2018年11月29日更新

完璧な美貌!マッケンジー・フォイの遍歴を全部紹介 『インターステラー』から「くるみ割り人形」主演まで

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マッケンジー・フォイ
©WENN.com

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マッケンジー・フォイって?

子役スターでデビューし、「くるみ割り人形」では主演に抜擢

2018年11月の話題をさらったディズニー映画『くるみ割り人形と秘密の王国。そんな本作に関して特に注目が高まったのが本作で主演女優に抜擢されたマッケンジー・フォイという女優ではないでしょうか。 ヒロイン・クララ役の可愛らしいビジュアルで名前が広く知られつつあるマッケンジーですが、彼女のキャリアは実は長い! 今回はそんなマッケンジーの経歴過去から順を追って紹介しながら、彼女の持つ魅力に迫ります。

生い立ちから子役デビューまで

モデルから芸能キャリアがスタート

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Mickey Mouse and little me ????

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マッケンジーは2000年にアメリカのロサンゼルスで生まれ。身長は意外と低く159cm(18歳現在)とのこと。幼い頃からバレエ、ジャズダンス、タップダンスなどを習っていたそうです。 今では女優として知られている彼女ですが、当初はモデルとして活動していました。モデル活動を始めたのはなんと4歳の頃。ゲス、ラルフ・ローレン、H&M、ギャップ、ディズニーなどのブランドのプリント広告にモデルとして活躍し、多くのテレビCMにも出演しました。

女優業開始は2009年

広告などの子役モデルとして活動していていたマッケンジーが、女優としての活動を始めたのは2009年のこと。当時彼女は9歳でした。初出演作品はアメリカのコメディドラマ『Til Death』で、「小さな女の子」役を務めました。 その後も人気SFドラマ『フラッシュフォワード』や刑事ドラマ『HAWAII FIVE-0』など複数のドラマにゲスト出演し、子役としてのキャリアを積み上げていったのです。

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「トワイライト」シリーズで長編映画初出演

女優デビュー後もドラマを中心に活動していたマッケンジー。そんな彼女の転機となったのが、人気映画「トワイライト」シリーズへの出演です。 2011年に、人気ティーンノベルの映画化作品『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1』にて長編映画の初出演を果たし、続いて2012年の続編『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2』にも出演しています。 本作は、ヴァンパイアと人間の禁断の愛をテーマとした「トワイライト」シリーズの最終章にあたる作品です。マッケンジーが演じたのは、人間とヴァンパイアとの間に生まれたハーフの少女レネズミ。人間のような外見をしていながら、人間離れした特殊な能力を持つ少女を熱演しました。

12歳にして大人顔負けの発言が話題に

この『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2』ではゴールデンラズベリー賞最低スクリーンカップル賞を与えられているアレな作品としても有名ですが、この映画をきっかけに、彼女の特別な美貌と、幼くして既に顕在化した卓越した演技力は広く知られることとなり、翌2013年には「世界一美人な13歳」と評されるまでになりました。 そしてMTVでの本作についての彼女へのインタビューもまた話題を呼びました。 「本シリーズを終えて記憶に残っているシーンは?」という質問に対し、彼女は「私にとっては全ての瞬間が完璧でした。この一つ一つの瞬間がこれからも愛おしく、大切にしていきたいと思える特別な経験です。」 当時彼女は12歳。その大人び過ぎる回答と見た目の可愛らしさとのギャップに、記者たちからは歓声が上がったそうです。

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シリーズの原点『死霊館』にも出演し、夢遊病の少女を演じる

ペロン一家『死霊館』
© 2013 Warner Bros. Entertainment Inc.

超常現象をテーマとした正統派ホラー映画であり、アメリカ国内で絶大な支持を得た『死霊館』。「ソウ」や「インシディアス」シリーズのジェームズ・ワンが監督を務め、『アナベル 死霊館の人形』というスピンオフも制作されている本作にマッケンジー・フォイも出演しています。 彼女が演じるのは超常現象に悩まされるペロン家の4女シンディ。ペロン一家には5人の娘がおり、多数の子役が出演しましが、その中でも存在感を示しました。

映画『インターステラー』で主人公の娘役を演じブレイク!

マッケンジーを一躍有名にしたのは、2014年のクリストファー・ノーラン監督の壮大なSF映画『インターステラー』。作品自体のクオリティや注目度の高さもあいまって、メインキャストの一人として出演した彼女への注目が高まりました。 人類の移住先を探し、時空を越えた冒険を描いたこの作品。時間軸を渡る旅をリアルに描き、SF映画ファンをうならせたノーラン監督の代表作のひとつです。 彼女が演じたのは、地球を救うために旅立つ男ジョセフ・クーパー(マシュー・マコノヒー)の娘である、マーフィー・クーパー。大河ドラマ的なプロットを持つ作品なので複数の女優がマーフィーを演じており、彼女はその幼少期の役として抜擢されました。 本作は第87回アカデミー賞においても数々の賞にノミネートされ、その中の1つである視覚効果賞を受賞しました。そしてマッケンジーは第41回サターン賞(優れたSF・ホラー・ファンタジー作品に贈られる賞)において若手俳優賞を受賞したのです。

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アニメ版「星の王子さま」では声優にも挑戦

サン=テグジュペリによる著名な童話「星の王子さま」を題材とした初のアニメーション作品で、原作の後日談を少女の目を通して描いた映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』。 本作にマッケンジーは声優として参加し、主人公にあたる「女の子」を演じました。

実は声優は初挑戦ではなかった?

「リトルプリンス」で声優を務めるマッケンジーですが、実はそれ以前にもアニメ声優を務めたことがあるのです。2015年日本公開のフランスアニメ『くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ』の英語吹き替え版では、主人公の一人であるセレスティーヌの声を担当しました。 また、日本未公開のアニメーション映画『The Boxcar Children』では、『セッション』のJ・K・シモンズらと共に声優を務めています。本作は、実は彼女の3作目の声優作品だったのです。まだまだ短いキャリアにも関わらず、とても経験豊富な女優といえますね。

ディズニーの実写版「くるみ割り人形」で主演に抜擢

そしてディズニーが製作した『くるみ割り人形と秘密の王国』に、マッケンジーが主人公のクララ役として抜擢されました。ピョートル・チャイコフスキーによるバレエ音楽で有名な本作は、ドイツのE.T.A.ホフマンによる童話『くるみ割り人形とねずみの王様』を原作としています。 『サイダーハウス・ルール』や 『HACHI 約束の犬』のラッセ・ハルストレムがメガホンをとった本作は、「くるみ割り人形の物語に隠されたダークサイドを描いた作品」とされています。 マッケンジー演じるクララは愛する母を亡くし、心を閉ざした少女。クララは母からのプレゼントが入った箱の鍵を探すうちに誰も知らない秘密の王国に迷い込んでしまいました。彼女は「プリンセス」と呼ばれて戸惑いながらも、危機に瀕した王国の戦いに巻き込まれていくのです。

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大人になったマッケンジー・フォイが美しすぎる!

マッケンジーについて本作のプロデューサーであるマーク・ゴードンは「彼女は観客が親しみを感じやすく、またとても美しい。それと同時に演技は驚異的に素晴らしくまたリアルな人なんだ」とコメントしたうえで、「彼女には全てのものが揃っていた」と称賛しました。 この「くるみ割り人形」は2009年にも映画化されており、その際にヒロインのクララ役はエル・ファニングが演じました。「くるみ割り人形」はスター女優の登竜門といえる作品なのかもしれません。

若くして「生涯女優」を宣言

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So much fun running into you today @joeykingactress !!!!!!!

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2000年生まれのマッケンジー・フォイ。将来有望な彼女ですが、本人も「死ぬまで演じていたい!」と語るなど、これからも女優業にまい進していく様子です。 また、彼女は「映画自体についても学校で勉強してみたい」という旨の発言をしています。ゆくゆくは女優としてのみならず、映画の制作側でも活躍するようになるかもしれません。

ジョーイ・キングとは親友の間柄

そんなマッケンジー・フォイと大の仲良しだというのが、同じく子役としてキャリアをスタートさせたジョーイ・キングです。映画『死霊館』での共演をきっかけに仲良くなったという二人。年齢も近く、プライベートでも良い親友なんだそうです。

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多趣味で多才なマッケンジー。今後の女優業に生きる特技も?

幼い頃からバレエやタップダンスに親しむ多才な面を持つマッケンジーですが、現在も様々な分野でその才能を発揮しているのです。

意外!特技はテコンドー

読書が趣味でファンタジー小説を好むという彼女は、その一方でテコンドーが特技の一つ。幼い頃通っていたダンススタジオが閉鎖されたことをきっかけに、兄弟とともにテコンドーを始めたといいますが、6年かけて黒帯を取得したほどの実力と経験を持った選手でもあります。 アクション映画が好きだというマッケンジー。そんな彼女が持ち前の運動神経とテコンドーの経験を生かして、カッコいいアクションスターになる日も遠くはないかもしれません。

マッケンジー・フォイのさらなる飛躍に期待

マッケンジー・フォイ
©WENN.com

マッケンジー・フォイは2018年の「くるみ割り人形」で一躍人気女優となっただけではありません。同年パリで開催されたシャネルのコレクションのフロント・ロウにはリリー=ローズ・デップなど若手スターと並んで座るなど、次世代のファッションアイコンとしても活躍しています。 その可愛らしさはもちろん、高い演技力やモデルとしての実力、そして多才な趣味・特技など、語りつくせない魅力を持ったマッケンジー。 女優としてもモデルとしても更なるブレイク必至!マッケンジー・フォイの今後の活躍から目が離せません!