2017年7月6日更新

リアルな性描写に溢れた官能映画がついに3Dで公開!スクリーンから○○が飛び出す?

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love 3d

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過激な性描写でカンヌを熱狂の渦に巻き込んだ『LOVE 3D』

フランスの鬼才ギャスパー・ノエ監督の最新作『LOVE 3D』が、2016年4月1日に公開されます! 2015年5月に開かれた第68回カンヌ国際映画祭でワールド・プレミア上映された本作は、リアルな性描写が物議を醸した問題作。 カール・グルスマン演じるフランス人の妻子持ちの青年マーフィーが、かつての恋人エレクトラ(アオミ・ムヨック)との別れまでの2年間の交際を振り返るスタイルを取りながら、愛しあう若いカップルの情熱が、3D映像を駆使して描かれます。

挑発的な日本版ポスタービジュアルが公開

『LOVE 3D』の2016年4月の公開に先駆けて、日本版ポスタービジュアルも公開されています! 3人の絡みついた舌に唾液が糸を引く、生々しい写真が使われていて、本作の内容が端的に表現されているようです。ノエ監督の「血と精液と涙」という本作におけるビジョンを表すような、「愛は善悪を超える。愛は精液、体液、そして涙ー」というコピーも印象的です。 ちなみにフランス版のポスターは女性の胸元に射精した後の男性器の写真を使ったもので、こちらは当然日本での使用は出来なかったようです。

性描写に一切の手抜きなし!精液が飛び出るシーンも

公開されている場面写真や予告編でも本作の過激さ、生々しさを垣間見ることができます。 予告編で繰り広げられるのは、マーフィーと妻のオミ、そしてエレクトラを加えた3人が何故か楽しそうにベッドに横たわりそのまま乱交に発展していく様子や、浴槽の中で赤ん坊を抱え「俺は迷子だ」と叫ぶマーフィー、「LOVE」の文字に切り取られた濃密なベッドシーンの数々...。 場面写真でも、マーフィーにカメラを向けられている裸のエレクトラや、キスをする2人、エレクトラの横でマーフィーがカメラの方を見つめているシーン(この直前に射精のシーンが...?)などが公開されています! これらが全て3Dで描かれているということを考えると、登場人物たちと同じ空間にいるような濃密な鑑賞体験になりそうな予感です!

奇才ギャスパー・ノエの再来が物議を醸す!

露骨な性描写で話題の『LOVE 3D』ですが、実はギャスパー・ノエ監督作品が物議を醸すのはこれが初めてではありません。
2009年の『エンター・ザ・ボイド』は射殺されたドラッグディーラーの主人公の魂が、妹を想ってサイケデリックな東京の街を彷徨う「映像ドラッグ」等と評された刺激的な作品。
『マレーナ』などで知られ「イタリアの至宝」と呼ばれる、モニカ・ベルッチを主役に迎えた2002年の『アレックス』では、モニカ・ベルッチ演じるアレックスに対する十数分にも及ぶ過激なレイプシーンで最悪のトラウマ映画と呼ばれます。 いずれの作品も、他の映画監督が描くのを躊躇してしまうような人間の性(さが)を、規制やしがらみに縛られずに描こうとしているという点が共通しています。

愛と性とが飛び出る『LOVE 3D』を是非劇場で

ギャスパー・ノエ監督はプレスリリースのなかで「この作品はセンチメンタルな暴力とエクスタシーへの愛以外のなにものでもない」「私のすべての映画のなかで、最もメランコリックな作品」と今作への思いを明かしています。 また、映画祭で今作の道徳的な罪について質問されると「道徳的な罪があるとは思っていない。人生について、愛についての映画を作ったんだ」と答えています。 『LOVE』というシンプルなタイトルからも、徹底的に愛について描きたかったという監督の強いメッセージを感じることが出来ます。 3Dで描かれることで、愛と性の物語により強く共感できる作品になっているのではないでしょうか? 『LOVE 3D』は2016年4月1日から全国公開されます!