2017年7月6日更新

藤原竜也、クズの役が多い?絶叫が日本一似合う男の意外と知らない10のエピソード

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『ハムレット』 藤原竜也

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1:蜷川幸雄演出の『身毒丸』で俳優デビュー

藤原達也は1982年5月生まれ埼玉県出身のイケメン人気俳優です。14歳の時に池袋で、のちにマネージャーとなる女性にスカウトされました。 1997年に主役として出演した、蜷川幸雄演出の舞台『身毒丸』(しんどくまる)のロンドン公演が初舞台。藤原達也は当時まだ15歳の時でしたがその演技は大絶賛され、監督の蜷川に「30年に一人の天才」と言わしめるほどでした。

2:問題作『バトル・ロワイアル』で主演に抜擢

『身毒丸』ロンドン公演で劇的デビューした藤原竜也ですが、それから3年後の2000年12月公開の映画『バトル・ロワイアル』(監督:深作欣二)で主演に抜擢され映画初主演も果たします。 「ねぇ、友達殺したことある?」という衝撃的なキャッチコピーで話題となり興行収入30億円を超える大ヒット作品となりました。 孤島で中学生同士が殺し合うという過激な内容から国会でも取り上げられ「R15-指定」(当時の15歳未満の入場・鑑賞禁止)の問題作となりました。その結果、主人公と同じ中学生が鑑賞できませんでした。 藤原竜也はこの作品で 第24回日本アカデミー賞 優秀主演男優賞・新人俳優賞 第43回ブルーリボン賞 新人賞 第10回 東京スポーツ映画大賞新人賞 を受賞し、その演技力を高く評価されました。

3:舞台『ハムレット』では賞を総なめに

藤原竜也はその後、2003年-2004年の舞台『ハムレット』(演出:蜷川幸雄)で、日本演劇史上最年少となる21歳でハムレット役をつとめ、この舞台で 第38回 紀伊國屋演劇賞 個人賞 第3回 朝日舞台芸術賞 寺山修司賞 第11回 読売演劇大賞 優秀男優賞・杉村春子賞 と、数々の演劇賞を受賞しました。 2003年-2004年版ではオフィーリア役を鈴木杏がつとめましたが、DVD化された2015年版では再び藤原がハムレット役を演じ、オフィーリア役は満島ひかりがつとめています。

4:『デスノート』の夜神月役で一躍有名に

藤原竜也を一躍有名にしたのは2006年公開の映画『デスノート』(前篇・後編の2部作)です。 公開後、ハリウッドからもリメイクのオファーが殺到するほど大反響を呼び、前篇・後編併せて興行収入100億円を超える大ヒット映画となりました。 この映画の中で藤原竜也は夜神月(やがみ らいと)役として主役をつとめ、その演技力で一躍有名となりました。 ストーリーは藤原演じる夜神が死神から授けられた、名前を書くだけで人を殺せるデスノートと呼ばれる一冊のノートを使って犯罪者を次々と殺害。夜神が考える理想の社会を創り出そうとしますが、次第に夜神の殺人がエスカレートするという展開をたどります。

5:人間のクズの役が多い?

映画『MONSTERZ モンスターズ』

映画『デスノート』で一躍有名になった藤原竜也ですが、2014年5月20日放送の日本テレビのバラエティー番組『火曜サプライズ』に出演した際に、「クズの役しか来なくなった。あの時から」と発言し話題になりました。 “あの時”とはどうやら2009年公開の映画『カイジ』への出演のことらしいです。藤原竜也が主演した本作は、ストーリーが“ダメ人間の人生逆転ゲーム”という内容で、キャッチコピーの「ようこそ クズの皆様」というもの。 たしかにそれまで舞台や映画では二枚目ヒーロー役が多かったせいか、以降の作品(たとえば映画『MONSTERZ モンスターズ』)とのギャップが目立ちます。 ネットでもこの“クズ発言”は話題となり納得する声は多いものの、演技力が必要な役だと、藤原竜也の演技力を賞賛する声が多いようです。

6:役作りがすごい!なんと2か月で10kg減量

たとえクズ役に見えようと、藤原竜也は全力で役づくりをしています。 映画『カイジ』の出演の際には、過酷な労働を強いられる役だからと2ヶ月で10㎏の減量を行ったとか。 極限状態で行う演技はスクリーンに反映されるからと、あえて空腹状態のまま、大好きなお酒も飲まないなど、ストイックに撮影に挑んだそうです。 完成作品を観たときは自分でも感動したそうです。

7:一般人女性と結婚していた

2013年5月、藤原竜也は都内ホテルで結婚会見を行い、年内結婚を発表しました。 結婚のお相手は2004年の夏に知人の紹介で知り合った4歳年上の一般女性だとか。 付き合い始めて10年の区切りとして結婚を決意したそうです。 おのろけ会見という声もありましたが、ファックスで結婚報告をするケースが増える中、質問に丁寧に答える姿勢に好感をもったという声も聞かれました。 藤原竜也いわく、お相手はミーアキャット似の謙虚な優しい女性だそうです。

8:藤原竜也がデザインしたぬいぐるみが怖い?

藤原が自分でデザインしたぬいぐるみ“かいどう君”が話題になっています。 発端はCSホームドラマチャンネルやテレビ東京で放送されている『藤原竜也の―回道』という番組だとか。 素の藤原のみを撮影放映するという企画の番組で、天真爛漫な藤原が暴走した結果、“かいどう君”を生み出したとのことです。 このぬいぐるみについては、“怖い”とか、“シュール過ぎる”との声が多く、“ぬい狂み”と茶化す声もあるようです。

9:「絶叫が日本一似合う男」の最新作

『僕だけがいない街』

藤原竜也の最新作は2016年3月19日公開予定の『僕だけがいない街』です。 原作は映像化のオファーが殺到したという“三部けい”の大人気コミック。 監督は平川雄一郎、キャストは主演の藤原竜也はじめ、有村架純、及川光博、杉本哲太、石田ゆり子と人気俳優が名を連ねています。 ストーリーは、藤原が演じる主人公が、幼い頃に誘拐され命を失った友達をタイムスリップして助けようとするというものです。自分の意思で時間をさかのぼれず、何かのきっかけでタイムスリップする「リバイバル」という特殊能力を持った主人公のミステリー映画。    原作ファンを裏切らない作品になっていると藤原は語っています。ストーリーのみならず、“絶叫が日本一似合う男”藤原竜也の快演が期待されます。