2016年6月25日更新 18,326view

『スターウォーズ7フォースの覚醒』の素晴らしい6つのシーンと3つの残念な瞬間とは?

ついに『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が公開されました。その評判は高く数回劇場に足を運んだという人もいるのではないでしょうか。whatculture.comではその素晴らしい点と残念だった点を比較して紹介しています。あなたはいくつ共感できるでしょうか?

説明不要!2015年一番の目玉となった大人気シリーズ最新作

2015年12月18日に公開されて多くのファンを興奮させた『スター・ウォーズ エピソード7 /フォースの覚醒』。新しい3部作の1話目として重要なエピソードとなっています。

【◎】1.ライトセーバーの戦闘シーンが秀逸

フォースの覚醒

ファンでなくとも誰もが知っているライトセーバーを用いた戦闘シーン。『スター・ウォーズ7 フォースの覚醒(以下『フォースの覚醒』)』では旧三部作と新三部作の相反する2つの戦闘スタイルを融合していると高い評価を得ています。

エピソード1〜3のように身体技能と剣の使い方に創造性を持たせた一方で、エピソード4〜6同様ライトセーバーを操る人物の感情的な成長を垣間見ることができるのです。

【◎】2.オープニングは今まででいちばんの出来!

フォースの覚醒

『スター・ウォーズ』シリーズのオープニングと言えばロゴが映し出され、映画のあらすじを説明する「オープニングクロール」で始まります。『フォースの覚醒』も今までの作品と同様、黄色で縁取られたロゴに公開から30年も明らかにされていなかった事実が浮き彫りになっていくのです。

しかし特筆すべきはクロールが終了したあとのシーン。銀河系が映し出され、まるく浮かんだ大きな惑星を戦闘機が遮る…今までは例外なくこのオープニングシーンでしたが、今回はがらりと変わっています。

【◎】3.韻を踏んでいるスター・ウォーズの世界

フォースの覚醒

『スター・ウォーズ』シリーズは詩のようなもので、韻を踏んでいるんだよ。

ジョージ・ルーカス監督の言葉通り、シリーズ全作を通じてまるで韻を踏んでいるかのように同じような雰囲気のシーンが度々登場することがあります。もちろん『フォースの覚醒』も例外ではありません。スターキラーに関するプロットは明らかに『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』を反映したものですし、その他にも色々と今までのシリーズを思い起こさせる工夫が随所になされています。

ファンにとってはたまらない仕掛けですよね。

【◎】4.最高にイカした悪役カイロ・レン

フォースの覚醒

ダースベイダー亡き後の悪役として新登場したカイロ・レン。ダースベイダーに狂信的な様子が予告編で映し出されましたが、彼が何をしようとしているのかは全くもって不明でした。

しかし本編では我々が期待していた以上に彼の素性が明らかになっています。カイロはただの支配的なキャラクターではなく、ダースベイダーに陶酔しコピーする点から、彼が自分に劣等感を抱いていることも見て取れます。カイロの存在こそがストーリーに感情的な幅をもたらしているのです。

【◎】5.とにかく面白い!

フォースの覚醒

シリーズで一番人気は『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』と言われていますが、ジョークたっぷりで文字通り面白いのは今作『フォースの覚醒』でしょう。コメディ要素がたっぷりで思わず笑ってしまうシーンが満載です。

さらには新登場したボール型のドロイドBB-8も笑わせてくれます。何しろこのドロイドは転がりながら移動するのですが、必ず人にぶつかってしまうのです。彼がスクリーンに登場すれば思わず微笑んでしまうこと間違いなしです。

【◎】6.新キャラの今後に目が離せない

フォースの覚醒

旧三部作の主要人物、ハン・ソロ、レイア、ルークの3人の登場はファンを喜ばせました。また、物語が新キャラクターの登場で始まることにより、ファンはハン・ソロたちと新キャラの共存する世界をすんなりと受け入れることができたのです。

またレイやフィンといった新しいキャラクターがハン・ソロたちの陰に隠れることがないようにうまく描かれていました。ディズニーが今後も『スター・ウォーズ』シリーズを続けていきたいのであれば新キャラクターの登場は避けては通れません。今作ではその課題を上手に通り抜けています。

【×】1.謎がそのままになっている

フォースの覚醒

新しい三部作のスタートとして『フォースの覚醒』では後のエピソードへの伏線を張ると同時に、未だに観客がわからない点を明確にする役割がありました。レイのビジョン、カイロ・レンの存在など多くの点でこの役割は全うされていたと言えます。

しかし、中には明確な答えが示されなかった謎も多くあります。なぜルークは銀河系に戻ってきたのか?そしてなぜマズ・カナタはルークのライトセーバーを持っているのか?この謎が解明されることがなくうやむやになってしまう可能性もあり、ファンとしては是非とも明らかにしてほしいところです。

【×】2.展開が速すぎる…

フォースの覚醒

これは『スター・ウォーズ』全作に通じて言えることですが、とにかく物語の展開が早いのです。『フォースの覚醒』では新キャラクターの登場に始まり、いきなりスターキラーがレジスタンス軍を攻撃しようとしていることがわかり、あっという間にクライマックスを迎えてしまうのです。

あまりの速さの展開にストーリーの理解度は半減しているような気がします。

【×】3.新しい3部作をセットアップするのに時間を費やしすぎた

フォースの覚醒

あくまでも前6作品の続編として描かれている『フォースの覚醒』。そのため観客に前作までのあらすじ、人間関係などを説明した上で本作の導入をしなければいけません。さらには新三部作の1作品目として色々な伏線を張る必要もあり、「しなければいけないこと」が多すぎました。そのため、カイロ・レンのように今後鍵を握るであろう人物の背景が詳しく描かれていなかったという感は拭えません。

とは言え、全体的に見ると作品の出来は上々、新しいエピソードが今後どのような展開を迎えていくのか目が離せません。

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