2020年4月12日更新

実写映画『シンデレラ(2015年)』豪華キャスト&吹き替え声優一覧

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リリー・ジェームズ『シンデレラ』(2015)
© Walt Disney Studios Motion Pictures/zetaimage

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実写版『シンデレラ』の登場人物&日本語吹替声優を紹介!豪華なキャスト陣に注目

1952年に公開されたディズニーアニメーション映画『シンデレラ』は、不朽の名作として世界中の人々に親しまれています。そんな名作の実写版が2015年に公開されました。 本作は、世界中で愛されるアニメーション映画をもとにしているだけあって、見覚えのあるシーンが盛りだくさん。美しいドレスや、場面と見事にマッチした素晴らしい音楽など、何度も観たくなる要素にあふれています。 この記事では、実写映画『シンデレラ』のキャストと日本語版吹替声優を、まとめて紹介しましょう。

詳しいあらすじや結末はこちらでチェック

エラ/シンデレラ:リリー・ジェームズ(日本語吹替:高畑充希)

リリー・ジェームズ
©Clemens Niehaus/Geisler-Fotopres/picture alliance / Geisler-Fotop/Newscom/Zeta Image

主人公エラを演じたのは、1989年イギリス・サリー州生まれのリリー・ジェームズです。 2010年に演劇学校を卒業した彼女は、2012年に『タイタンの逆襲』で映画デビュー。テレビドラマシリーズ『ダウントン・アビー』シーズン3(2014年)からは、貴族階級のローズ・マクレア役を演じ注目されました。 本作出演後は、『ベイビー・ドライバー』(2017年)や『マンマ・ミーア! ヒア・ウィ・ゴー』(2018年)、『イエスタデイ』(2019年)などに出演し、着実にキャリアを積んでいます。

吹き替え声優:高畑充希

日本語吹替版で主人公エラ/シンデレラの声を担当したのは、女優の高畑充希です。 2005年、『山口百恵トリビュートミュージカル プレイバック part2 〜屋上の天使』のオーディションで、9000人を超える候補者の中から主役の座を勝ち取り女優デビュー。2007年からは、6年間に渡ってミュージカル『ピーターパン』で主演を務めたことでも知られています。 その後はテレビや映画にも積極的に出演し、2016年NHK朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』をはじめ、『過保護のカホコ』(2017年)や『同期のサクラ』(2019年)などに主演。2020年には映画『ヲタクに恋は難しい』で、主人公の桃瀬成海役を演じました。 洋画の吹替は本作が初挑戦となった高畑。しかし、2007年にはディズニーアニメーション映画『ルイスと時間泥棒』の日本語版でリジ―役を務め、2017年には『ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜』で主人公の森川ココネ役を演じています。

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キット王子:リチャード・マッデン(日本語吹替:城田優)

リチャード・マッデン
© Avalon/Image Press Agency

エラに好意を寄せ、彼女を探し続ける一途なキット王子を演じたのは、1986年スコットランド生まれのリチャード・マッデンです。 彼は11歳からアートセンターで演劇を学び始め、2007年にロイヤル・スコティッシュ・アカデミーを卒業。2011年からは大人気ファンタジーテレビシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」にロブ・スターク役で出演し、注目を集めるようになりました。 2018年にはテレビシリーズ『ボディガード -守るべきもの-』で、ゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞します。2019年には、映画『ロケットマン』や『1917 命をかけた伝令』に出演。また、2021年公開予定のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品『ジ・エターナルズ(原題)』への出演も決定し、注目を集めています。

吹き替え声優:城田優

キット王子の声を担当したのは、俳優の城田優です。彼は1985年生まれの東京都出身で、若手男性俳優グループ「D-BOYS」のメンバーでした。 2003年にミュージカル『美少女戦士セーラームーン』の地場衛/タキシード仮面役でデビューした彼は、その後も『ミュージカル・テニスの王子様』(2005年)や『スウィーニー・トッド』(2007年)などに出演。2005年以降はテレビや映画への出演も増え、ドラマ『花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜』(2007年)や映画『亜人』(2017年)などで知られています。 本作が洋画の吹替初挑戦となった城田。2020年公開予定のピクサー映画『2分の1の魔法』では、主人公の兄バリー役に抜擢されました。

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トレメイン夫人:ケイト・ブランシェット(日本語吹替:塩田朋子)

ケイト・ブランシェット
© PacificCoastNews/Avalon.red/zetaimage

エラの父親の後妻となったトレメイン夫人を演じたのは、1969年オーストラリア・メルボルン生まれのケイト・ブランシェットです。 1998年公開の映画『エリザベス』でのエリザベス1世役や、「ホビット」シリーズのガラドリエル役などで有名な彼女。2013年には、『ブルージャスミン』でついにアカデミー賞主演女優賞に輝きました。 そのほかの代表作には、『キャロル』(2015年)や『マイティ・ソー バトル・ロイヤル』(2017年)、『オーシャンズ8』(2018年)などがあります。

吹き替え声優:塩田朋子

トレメイン夫人の声を担当したのは、劇団「文学座」所属の女優・声優の塩田朋子です。 1961年生まれの福岡県出身で、1987年に初舞台を踏み、その後も主に舞台を中心に活動しています。洋画の吹き替えでは、本作以外にもケイト・ブランシェットを担当しているほか、ダイアン・レインやエマ・トンプソンなどの担当声優としても活躍中です。

フェアリー・ゴッドマザー:ヘレナ・ボナム=カーター(日本語吹替:朴璐美)

ヘレナ・ボナム=カーター
Daniel Deme/WENN.com

シンデレラを助けるフェアリー・ゴッドマザーを演じたのは、1966年イギリス・ロンドン生まれのヘレナ・ボナム=カーターです。1983年に『レディ・ジューン/愛と運命のふたり』で映画デビュー、1986年公開の『眺めのいい部屋』のルーシー・ハニーチャーチ役で注目されました。 1999年には映画『ファイト・クラブ』でマーラ役を演じ、これまでの清楚なイメージから脱却。 「ハリー・ポッター」シリーズのベラトリックス・レストレンジ役でも有名な彼女は、ティム・バートン監督の作品に数多く出演しています。彼とは2人の子どもをもうけた良きパートナーでしたが、2014年に破局したことがわかりました。

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吹き替え声優:朴璐美

エラを魔法で助ける妖精・フェアリー・ゴッドマザーの声を担当したのは、声優・女優・歌手・ナレーターの朴璐美(ぱく ろみ)です。 1972年生まれの東京都出身で、テレビドラマや舞台で活躍しているほか、声優としてはアニメ「鋼の錬金術師」シリーズのエドワード・エルリック役や、「BLEACH」シリーズの日番谷冬獅郎(ひつがや とうしろう)役などで知られています。 洋画吹き替えではヘレナ・ボナム=カーターのほか、ヒラリー・スワンクやルーシー・リュー、ミシェル・ロドリゲスなど、数多くの女優の担当声優として活躍しています。

大公:ステラン・スカルスガルド(日本語吹替:広瀬彰勇)

ステラン・スカルスガルド
©WENN.com

国益を第一優先にし隣国との政略結婚を目論む大公を演じたのは、1951年スウェーデン・ヨーテボリ生まれのステラン・スカルスガルドです。息子のアレクサンダー、グスタフ、ビルの3人も全員俳優という芸能一家の父としても知られています。 1972年にストックホルム王立劇場の団員となって舞台俳優からキャリアを始め、映画デビューは1973年、その後1990年代からはハリウッド映画にも進出しました。 「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのビル・ターナー役や、MCU「マイティ・ソー」シリーズなどのエリック・セルヴィグ教授役でも有名です。

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吹き替え声優:広瀬彰勇

日本語吹替版で大公の声を担当したのは、俳優の広瀬彰勇です。 1962年生まれの東京都出身で、劇団四季の舞台俳優として17年間在籍し、2009年に「Artist Company 響人」を創立しました。劇団四季退団後は声優としても活動を始め、洋画やテレビドラマの吹き替えを数多く勤めています。

ドリゼラ・トレメイン:ソフィー・マクシェラ(日本語吹替:新谷真弓)

ソフィー・マクシェラ
©FayesVision/WENN.com/zetaimage

トレメイン夫人の連れ子の「賢い」ほうの娘ドリゼラを演じたのは、1985年イギリス・ヨークシャー州ブラッドフォード生まれのソフィー・マクシェラです。ミュージカル舞台『グッバイガール』で12歳からプロとして演技を始め、『アニー』のウエストエンド公演などにも参加しています。 その後は主にテレビでの活躍が目立ち、2010年から2015年にはテレビドラマシリーズ「ダウントン・アビー」で屋敷の使用人デイジー・ロビンソン役を演じて知られるようになりました。 2015年から2016年にはアメリカのテレビドラマシリーズ『Galavant(原題)』のグウェイン役で6エピソードに出演しています。

吹き替え声優:新谷真弓

トレメイン夫人の娘ドリゼルの声を担当したのは、劇団「ナイロン100℃」所属の女優・声優の新谷真弓です。 1975年生まれの広島県出身で、主に舞台で活動しています。ドラマ・映画に女優として出演するほか、テレビ・劇場アニメの声優や洋画の吹き替えも担当。 2016年のアニメ映画『この世界の片隅に』では、主人公すずの義母サン役を務め、キャスト用の広島弁ガイドとしても携わりました。

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アナスタシア・トレメイン:ホリデイ・グレインジャー(日本語吹替:加藤忍)

ホリデイ・グレインジャー
©FayesVision/WENN.com/zetaimage

トレメイン夫人の連れ子の「可愛い」ほうの娘アナスタシアを演じたのは、1988年イギリス・マンチェスター生まれのホリディ・グレインジャーです。 6歳のころから子役として芸能活動をはじめ、リーズ大学とオープン大学で英文学を学んでいます。 2008年の『魔術師 MERLIN』でテレビドラマデビュー、2011年の『ジェーン・エア』で映画デビューを果たしています。 2011年から2013年には、カナダのテレビドラマシリーズ『ボルジア家 愛と欲望の教皇一家』にルクレツィア・ボルジア役で出演し注目を集めました。

吹き替え声優:加藤忍

アナスタシアの声を担当したのは、俳優事務所「グランドスラム」所属の女優・声優の加藤忍です。 1973年生まれの神奈川県出身で、主に「加藤建一事務所」の舞台公演で活動しており、女優として映画・テレビドラマにも出演しています。また、ドラマ・洋画の吹き替えも務めており、韓国の女優ハン・ヒョジュの担当声優として、韓国ドラマ『トンイ』の主役トンイの声を担当していました。

国王:デレク・ジャコビ(日本語吹替:糸博)

デレク・ジャコビ
©WENN.com/zetaimage

エラが住む国の王を演じたのは、1938年イギリス・ロンドン生まれのデレク・ジャコビです。ケンブリッジ大学出身で、とても有名なシェイクスピア俳優の1人です。 その後も舞台を中心に活躍しながら、1973年の『ジャッカルの日』や2000年の『グラディエーター』など、ハリウッド映画にも出演するように。 2010年のクリント・イーストウッド監督の『ヒア アフター』では朗読で本人役として出演、同年の『英国王のスピーチ』ではコスモ・ラング大司教役を演じています。 1994年にナイト位を授与され、2006年には長年のパートナーであったリチャード・クリフォードと結婚しました。

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吹き替え声優:糸博

キット王子を優しく導く国王の声を担当したのは、声優事務所「81プロデュース」所属の声優・俳優・ナレーターの糸博です。 1933年生まれの福岡県出身で、その長いキャリアの中ではドキュメンタリー番組のナレーターや洋画・海外ドラマの吹き替えのほか、アニメ声優などを務めてきました。低く渋い声が特徴で、『英国王のスピーチ』でもデレク・ジャコビ演じる大司教ラング役の声を担当しています。

エラの父:ベン・チャップリン(日本語吹替:畠中洋)

ベン・チャップリン
©Apega/WENN/zetaimage

エラを遺し旅先で亡くなった彼女の父を演じたのは、1970年イギリス・ロンドン生まれのベン・チャップリンです。 ギルドホール音楽演劇学校を卒業後、映画や舞台で活動を始め、1993年に『日の名残り』で映画デビュー。ハリウッド映画にも進出し、1996年の『好きと言えなくて』ではユマ・サーマンと共演しました。

吹き替え声優:畠中洋

エラの父親の声を担当したのは、K-Factory所属の俳優・声優の畠中洋です。 彼は、1966年生まれの山形県出身で、テレビドラマや舞台、ミュージカルなど幅広い分野で活動。ディズニー映画ではプリンセスの相手役の吹き替えもしており、実写映画『魔法にかけられて』(2007年)ではエドワード王子、『塔の上のラプンツェル』(2010年)ではフリン・ライダーの声を担当しています。

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大佐:ノンソー・アノジー(日本語吹替:乃村健次)

ノンソー・アノジー
©Joseph Marzullo/WENN.com/zetaimage

王子を陰ながら支える大佐を演じたのは、1979年イギリス・ロンドン生まれのノンソー・アノジーです。2002年にロンドンの演劇学校セントラル・スクール・オブ・スピーチ・アンド・ドラマを卒業し、2005年には舞台『オセロ』での演技でイアン・チャールソン賞を受賞しました。 2007年のイギリス映画『つぐない』のフランク役で注目され、その後は『コナン・ザ・バーバリアン』(2011年)や『エンダーのゲーム』(2013年)、『エージェント:ライアン』(2014年)などのハリウッド映画にも出演しています。

吹き替え声優:乃村健次

大佐の声を担当したのは、声優プロダクション「アクセント」所属の声優の乃村健次です。 1970年生まれの岡山県出身で、1997年のテレビアニメ『VIRUS』で声優デビューしました。それ以降テレビ・劇場アニメ、洋画吹替を中心に活躍。アニメ『グラップラー刃牙』(2001年)の範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)役や、MCU作品でジャイモン・フンスーが演じるコラスの吹替などでも知られています。

字幕でも吹替でも実写版『シンデレラ』は魅力いっぱい!豪華な声優にも注目

アニメーション映画の公開から60年以上が経ち、満を持して製作された実写版『シンデレラ』。アニメ版の要素を受け継ぎつつ、俳優の演技や実写ならではの演出を楽しめる作品となっています。 ミュージカル要素の強い本作では、日本語吹替でもミュージカル経験のある俳優・声優が抜擢され、その実力を存分に発揮しているのも見どころのひとつ。 ぜひ字幕も吹替も、両方楽しんでみてください。