただし)の犯罪を描くサイコサスペンスです。 沢尻エリカはただ一人、宇相吹に心を操られない女性刑事・多田優子を演じました。優子は原作の多田友樹にあたる役どころのため、ドラマ版でも正義感に溢れる男勝りな女性像に!沢尻にとっては初めての刑事役となり、アクションにも挑戦しています。

『ハゲタカ』(2018年)

『ハゲタカ』は真山仁の同名経済小説を、綾野剛の主演でドラマ化した作品です。2007年にNHKでもドラマ化されており、テレビ朝日版『ハゲタカ』として復活しました。 伝説の企業買収者・鷲津政彦が、“ハゲタカ”と激しくバッシングされながらも、経営難の名門企業などを鮮やかに買収していく様を描きます。沢尻エリカ演じるヒロイン・松平貴子は、現代女性が憧れるしなやかさと、芯の強さを兼ね備えたデキる女です。 冷静沈着なホテルウーマンで、後に鷲津の最大の敵となっていく役どころでした。綾野とは映画『新宿スワン』以来、3度目の共演となり、息のあった演技を披露しました。

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『麒麟がくる』(2020年)

2020年1月から放送予定のNHK大河ドラマ第59作『麒麟がくる』。大河ドラマでは初めて、明智光秀を主人公に据えた本作で、沢尻エリカは大河初出演を果たすことになりました。 織田信長、斎藤道三ら英傑たちの父親世代から始まり、光秀が主君・信長に謀反を翻した本能寺の変に至るまでの、「戦国ビギニング物語」が描かれます。最新の研究成果も踏まえつつ、光秀の謎多き半生や武将たちの従来の解釈とは異なる一面にも触れるとのこと! 主演キャストは長谷川博己、共演には光秀の妻を演じる木村文乃、西村まさ彦や門脇麦、本木雅弘など豪華俳優陣が集結しました。沢尻は斎藤道三とその正妻・小見の方の娘で、織田信長の正妻として嫁ぐことになる女性・帰蝶(濃姫)を演じます。

沢尻エリカ出演おすすめ映画を厳選して紹介!

ドラマでは難病や逆境に立ち向かう、真っ直ぐな女性の役のイメージが強い沢尻エリカですが、映画では少し尖った作品にも出演してきました。デビュー当初の清純な少女のイメージから、大人の女性の色気が増してきた現在までの軌跡をたどっていきましょう! ここからは、沢尻が出演している映画の中からおすすめの6本を紹介していきます。

『パッチギ!』(2005年)

主演に塩谷瞬、高岡蒼佑、沢尻エリカを迎えて制作された、井筒和幸監督作『パッチギ!』。2007年にキャストを一新し、続編的扱いとなる「LOVE&PEACE」も公開されました。 物語の舞台は、1960年代後半の京都。日本人の少年と在日朝鮮人の少女の恋を軸に、日本と朝鮮、人と人の心、様々な壁を破っていく様を描いた青春ドラマです。 沢尻エリカは在日朝鮮人のリ・キョンジャを演じ、第29回日本アカデミー賞、第30回報知映画賞などその年の新人賞を総ナメにしました。まだ幼さの残る沢尻がフルート吹く姿はもちろん、貴重なチマチョゴリ(韓国の民族衣装)姿も必見です!

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『クローズド・ノート』(2007年)

『クローズド・ノート』は雫井脩介の同名小説を、主演に沢尻エリカ、竹内結子を迎え映画化したミステリータッチのラブストーリーです。 女子大生の堀井香恵が、引越し先のアパートで前の住人・伊吹が忘れていった日記帳を見つけたことから物語は始まります。日記には最愛の人への想いが綴られており、伊吹に興味と共感を抱いた香恵はやがて、衝撃の真実にたどり着くのでした。 沢尻エリカは偶然手にした日記帳から、人生を大きく変えていくヒロインを演じました。伊吹の恋とシンクロするように、香恵が自分の恋に悩む切ない姿に胸を打たれます。

『ヘルタースケルター』(2012年)

岡崎京子の同名大人気コミックを、蜷川実花監督が沢尻エリカを主演に迎え、独特のビジュアルで映画化した『ヘルタースケルター』。本作は興行収入20億円超えの大ヒットを記録し、アジア各国でも公開されました。 主人公はほぼ全身を美容整形し、モデルの頂点に上りつめた“りりこ”。彼女が整形の後遺症に身体と精神を蝕まれ、転落していく過程を、過激な性愛描写を交えて描き出しました。 沢尻は5年ぶりの映画出演となり、欲望と狂気にまみれたヒロインを怪演しています。日本アカデミー賞優秀主演女優賞に輝き、劇的な女優復帰を果たすことに!蜷川監督の世界観と、沢尻の振り切った演技が織りなす衝撃のドラマに注目です。

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『新宿スワン』(2015年)

和久井健の人気コミックを、園子温監督が映画化した「新宿スワン」シリーズ。主演は綾野剛が務め、2017年に続編『新宿スワンⅡ』が公開されました。 舞台は日本最大の歓楽街、新宿歌舞伎町。女性を水商売、風俗、AVの世界へ送り出し成り上がる、スカウトマン同士の熾烈な抗争が描かれます。沢尻エリカ演じるヒロイン・アゲハは、店長の暴力から救ってくれた主人公と出会い、恋人になる風俗嬢の役でした。 出演時間こそ短いものの、主人公に対して子どものような表情を見せる沢尻の可憐さ、ピュアな可愛らしさを存分に堪能できる作品です。ちなみに、沢尻エリカは『新宿スワンⅡ』では続投していないので、注意してくださいね!

『猫は抱くもの』(2018年)

『猫は抱くもの』は大山淳子の同名小説を、6年ぶりの映画主演となった沢尻エリカ、吉沢亮の共演で映画化したハートフルストーリーです。 こじらせ系アラサー女子・沙織は、元アイドルの肩書きとスーパーで働く現実とのギャップに苦しみ、投げやりな毎日を過ごしていました。そんな彼女が唯一心を開いている飼い猫・良男は、自分は沙織の“人間の恋人”だと信じ込んでいて……。 沙織が売れない画家の「ゴッホ」と出会ったことで、一人と一匹の関係に変化が!?猫と人間の不思議な恋の行方が、擬人化やアニメーションを折り混ぜて描かれます。沙織は元アイドルの役だったため、沢尻は劇中で歌と踊りにも挑戦しました!

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『人間失格 太宰治と3人の女たち』(2019年)

太宰治の小説『人間失格』の誕生秘話を、主演の小栗旬×蜷川実花監督のタッグで描く、映画「太宰治と3人の女たち」が2019年9月13日に公開されます。 酒と薬と女に溺れ、最期には“日本文学史上最大のスキャンダル”とも呼ばれる、愛人との入水自殺を遂げたことで知られる文豪・太宰治。彼の生涯と名作『人間失格』の裏にあった禁断の恋の実話を、正妻と2人の愛人、それぞれの視点から紐解きます。 沢尻エリカ演じる太田静子は太宰治の愛人兼弟子で、小説『斜陽』のモデルとされる女性。太宰の創作のために自分の日記を提供し、男女の関係を持つ役どころです。太宰との子どもを熱望する資産家の令嬢を、その可憐な魅力で演じます。

沢尻エリカの再ブレイクはまだまだ続く!?今後の活躍にも期待

今回は、沢尻エリカの出演作品からおすすめ作品を紹介してきました。若さ故の過ちを乗り越えて、人間的にも女優としても成長遂げ、魅力的な女性になりましたね。 その裏には、デビュー時から難しい役どころを演じ切ってきた演技力の高さと、一本芯の通ったブレない心があったのでしょう。2020年には自身初の大河ドラマ『麒麟がくる』の放送も控え、今後さらに演技の幅を広げるのか、彼女の活躍から目が離せません!