2023年12月11日更新

名作ドラマ『オレンジデイズ』最終回あらすじ・全話ネタバレ!キャスト一覧も解説

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妻夫木聡と柴咲コウ主演で2004年に放送されたドラマ『オレンジデイズ』。大学4年生の結城櫂(妻夫木聡)と、病気で聴覚を失ってしまった萩尾沙絵(柴咲コウ)、2人のラブストーリーを軸に、彼らが通う明青学院大学の友人たちとの交流を描いた青春群像劇です。 この作品は手話が重要な要素となるため、出演者は手話のレッスンを重ねて撮影に臨んだといいます。心優しい櫂とはっきりモノを言う沙絵の、等身大のラブストーリーが好評を博し、2人を取り巻く個性豊かな友人たちも物語をカラフルに彩りました。 ここではそんな本作の各話あらすじをネタバレありで紹介していきます。 ※本記事にはストーリーのネタバレが含まれているため、未視聴の人は注意してください。

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『オレンジデイズ』に似ていると話題?『silent』の情報はこちら

ドラマ『silent』は、2022年10月期放送のドラマ。ヒロイン・青羽紬(川口春奈)と、耳が聴こえなくなってしまった青年・佐倉想(目黒蓮)のラブストーリーで、そのテーマから「『オレンジデイズ』に似ている!」と話題になっています。 あらすじやキャスト・見逃し配信情報はこの記事をチェックしてみてくださいね。

第1話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

結城櫂(ゆうきかい/妻夫木聡)は社会福祉心理学を専攻する大学生。しかし4年生の4月、いまだ就職の内定は1つも決まっていませんでした。大学院生でゼミの先輩である年上の彼女・真帆(小西真奈美)は、そんな櫂を励ましてくれます。 就職面接を受けて大学に戻った櫂は、そこでバイオリンを弾いている女子学生と目が合い、終わるまで演奏を聴いていました。すると、その学生は櫂にお代を求めるように手を差し出してきたのです。それが、櫂と萩尾沙絵(柴咲コウ)の最初の出逢いでした。 一方、親友の啓太(瑛太)が遠目から見て一目惚れしたのも沙絵で、女性に慣れている翔平(成宮寛貴)に頼んで沙絵と遊園地デートの約束を取り付けます。ところが沙絵の耳が聞こえないと知りデートを躊躇した啓太は、手話のできる櫂を代役に立てることに。

ネタバレ

啓太の代わりに沙絵とデートをすることにした櫂。話すうちに少しずつ沙絵のことを知り、最初の最悪の印象が好感に変わっていきます。 沙絵とはぐれた櫂は、突然の雨で夜の花火大会が中止になったことを伝えようと、閉園後も1人で待っていました。そこへ1度タクシーで家に帰った沙絵が、再びやってきます。あまりに人の良い櫂に驚きつつも、思わず沙絵はキスをするのでした。

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第2話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

耳の不自由な沙絵をサポートしてほしいと、社会福祉心理学科の堺田教授(小日向文世)に頼まれた真帆。 しかし沙絵は、自分を障害者としてしか見ない真帆に頑なな態度を取ってしまいます。困惑した真帆から協力を頼まれた櫂は、学食で親友の茜(白石美帆)といる沙絵を見つけて話しかけます。 そして茜から、彼女が将来を嘱望されたバイオリニストであったことや留学先で病気になって聴覚を失ったことなどを聞いた櫂は、愛用のバイオリンさえ売ってしまうほど、沙絵が心に傷を負っていることを知ります。 沙絵のバイオリンを取り戻そうと、翔平と啓太に協力を頼んで奔走し、売った相手を見つけます。自分のバイオリンを3日間かけて取り戻してくれた翔平と啓太に、いつになく素直にお礼を言う沙絵。さらに茜も含めて3人を食事に誘います。

ネタバレ

その店で食事中、同じ大学の客たちが櫂たちの悪口を言っているのを唇を読んで知った沙絵は、そのまま櫂に伝えてしまいます。 怒った櫂は真後ろにいた客に殴りかかりますが、実は悪口を言っていたのはその隣の客。なんとかその場は収まりますが、終電で1度帰った沙絵は櫂が気になって、また店へ戻りました。 しかしそこに居たのは、櫂を車で迎えに来た真帆。仲睦まじい2人の前で、何も言えなくなった沙絵は、思わずカバンを取りに戻ってきたと、バレバレの嘘を言ってしまうのでした。

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第3話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

一緒に食事してから茜に一目惚れした啓太は、茜にラブレターを書こうとします。一方櫂は、沙絵を受け入れてくれるオーケストラのサークルを見つけ、沙絵に入団テストを受けるよう促します。 久しぶりに陽の当たる場所でバイオリンを弾くことができると、心密かに喜んでいた沙絵は家で熱心に練習を始めます。そして入団テストの日、櫂が見守る中、団員たちの前で素晴らしい演奏を披露。 その結果、無事にサークルに入団できました。しかし、実際の音を聴くことができない沙絵の演奏は団員たちとズレが生じてしまうという、厳しい現実が待っていたのです。

ネタバレ

自分が受け入れられないということにショックを受け、沙絵は母親のゆり子(風吹ジュン)や櫂に当たり散らします。 しかし、ゆり子を厳しくなじる沙絵を「わがままだ」と言い放つ櫂。落ち着いた後、謝ってきた沙絵に、櫂は「僕が君を音の闇の中から救う」と真摯に語りかけました。

第4話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

ある日啓太がオレンジ色のノートを差し出し、5人の仲間の間で連絡事項や自分の気持ちを書いていこうと提案。そして、このオレンジノートを共有する仲間で「オレンジの会」を結成することになるのです。 櫂と出会ったことで、閉じていた心の扉を少しずつ開いていた沙絵。櫂もまた沙絵に影響を受け、自分の進路を真剣に考え始めます。 その一方で、沙絵と櫂の関係を前向きに捉えられなくなっていた真帆。大学時代のゼミ仲間である佐野(柏原崇)の存在も次第に大きくなってきていました。 実は啓太が茜にアピールするつもりで始めたオレンジノート。最初の1ページ目を書いたのは茜でした。しかしそれを誰よりも早く読んでいたのが、会ってはケンカばかりしている翔平。お互いに意識しているのは明らかでした。

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ネタバレ

前向きに他にできる楽器を探していた沙絵は、ゆり子に勧められてピアノを弾き始めることに。一方櫂は最終まで進んだアルファ時計の面接を蹴り、堺田教授に紹介してもらった施設で作業療法士としての1歩を踏み出します。 それを聞いた真帆は櫂を呼び出し、櫂の人生に自分はいないのかと問い詰めます。心がすれ違い、そのまま別れてしまった2人。夜の道を自転車で走る沙絵を見かけた櫂は、携帯電話を投げて沙絵を呼び止めました。

第5話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

真帆と心がすれ違っていくことに悩む櫂。それでも進路については進展があり、作業療法士の資格を取得するために専門学校へ行くことも決めます。 将来設計を話すために真帆の家に向かいますが、その途中のカフェで真帆に呼び止められ、待ち合わせしていると告げられます。そこに現れたのは佐野でした。 櫂の進路とともに茜の就職内定も決まり、オレンジの会の5人でお祝いを兼ねてキャンプへ行くことに。しかし失恋したばかりの櫂は上の空。出て行った櫂を追いかけた沙絵は、泣いているところを見つけてしまいます。櫂の気持ちを察し、今度は沙絵が櫂を励ますのでした。

ネタバレ

キャンプに向かう車中、オレンジレンジの上海ハニーを手話で歌って盛り上がるオレンジの会の5人。缶蹴りをしたり、バーベキューをしたりと青春を満喫します。 その夜、虫除けを買いに出た櫂と沙絵は、自転車がないことに気づいて探しながらキャンプ場を一周。ようやく自転車を見つけて櫂が鍵の番号を問うと、沙絵は「番号を当てたら付き合おう」と言い出します。 しかし櫂は当てることができません。2人は微妙な距離感のまま、自転車に2人乗りして駆け出しました。

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第6話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

バイオリンを諦めて就職を考えていた沙絵に、ピアノならまだ可能性があるかもしれないと促す櫂。その気持ちに押され、沙絵はピアノの練習に力を入れ始めます。 音楽で自分が働ける場所を見出そうと、自力で行動に移していく沙絵。ピアニストである母のコネを利用すれば、楽に仕事を見つけることはできたかもしれませんが、沙絵は自分の力だけで道を切り開きたかったのです。 そして、東京ドームホテルのレストランのピアノ演奏者として採用が決まります。

ネタバレ

一方、その頃、啓太は茜に思いを伝え玉砕。そして茜は、無理だと自分でもわかりながら、翔平に思いを伝えるのでした。 沙絵の演奏を聴きに、東京ドームホテルを訪れる櫂。そんな中、沙絵の前に留学時代の知人だという柿崎(永井大)が現れます。

第7話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

再会を喜び抱き合う柿崎と沙絵。柿崎は大手音楽会社で働いていることを沙絵に伝えます。 柿崎の存在が気になって、茜からどんな人物か聞く櫂。茜によると、柿崎はオーケストラ時代の沙絵の先輩で、ふたりは付き合っていなかったが、沙絵にとっては憧れの先輩だったとのこと。

ネタバレ

久しぶりに再会した柿崎と沙絵は会話も弾んで、それからたびたび会うように。2人の関係はオレンジの会のメンバーも知るところとなり、櫂と沙絵がいい感じだと思っていた仲間たちは、事の成り行きに気を揉みながら見守ります。 ところが実は、柿崎は沙絵を「耳の聞こえない美少女ピアニスト」というレッテルを貼ってデビューさせようとしていたのです。それを知った沙絵はショックを隠しきれず、櫂に頼って心の傷を癒すのでした。

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第8話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

沙絵との距離が縮まったように感じていた櫂でしたが、沙絵の反応はそっけないものでした。沙絵は、逆に「自分の不幸に他人を巻き込みたくない」と考え始め、思いとは裏腹に櫂にきつく当たってしまうのです。 そんな2人を心配する茜と翔平は、仲直りのため“オレンジの会で海へ行く”計画を立てることに。5人で行く計画でしたが、茜は当日腹痛(仮病)になり、翔平は茜を連れて病院に、啓太には中止の連絡がなされ、櫂と沙絵の2人で行くことに。

ネタバレ

そして茜たちの思惑通り、2人きりになった櫂と沙絵。ここでもやはりケンカしてしまう2人ですが、去って行く沙絵についに櫂が「好きだ!」と告白するのでした。 耳が聞こえない沙絵の背中に向かって大声で叫ぶ櫂。周囲のざわついた様子で、櫂が叫んでいることに気づいた沙絵は、櫂の元に走って戻るのでした。

第9話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

櫂と結ばれた沙絵でしたが、ある日母のゆり子からドイツの交響楽団に誘われている話を聞かされます。ゆり子がドイツに行くということは、沙絵もついて行くかどうかという選択を迫られるということ。 最低でも3年くらいはドイツにいることになるというゆり子の言葉に沙絵は、櫂と離れてしまうことに思い悩みます。 そんな時、沙絵の親戚である藤井ハルキ(沢村一樹)が萩尾家を訪れます。ハルキはドイツ在住のピアニストで、沙絵とは幼い頃とても仲が良かった様子。ゆり子は沙絵にピアノのコンクールを受けることを勧め、ハルキも沙絵を指導するようになります。

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ネタバレ

コンクールの1次予選に臨んだ沙絵は、演奏の最中に、以前はかすかに聴こえていた高音部がまったく聴こえなくなっていることに気づき、動揺します。 病院に行き検査を受けた沙絵は、検査の結果、医者から、以前よりも聴力が落ちていること、手術をしなければまったく聴こえなくなる可能性があることを知らされます。

第10話のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

ゆり子とハルキは、沙絵の耳が聞こえづらくなっていることを知り、東京で手術を受けることを提案します。手術を受けるならドイツ行きは諦めて東京に残ると言うゆり子に、心が揺れる沙絵。 オレンジの会の仲間たちもそれぞれの進路を決めつつあり、卒業を前に別れが近づいていました。地元の名古屋に残ろうとする啓太や、写真の先生に誘われてチベットへ撮影旅行へ行こうとする翔平。

ネタバレ

沙絵はドイツに行くため、櫂に別れ話を切り出します。私とのことは長い人生のいくつかある恋のひとつで、若気の至りだ、私のことを背負うことはない、という沙絵に、櫂はもしそうだとしたら、僕の恋の話は22歳で終わりだ、その先はないと言います。 沙絵に拒絶された櫂の家を、久しぶりに真帆が訪ねてきます。2人の間に恋愛感情はありませんでしたが、櫂の家を出てきた真帆を偶然沙絵は目にしてしまうのでした。

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10話で櫂が買ったCDはくるりの「ばらの花」

沙絵とCDショップに行った櫂が購入したCDはくるりの「ばらの花」。どんな曲か沙絵に聞かれた櫂は、「切ない感じのする曲」と答えます。しかし、その言葉だけでは伝えることができていないと感じた櫂は、沙絵のために1枚の絵を描くのです。

最終回のあらすじ・ネタバレ

あらすじ

悩んだ末にドイツ行きを決意した沙絵。そして翔平もまたチベット行きを決め、啓太は実家の後を継ぐことに。そんなオレンジの会の5人が集まる最後の日が近づいていました。 櫂には何も告げずにドイツへ旅立った沙絵から、ある日一通の手紙が届きます。しかしそこに書かれていたのは、「○」というだけの不可解な暗号のような内容でした。 卒業を前に翔平がチベットから帰国し、啓太と3人で飲みに行った櫂は、飲んだ勢いで指輪を買ってドイツへ行こう!という話になります。しかしその翌日、ドイツにいるはずの沙絵がハルキと街にいるのを見かけて……。

ネタバレ

櫂のことを声を出して呼び止めた沙絵。久しぶりに2人で話をしましたがぎこちなく、沙絵はハルキと結婚することを櫂に伝えます。 櫂と真帆がヨリを戻したと勘違いしていた沙絵でしたが、真帆から直接、櫂とは何もないことを教えられます。櫂の元に向かう沙絵。誤解であれば、自分のことを追いかけて欲しかったと言う沙絵に、櫂は、いつも思い通りに動くわけじゃない、ロボットじゃないんだと言います。 卒業式の日、オレンジの会のノートに書かれた沙絵のメッセージを見た櫂は、沙絵が大学に来ていることを確信し、沙絵を探します。 沙絵を見つける櫂。沙絵は櫂に、日本で1人暮らしを始めたことを伝えます。 ドイツには戻らないと言う沙絵に櫂は、もう1度ここから始めないか?と問いかけ、沙絵は櫂の元に駆け寄り、櫂を抱きしめるのでした。

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ドラマ『オレンジデイズ』のその後!ブログに綴られた幻のシーン

幸せな結末を迎えた『オレンジデイズ』ですが、脚本家の北川悦吏子は自身のブログで「幻のシーン」として、ドラマのその後を語っています。 沙絵の耳は完全に聞こえなくなったわけではなく、汚い音ながらもガサガサという音を拾っています。櫂には、「私の世界は、汚い。あなたとは違う。あなたの住んでいる世界は美しい。私は、汚い音の世界の中で生きているのよ」と言う沙絵。 しかしそんな沙絵の言葉に続いて、櫂はこう答えます。「そうかもしれない。でも。でも、そんな君の、そんな沙絵の、その瞳は、僕がこの世界で見た物の中で、1番、美しい。その物言う瞳は、1番に美しい」と。 そして櫂が沙絵と初めて会った時に弾いていたバイオリンの音色を、「僕がこの世で聞いた中で、1番、美しい音だ」と続けるのです。それを聞いた沙絵は、1話のデートで蹴ったように櫂を蹴ってサッサと行ってしまう…そんな2人の微笑ましい日常が、幻のシーンとして記されていました。

ドラマ『オレンジデイズ』出演キャスト一覧

結城櫂役/妻夫木聡

妻夫木聡
©ホリプロ

本作の主人公で、明青学院大学で社会福祉心理学を学ぶ結城櫂。気は強いけれど繊細な沙絵を理解しようと努める心優しい櫂を、妻夫木聡が演じました。 映画やドラマを中心に、その親しみやすさでCMでも活躍中。一方で演技派としても評価され、日本アカデミー賞など映画賞も数々受賞しています。

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萩尾沙絵(はぎおさえ)役/柴咲コウ

柴咲コウ

バイオリニストとして海外留学中に、病気で聴覚を失ってしまった萩尾沙絵。大学では文化人類学を専攻し、櫂と出逢ったことでオレンジの会の一員に。沙絵を演じた柴咲コウは、その美貌でドラマや映画ではヒロイン役を多く務める人気女優。歌手や実業家としても活動するマルチな才能を持っています。

相田翔平役/成宮寛貴

美学美術史学科で、女性関係が派手な櫂の友人・相田翔平。妹あゆみを思いやる優しい兄で、茜とはケンカしつつも恋仲に。翔平を演じたのは成宮寛貴で、端正な顔立ちで人気を博し、ドラマ・映画や舞台、CMなど幅広く活躍しました。2016年に芸能界を電撃引退しています。

小沢茜役/白石美帆

白石美帆

日本文学専攻で、沙絵とは高校からの親友である小沢茜。性格は真面目で、軽いノリの翔平とは初めは犬猿の仲でした。 演じた白石美帆はグラビアアイドルから女優としても活動を始め、テレビを中心にドラマやバラエティ、スポーツ番組と活躍の場を広げました。2016年にV6の長野博と結婚しています。

矢嶋啓太役/瑛太

瑛太

櫂の友人で、フランス文学専攻の矢嶋啓太。茜への想いは一途ですが、空回りすることも多々あり。卒業後は名古屋にある実家の結婚式場を継ぐことに。演じた瑛太はモデルから俳優に転向し、確かな演技力でドラマ・映画で活躍中。妻は歌手の木村カエラで、俳優の永山絢斗は実弟です。

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髙木真帆役/小西真奈美

小西真奈美

大学院博士課程に通う、櫂の年上の恋人・髙木真帆。社会福祉心理学の堺田教授の助手で、櫂の心が沙絵に移り始めたのを察して別れを切り出します。 演じたのは小顔が魅力的な小西真奈美で、舞台からドラマ・映画、バラエティ番組へと活躍の場を広げています。

佐伯そよ子役/山田優

雑誌に載っている有名なモデルで、翔平の彼女の1人・佐伯そよ子は、実際に実績あるモデルの山田優が演じました。女優や歌手としても活動し、2012年には俳優の小栗旬と結婚、2017年に第2子を出産しています。

桐島あゆみ役/上野樹里

上野樹里

兄の翔平を慕う妹の桐島あゆみ。翔平と2人でアパートに暮らしています。事故に遭って以来、足が少し不自由なよう。演じたのは上野樹里で、代表作『のだめカンタービレ』の“のだめ”役が印象的ですが、性同一性障害を抱える難役もこなす演技派女優です。

堺田教授役/小日向文世

明青学院大学大学院で社会福祉心理学を教える堺田教授は、小日向文世が務めました。小日向は温厚なイメージの善人から冷淡な悪役まで、どんなキャラクターも巧みにこなす名脇役です。

萩尾ゆり子役/風吹ジュン

有名なピアニストで、聴力を失った沙絵を陰ながら支える母の萩尾ゆり子を、風吹ジュンが演じました。若くして芸能界デビューしてから、女優として数多くの作品に出演。歳を重ねて優しい母親役が定着しましたが、還暦を過ぎても若々しさや美しさは健在です。

藤井ハルキ役/沢村一樹

沙絵の幼馴染みで、ドイツのクラウス交響楽団のピアニスト・藤井ハルキ。演じた沢村一樹はモデルとして活動後、俳優に転向し、シリアスからコメディーまで見事に演じ分ける正統派二枚目俳優です。

アリサ役/佐藤江梨子

序盤に登場する翔平の彼女の1人で、ストーカー気味なアリサ。演じた佐藤江梨子は美ボディを持つ元グラビアアイドルで、女優やタレントとして活躍してきました。2015年にブラジル人の一般人男性と結婚し、同年に第1子の男の子を出産しています。

柿崎透役/永井大

沙絵が海外留学中に所属していたオーケストラの先輩で、バイオリンの名手である柿崎透。演じたのは永井大で、俳優業の他、スポーツ系バラエティ番組でも活躍。2014年に女優の中越典子と結婚し、男女2児をもうけています。

名作ドラマ『オレンジデイズ』最終回ネタバレ・全話あらすじを解説

ラブストーリーに定評のある北川悦吏子が描いた青春群像劇『オレンジデイズ』。今思えば、出演したキャストのなんと豪華で将来性抜群だったことか!良いドラマはストーリーはもちろん、テーマと脚本が出来を左右し、当然物語を実現するキャストの相性が重要です。 『オレンジデイズ』はこのどれもがマッチした、素晴らしいアンサンブルを奏でたドラマだったのではないでしょうか。今観てもまったく色褪せていない、瑞々しい青春と恋愛を描いた『オレンジデイズ』、未見の方は今からでもぜひ!