2015年12月26日更新 3,820view

2015年海外批評家が最も高く評価した映画20選

映画を選ぶときに、人の評価など全く気にしないという人もいるでしょう。しかし、評価が高い映画にはそれなりのロジックや理由があるはずです。今回はwhatculture.comより2015年海外批評家が最も高く評価した映画20選を紹介します。

1.トコトン突き詰めたリアリズムを批評家が評価!?『ボーダーライン』

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督エミリー・ブラント主演『ボーダーライン』

Rotten Tomatoes 93%(レビュー数205) 

麻薬捜査官ケイト(エミリー・ブラント)が重大なミッションを遂行するために、メキシコの麻薬組織とアメリカの警察が激しいバトルを繰り広げる国境付近へ向かうことに。そこでケイトは惨劇を目撃することになります。

『灼熱の魂』で一躍注目を集め、衝撃のサスペンス『プリズナーズ』、不思議な世界観で観客を魅了した『複製された男』で実力を見せつけた監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ。彼が次にどんな作品を撮るのか?それは映画ファンの中で最大の関心事のひとつでした。

ドゥニ・ヴィルヌーヴ最新作は人の心を強く捕らえ、観る人の心を揺さぶる映画『ボーダーライン』です。

麻薬捜査官ケイト・メイシーが主人公の映画、終始ダークな雰囲気で物語は進み、雷が落ちたかのように衝撃的な瞬間が訪れます。とことん突き詰めたリアリズムによって、ほろ苦いテイストの作品に仕上がっています。

エミリー・ブラント、ベニチオ・デル・トロの素晴らしいパフォーマンスが今作を他の映画から数段上のレベルの映画に押し上げ、美しい映像や断固としたアプローチが批評家に受けているようです。

2.監督と主演女優の相性の良さを見せつけたスパイコメディ!?『スパイ(原題)』

ポール・フェイグ監督メリッサ・マッカーシー主演『スパイ』

Rotten Tomatoes 93%(レビュー数211)

『スパイ』は『ブライズ・メイズ 史上最悪のウェディングプラン』で知られるメリッサ・マッカーシーがスパイを演じているコメディ映画です。

メリッサ・マッカーシーがスパイを演じていることからも分かるように、今作には太っていることをネタにしたジョークが満載。監督は『ブライズ・メイズ 史上最悪のウェディングプラン』でメガホンを取ったポール・フェイグ、ふたりは互いのポテンシャルを最大限引き出すことが出来るようです。

何も考えず楽しめる素晴らしいエンタテイメント作品となっています。

3.クラウドファンディングで資金調達したストップモーションアニメ映画!?『アノマリサ(原題)』

チャーリー・カウフマン監督『アノマリサ(原題)』

Rotten Tomatoes 96%(レビュー数49)

他人と深く付き合うことが出来ない男が、出張中に全く知らない人物に出会うことで、少しづつ人生の意味を見出していくストーリー。

『マルコヴィッチの穴』『エターナル・サンシャイン』の脚本を担当、『脳内ニューヨーク』でメガホンを取ったチャーリー・カウフマンの最新作はストップモーションアニメ映画です。

悲しく、可笑しい、深い、ヒーローはいない、誰もが壊れた存在など、カウフマン作品に一貫したテーマが今作でも描かれています。

カウフマンがストップモーションアニメという手法を使ったことで、彼の頭の中で描いたありとあらゆる風景やイメージが細かいディテールまで具現化されています。

“キックスターター”というクラウドファンディングで資金調達したことでも話題になっていました。

4.メロドラマのようなプロットなのにメロドラマには仕上がっていない良作!?

tophelos
2015/09/05 テアトル梅田
残念ながら観逃したままの「東ベルリンから来た女」と同じ監督、キャストによる本作。第二次大戦後、アウシュヴィッツ強制収容所から奇跡的に生き延びた女性がひたむきに愛を問う姿を、サスペンスタッチで描いている。顔を負傷したために受けた整形手術によって妻本人であることに気がつかない夫との不思議で危うい関係は、ラストでひとつの結末を迎えるわけだが、それがどのような意味を持つのかは観た者の受け取り方に委ねられているように思う。主人公が声楽家という設定で、「スピーク・ロウ」というジャズナンバーが重要なキーとなっており、非常に印象的である。観逃した「東ベルリンから来た女」も是非とも観なくては。

クリスティアン・ペッツオルト監督『あの日のように抱きしめて』

Rotten Tomatoes 98%(レビュー数91)

第二次世界大戦が終わった直後のドイツが舞台、強制収容所で顔に大けがを負った女性が顔の修復手術を受け、全く別の顔に。戦争で生き別れになった夫と再会を果たしますが、変貌した容姿の妻に夫は気がつきません。

今作は興行的な数字だけを見れば大したことないものの、批評家から高い評価を得ている作品です。1961年にユベール・モンテイエが発表した小説を基に、クリスティアン・ペッツオルトがメガホンを取った作品、過剰になり過ぎず、抑えた演出で物語が進むサスペンスドラマです。

ある批評家は今作をこう評しています。

“クリスティアン・ペッツオルトの『あの日のように抱きしめて』はダークなメロドラマのようなストーリーを、メロドラマティックではない手法で描いている。”

5.完璧な公式を使って安定のエンタテイメント作品に!?

Ken_Chang
MIシリーズでデパルマ版以来の星5です
m9( ゚д゚)ビシッ

要因は二つございまして、一つはベッピンさんとトムが色恋沙汰にならなかったこと

もうキスシーンで終わるエンディングは飽き飽きしてんし、途中までそれを匂わせておりましたが、見事クールに立ち去ってくれました

逆にクールですよ、ええ

もう一つの要因はラスボスとの決着のつけ方がかなり秀逸でした

ちょースカッとします

秀逸というか、上手く機転利かせてヒーローの銃弾1発でバン!とか見飽きてますからね、これもどう決着付けるのかな〜と、裏で何やら仲間達がやってたので、そう来るとは思いませんでした

要するに5シリーズも続いて、先入観ありありで観てたので、展開を良い方に裏切り続けてくれました

オモロイ

クリストファー・マッカリー監督『ミッション:イン・ポッシブル/ローグ・ネイション』

Rotten Tomatoes 93%(レビュー数256)

『ミッション・イン・ポッシブル』シリーズは完璧な公式を基に制作されている作品です。(“カリスマ性(トム・クルーズ)+シンプルなスパイストーリー+激しいアクションシークエンス=お金”)

今作もこの公式に基づき製作され、成功は公開前から決まったようなものでした。ヴィランに関して言えば、少し改善の必要があったかもしれませんが、『ミッション:イン・ポッシブル/ローグ・ネイション』は安定感あるエンターテインメント作品に仕上がっています。

ある批評家は今作をこう評しています。

“5作目にして、クルーズはMIの公式を完成させた。シンプルなスパイストーリー、そこそこのコメディ、そして、とてつもなく長いにもかかわらず、それでもインパクトが途切れないアクションシークエンス。”

6.引退したクラシックピアニストを映像に収めた傑作ドキュメンタリー!?『シーモア:アン・イントロダクション(原題)』

イーサン・ホーク監督『シーモア:アン・イントロダクション(原題)』

Rotten Tomatoes 100%(レビュー数57)

ビフォア3部作などで知られる俳優イーサン・ホークが撮ったドキュメンタリー。輝かしいキャリアから退き、音楽教師としてつつましい生活を送る、クラシックピアニスト、シーモア・バーンスタインを映像に収めた作品です。

ドキュメンタリーとしては、少々イーサン・ホークの題材(シーモア)への愛情が映画に投影され過ぎている感はあるものの、シーモアを通して、情熱、クリエイティビティへの献身などをしっかりと捉えられています。

イーサン・ホークがこの映画を通して伝えたかったことは、とてもシンプルなメッセージだったのかもしれません。

ある批評家はこう評しています。

“人として必要な、職人気質、知的好奇心、共感、このアーティストは自分の声を届けるために声を荒げる必要などないことを知っている。”

7.根深い宗教問題を痛烈に描いてカンヌで絶賛された作品!?

ロニ&シュルミ・エルカベッツ監督『GETT: The Trial Of Viviane Amsalem(原題)』

Rotten Tomatoes 100%(レビュー数66)

ユダヤ教の女性にとって離婚はハードルの高いことのひとつ。“GETT”という絶縁状がなければ離婚できないことが大きな要因で、この絶縁状を書くことが許されているのは夫だけ。今作の主人公、ユダヤ教徒の妻ヴィヴィアンは離婚するために裁判を起こすことになります。

政治、性差別、家族、宗教など根深い問題を痛烈に描いた今作は、カンヌ映画祭で絶賛された作品です。

この濃密なドラマはスペクタクルに頼らず、素晴らしい脚本とパフォーマンスによって映画のクオリティを高めています。

ある批評家は今作をこう評しています。

“離婚をテーマにしたこのドラマはとても痛烈で、この国で起きている議論の矢面に立っている。遠く離れた場所で観たとしても、それでも恐ろしい。”

8.2015年に生まれた傑作音楽ドキュメンタリー!?『エイミー(原題)』

アシフ・カパディア監督『エイミー(原題)』

Rotten Tomatoes 96%(レビュー数165)

2011年、27歳の若さでこの世を去ったイギリスのジャズシンガー、エイミー・ワインハウスのドキュメンタリー映画。『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』『シーモア:アン・イントロダクション(原題)』と並び、『エイミー(原題)』は2015年音楽ドキュメンタリーの傑作の1本です。

単に、エイミーを賛美したり、若くして生涯を終えたことを嘆いた映画ではありません。今作はエイミーの死を名声やプレッシャーに押しつぶされて起きた悲劇として描き、その責任の一端をあなたは感じることになるかもしれません。今作の鑑賞中に本物の涙を流すことになるでしょう。

ある批評家は今作をこう評しています。

“生々しく、しばらく頭から離れないドキュメンタリー。胸に突き刺さり、自由な精神への賛辞だ。”

9.現在世界で起きている悲惨な現状をまざまざと見せつけられる作品!?『ティンブクトゥ(原題)』

アブデラマン・シサコ監督『ティンブクトゥ(原題)』

Rotten Tomatoes 99%(レビュー数94)

マリを舞台に、幸せに暮らしていた音楽好きの親子がイスラム過激派の弾圧を受け、過酷な運命に巻き込まれていきます。

『ティンブクトゥ(原題)』はこの瞬間に世界で起きていることと、まさにリンクした作品です。

今作のヴィランは、グロテスクなアニメキャラタクターではなく、生身の人間たちです。殺人、レイプ、略奪など、イスラム過激派が行う数々の悪行を目撃することになります。

彼らには欠点があり、時におそろしいほど平凡です。しかし、彼らの行動は底知れないほど卑劣で、人間の所業とは思えない程恐ろしいものです。

イスラム過激派の犠牲者はメディアが報道するよりもはるかに多いことを改めて思い知らされる作品です。

10.『トワイライト』シリーズが苦手でも楽しめるヴァンパイアコメディ!?

taichimachima
ニュージーランドの首都ウェリントンで一緒に暮らすヴァンパイアの共同生活を描いたモキュメンタリー映画です。他にも書いてらっしゃる方いますが、邦題が若干いただけません。てっきり人間とヴァンパイアのおかしな共同生活的なものかと思ってましたが、あくまでヴァンパイア達の共同生活なんですね。
ただ内容はとってもよかったです!ヴァンパイアに関する色んな小ネタが混じっててところどころでクスッとさせられます。若干のグロはありますが、そんなの気にならないぐらいくだらなくて愛おしく思える映画です。

ジェマイン・クレメント監督『シェア・ハウス・ウィズ・ヴァンパイア』

Rotten Tomatoes 97%(レビュー数143)

『シェア・ハウス・ウィズ・ヴァンパイア』は、モキュメンタリースタイルのヴァンパイアコメディ。その情報だけ聞くと、今作の期待値は高くはないでしょう。

しかし、今作はモダニズムを説教じみない方法で非難するなど、さりげなくメッセージを入れ込み、しっかり笑えるヴァンパイアコメディに仕上げています。

ある批評家は今作をこう評しています。

“もしも『トワイライト』が気に入らず『ダーク・シャドウ』を見逃したのなら、この完璧なジャンルムービーをオススメする。”

11.”ルーム”とは母親の愛情いっぱいの創造!?『ルーム(原題)』

レニー・アブラハムソン『ルーム(原題)』

Rotten Tomatoes 97%(レビュー数144)

映画が始まってからしばらく経つと、恐ろしい事実が明らかになります。そして体にゆっくりと毒が回るような感覚を味わうことになるでしょう。

また、主要キャラクターふたりにとっての牢獄、無謀な希望の対象、などタイトルの“ルーム”には様々な意味が込められています。

2015年の作品の中で、今作程、衝撃的展開を迎える映画は少ないはずです。しかし、今作は他の大手映画スタジオが作るようなタイトなウェルメイド作品ではありません。独特の世界観で切迫感を生み出している素晴らしい作品です。

ある批評家は今作をこう評しています。

“この映画はセンセーショナルでも甘ったるいものでもない。力強く、やさしい母親の愛情が源の創造を賛美している。”

12.今必要なメッセージが込められた大人も子供も楽しめる良作!?『パディントン』

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遥か昔あった人間とクマ達の1度の交流が、長い時間を経て彼らを人間の世界に導くことになる。ハチミツならぬマーマレードが好物な主人公のクマ・パディントンの家探しをテーマとし、ある家族との出会いから互いに成長していくハートフル・ストーリー。彼がかぶっている赤い帽子は、人間とクマとの友情の証!また、コメディ要素もかなり多く、パディントンの生きて来た世界と文明のミスマッチから生まれる笑いが面白いし、人間の少し奇妙な部分をクマの視点から観れるというのも面白いです。人間社会に降り立った動物とそれを邪魔する悪の存在という構成は、『ひつじのショーン』にそっくり。

絵本的な表現による人物紹介や少しファンタジックな近未来的世界観が垣間見える図書館。ピタゴラスイッチのような演出も見られ、映像としてお洒落なのでそれだけで楽しめます。シリアスな映画では決してなく、使い古されたテーマではあるので、新しさを感じる事はあまり有りませんでしたが、『くまのパディントン』がそれなりのクオリティで実写映像化されたというだけで、素晴らしい意味を持つ映画だと思いました。日本でクマ映画と言えば下品な方が定着しつつありますが、さて、イギリスから来た上品な方のクマは日本で流行るかな…?

ポール・キング監督『パディントン』

Rotten Tomatoes 98%(レビュー数130)

イギリスの児童文学『パディントン』を基に制作された映画。

ごくたまにハリウッドは小さな子供に愛されているキャラクターを使い、素晴らしい傑作を生み出すことがあります。『パディントン』はまさしくその1本です。

魔法のようがかかったようなこの映画はニコール・キットマンなど素晴らしいキャストに支えられています。ストーリーは子供向きになり過ぎていない絶妙なバランスに。感動的で面白く、時に悲しい今作は何度も楽しめる良作です。

ある批評家は今作をこう評しています。

“忍耐、許容など、今世界に必要なメッセージが込められたチャーミングな作品。”

13.ホラー映画を称賛しない批評家も認めたホラー!?『イット・フォローズ』

デビッド・ロバート・ミッチェル監督『イット・フォローズ』

Rotten Tomatoes 96%(レビュー数196)

『イット・フォローズ』はセックスで呪いが移ってしまった女性が主人公。呪いを解く方法はセックスをして他の人に移すことだった。

シンプルで素晴らしいアイデアがあれば多くの観客を魅了することが出来ることをデビッド・ロバート・ミッチェルは今作で証明しています。

ホラーのおきまりの設定を使うだけでなく、新たなアイデアが盛り込んでアップデートされているため、今作は普段はホラー映画を称賛しない批評家も認めている1本です。

14.『ゼログラビティ』に匹敵する最高のSFエンタテイメント作品!?『オデッセイ』

リドリー・スコット監督『オデッセイ』

Rotten Tomatoes 93%(レビュー数278)

SF映画の巨匠リドリー・スコット最新作は火星にただひとり残された宇宙飛行士マット・ワトニー、地球に帰還するミッションクルー、地球で重大な決断を下すNASAスタッフの模様をスリリングかつユーモラスに描いた作品です。

今作をスリルが少ないと非難する人もいるようですが、『オデッセイ』は素晴らしいユーモアとドラマに溢れた傑作です。最近のリドリー・スコット作品はあまり評価が高くなかったものの、リドリー・スコットは今作で見事いるべき場所に帰還したようです。

マット・デイモンは火星にただ一人残された男をオスカー獲得に値するパフォーマンスで体現しています。要所にポピュラーミュージックを上手く取り入れていることも大きな加点のポイントです。

ある批評家は今作をこう評しています。

“ストーリーは非の打ち所がないほど力強く、めまいを覚えるほどスリリング、今作は間違いなく『ゼロ・グラビティ』以来最高のSFエンターテインメント作品だ。”

15.Rotten Tomatoes で評価99%のストップモーションアニメ映画!?『ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』

momoka_0131_
正直なめてた!ってかんじ。
アニメってすごいな。
このアニメーションは特に言葉が
出てこないのに面白くて、それが
すごいなと思う。
キャラクターの表情や動きが細かくて
それでいて大胆で。
普通の映画は”お話”だから映画が
おわったらおわりでエンドロールとか
業務的にしか感じないのだけど
アニメは日常にちかいイメージだし
さいごのさいごまで見てる人を
楽しませるのがいいなって思う。
ショーンもっとすきになった!

マーク・バートン&リチャード・スターザック監督『ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』

Rotten Tomatoes 99%(レビュー数142)

イギリスのストップモーションアニメの劇場版『ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』。Rotten Tomatoesの評価99%は決して書き間違いではありません。

CGよりもストップモーションアニメに魅力を感じる人がいることが世の中にはいるので、それもこの高い評価へにつながっているかもしれません。

しかし、今作は素晴らしいエンターテインメント作品です。監督の二人が名を上げた『ウォレスとグルミット』と同じスピリットを持って、今作の制作に取り組んだことが良い結果へとつながったのでしょう。

16.結末を知っていても問題なく楽しめる作品!?『スポットライト (原題)』

トム・マッカーシー監督『スポットライト (原題)』

Rotten Tomatoes 98%(レビュー数172)

2002年、新聞記者が神父の性的虐待などカトリック教会のスキャンダルを暴いた実話を映画化。

『スポットライト (原題)』は実話ベースの映画なので、結末は多くの人が知っている通りです。しかし、結末が分かっていることなど、何の関係もありません。

マーク・ラファロ、マイケル・キートンなど素晴らしいキャストが実在の人物を説得力あるパフォーマンスで体現し、決して観客の興味を途切れさせることはありません。

17.シアーシャ・ローナンがアカデミー賞ノミネート当確の映画!?『ブルックリン(原題)』

ジョン・クローリー監督シアーシャ・ローナン主演『ブルックリン(原題)』

Rotten Tomatoes 98%(レビュー数168)

アイルランドとアメリカを舞台に主人公のアイリーシュが二人の男性の間で心が揺れ動く物語。

この映画は主人公のパーソナルなことを描いた作品ながら、普遍的なことをテーマにしているため、多くの人の心に届く作品です。

主人公のアイリーシュを演じたシアーシャ・ローナンはアカデミー賞主演女優賞のノミネートはほぼ確実、エモリー・コーヘンとドーナル・グリーソンも素晴らしいパフォーマンスを披露しています。

ある批評家は今作をこう評しています。

“『ブルックリン』はシンプルなストーリーをとても感動的に描いている。”

18.重要なメッセージを現代に伝える素晴らしい作品!?『グローリー/明日への行進』

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原題selma。キング牧師の半生を描く。偉大なキング牧師も悩み苦しむ一人の人間だった。もっと重苦しい話かと思ったらそんなことなくて、静かだけど、人々の怒り、悲しみ、苦しみが詰まったすごく力強い作品でした。

エイヴァ・デュヴァーネイ監督『グローリー/明日への行進』

Rotten Tomatoes 99%(レビュー数214)

1965年、セルマからモンゴメリーまで、キング牧師が権利の主張を目的に行った行進の模様を描いています。

今作は大切なメッセージを現代に伝える重大な使命を背負っていました。エイヴァ・デュヴァーネイは見事にその使命を果たしています。

多くの批評家が今作を公民権運動をテーマにした素晴らしい映画と称賛しています。情熱的な歴史のレッスンでもあり、素晴らしいエンターテインメントでもある、非常にバランス感覚に優れた映画と言えるでしょう。

ある批評家は今作をこう評しています。

“私はここまで密度が濃く、生命力に溢れた歴史映画を観たことがない。”

19.ピクサー作品史上最も泣ける映画!?『インサイド・ヘッド』

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発想が面白い!!頭の中の構造がこうだったら面白いかも!素直に泣いて笑って楽しめました!ライリーの成長過程を見ながら、みんなこうやって反抗期を迎えたり謎の感情に振り回されてるのかもと納得しました。
口下手なsadnessとjoyにやきもきしたりしたけど…こうやって書いててまたウルっときてしまうくらい素敵でした。
一番泣いたのはbing bongのあのシーンです。嗚咽止まりませんでした。
ベイマックスもよかったけど、更に超えるものきちゃいましたね!
子どもや友人のおかしな行動も、インサイドヘッドのように考えたら楽になれそうです☺︎

ピート・ドクター監督『インサイド・ヘッド』

Rotten Tomatoes 98%(レビュー数298)

激しい感情の揺れ動き、素晴らしいキャラクター、魅力的な脚本、心躍るようなイマジネーションなど、ピクサー作品の素晴らしい要素が全て盛り込まれ、性別、世代を超えて楽しめる傑作です。

ビンボンのシーンはピクサー映画史上最も悲しい瞬間でしょう。

20.史上最高のアクション映画が誕生!?『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

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マッドマックス怒りのデスロード
この世に蔓延るチンケな不平不満を蹴散らし驀進する純粋無双のMotion Picture。
極限の狂気が常軌を逸した精度で焼き付けられた120分。映画の歴史がこれからも続くとして、2015年は一大事件になる年だ。そんな本年の超大作の中でも一際異質で激しく燃焼しているのがこのマッドマックスである。昨今のリブートブームとは一線を画す、オリジナル三部作のジョージミラー自らの手による30年ぶりの怪物の創造。映画館に行け。話はそれからだ。伝説誕生の目撃者になれ。見に行くんじゃない、キメに行け。
貴様も染まれ、熱き狂気に。V8の祈りを捧げよ!
『あらすじ』
狂王イモータンジョーの魔の手から5人の花嫁とともに逃げ延びんとする隻腕の女傑フュリオサ。そこに無頼の漢マックスと生き急ぐウォーボーイ=ニュークスが加わり、 鋼鉄の要塞で紅蓮の荒野を駆け抜ける!異形の車を駆る狂騒の軍団が迫る!爆炎が英雄の館へといざなう!自由を求めてひた走れ!

ジョージ・ミラー監督『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

Rotten Tomatoes 97%(レビュー数331)

80年代、90年代の名作をリブートした場合、大抵オリジナルの重要なポイントを押さえていなかったり、現代化し過ぎたりして、酷い映画に仕上がります。

しかし、今作はもちろんその例に一切当てはまりません。

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』はオリジナルの欠かせないポイントを全く失っていません。それどころか、ジョージ・ミラーは最新技術や新たなキャストを上手く使いアップデート。世紀の名作を生み出しました。

これほど刺激的なアクションが持続する映画は他にはないでしょう。トム・ハーディのマックス、シャーリーズ・セロンのフュリオサ、二人は最小限のセリフ、素晴らしいアクションでキャラクターを最大限表現していました。

参考URL
whatculture.com

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