2017年7月6日更新

ジェイク・ギレンホールがまたも凄すぎる役作り!どん底から這い上がれ!

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サウスポー

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テーマは父性。ひとりの男が父親になるまでの物語

Ryosuke_Ohba 素晴らしいボクシング映画でした! ボクシング映画史に残る傑作だと個人的には思いましたが、本作はボクシングシーンだけでなく、人間ドラマとしても一見の価値がある作品だと思います。落ちぶれたひとりのボクサーが復活を遂げる物語であり、ひとりの男が父親になるまでの物語です。 中心となるテーマは家族愛。ポスターや予告編からもわかるように絞り込まれたバキバキの肉体のジェイク・ギレンホール、へたしたら今までで一番魅力的なんじゃないかと思ったレイチェル・マクアダムス(『きみに読む物語』より本作の方が好きです)、そして娘役のウーナ・ローレンス。この子役はちょっと凄く上手いです。年末の『ピートとドラゴン』にも出るみたいなんで期待してます。とにかく、この3人が非常に魅力的なのです。 難しいことはいっさいなく、シンプルなテーマを素晴らしいキャストとスタッフが小細工なしで表現しています。 へたしたら年間ベストに入ってくるかもしれないレベルの作品です。ボクシングがどうしても無理という人以外には観ることをおすすめします!
ジェイク・ギレンホール主演のボクシング映画『サウスポー』の日本公開が2016年6月3日に決定しました! アメリカでは2015年の7月末に公開され、日本でも公開を待たれていた本作は、再起をかけるボクシング元世界チャンピオンと家族との絆を描いた物語。 『ナイトクローラー』の狂気っぷりでその演技力を大絶賛されたジェイク・ギレンホールと、『イコライザー』でスマッシュヒットを放ったアントワーン・フークア監督がタッグを組んだ話題作です! 怒りをエネルギーに相手を倒すというスタイルで世界チャンピオンにまで上り詰めたビリー・ホープ(ジェイク・ギレンホール)は、自身が起こした乱闘騒ぎが原因で妻モーリーン(レイチェル・マクアダムス)を亡くしてしまいます。失意のなか取った自暴自棄な行動で、ボクサーライセンスは剥奪、一人娘レイラ(ウーナ・ローレンス)の親権までも奪われてしまったビリー。絶望のどん底で、育ての親で伝説的な元ボクサー、ティック(フォレスト・ウィテカー)の営むジムに訪れ、再びリングへ上がることを決意する…というストーリーになっています。

ジェイク・ギレンホールの役作りが凄い!

2014年の主演作『ナイトクローラー』では痩せ細ったパパラッチを演じるため11.3kgの減量を成功させたジェイク・ギレンホールですが、そのわずか8ヶ月後には本作の撮影を開始しています。 撮影までの6ヶ月間、腹筋を毎日2000回、約13kmのランニングを週5回という過酷なトレーニングを敢行。 はじめは縄跳びもろくに出来なかったという状態から、説得力のあるボクサーを演じるため、リングでの防御テクニックを学ぶことにも多くの時間を費やしたと言います。 67kgから80kgと13kgの増量に成功し、ボクシングチャンピオンらしい筋骨隆々の肉体を手にしたジェイク・ギレンホールは、本物だけが醸し出す抜群の説得力をスクリーンで発揮しています!

娘役のウーナ・ローレンスがちょっと上手すぎる

役者だった父親の影響で2009年の『DaysDance』でデビューした、2002年生まれのウーナ・ローレンス。 2012年、10歳の頃に『チャーリーとチョコレート工場』で有名なロアルド・ダール原作のミュージカル『マチルダ』に出演。歌やダンスの高い表現力を評価され、トニー賞を受賞、グラミー賞にもノミネートされています! 本作で主人公ビリーの娘レイラ・ホープ役に抜擢されたウーナ・ローレンスは、母の死の責任が父にあると考え子供ながらに葛藤を抱える娘役を見事に演じています。 大きな瞳やは母モーリーンを演じたレイチェル・マクアダムスにとてもよく似ていて、父ビリーを責める鋭い眼力は、表現力の高さを感じ取れます。 2016年夏に全米で公開される、ディズニーのアニメと実写の融合作品『ピートとドラゴン』への出演も決定しており、今後目が離せない子役です!

徹底的に追求したリアリティ

自身も元ボクサーだったというアントワン・フークア監督が、徹底したリアリティを追求して撮影したという本作。 監督の要望に答え肉体改造に成功したジェイク・ギレンホールは、スタントを使わず全てのシーンを自分で演じることを決断。 トレーニング中はジェイク・ギレンホールの横で監督も一緒に汗を流していたというから、その本気度が伺えます。 ジェイク・ギレンホール演じるビリーの試合相手や、撮影クルー、試合の解説者にいたるまで全て本物を揃え、圧倒的な説得力を持つ迫力満点の映像を作り上げました。

すべてはエミネムから始まった

実はこの作品、ボクサーの人生を基にしたのではなく、ヒップホップスターのエミネムの半生からインスパイアされた作品なのだそうです。 ボクシングはあくまでも比喩であって彼の苦労、転落、成功を描いた2002年のあの『8mile』の続編的な物語にするのが当初の予定だったようです。 エミネムの楽曲「Phenomenal」が挿入歌として使われているのはそのためです。 エミネムはサウンドトラックのエグゼクティブ・プロデューサーを務めるなど、音楽の面から本作をサポート。 また、ラッパーの50セントがビリーの10年来のマネージャーとして出演していたり、リタ・オラも少ない出演時間ながら強烈な役柄で登場するなど、音楽好きも見逃せない作品になっています! 感動の人間ドラマとリアルなボクシングシーンが融合した傑作!『サウスポー』は2016年6月3日公開です。