2017年7月6日更新

『glee/グリー』シーズン6はハッピーエンド?【完結編あらすじ】

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glee シーズン6

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gleeシーズン5でフィン役を演じたコリー・モンティスが亡くなる

高校のグリークラブ「ニュー・ディレクションズ!」の部員たちを中心に描いた大人気ドラマ『glee』。 コリー・モンティスが演じたフィン・ハドソンは、アメリカンフットボール部でクォーターバックを務めていましたが、「ニュー・ディレクションズ!」顧問のウィル・シュースターから誘われて、アメリカンフットボール部と掛け持ちでグリーを始めます。 卒業後もクラブの代理顧問を務めるなどなくてはならない存在でしたが、シーズン5で亡くなってしまいます。 これは、フィン役のコリー・モンティスが急逝した為に脚本が書き換えられたからです。 コリー・モンティスは2013年7月13日に、バンクーバーのホテルで亡くなっているところを従業員に発見されました。 枕元に残されたスプーンなどから、ヘロインとアルコールの混合薬物中毒が原因で亡くなったと、地元警察が発表しています。 2011年に薬物依存症治療のためリハビリ施設に入所していたコリー。2013年3月にも自身の希望で再度入所し、4月に退院したばかりでした。

コリー死去によるシーズン6のストーリー変更

フィンはシーズン3でリア・ミシェルが演じるレイチェル・ベリーと、周囲の反対を押し切って婚約します。レイチェルはブロードウェイでスターになることを夢見て、ニューヨークのニューヨーク・アカデミー・オブ・ザ・ドラマティック・アーツ (NYADA)へ行ってしまい、フィンとの婚約もシーズン4で破棄。 フィンがグリークラブを支える一方、レイチェルはブロードウェイ・ミュージカルの主役に抜擢されます。 本来はレイチェルとフィンの物語を中心にまとめられる予定だったシーズン6。 エンディングはグリークラブの復活とそれぞれの日々を描くものに差し替えられました。

マッキンリー高校の新たなスタート

レイチェルは主演のテレビ番組が失敗し、落ち込んでライマに戻ってきます。 ブレインはカートに振られてNYADAを退学し、母校のダルトン校ウォブラーズを指導。昔カートをいじめていたカロフスキーと付き合い始めました。 カートはNYADAに残っていましたがブレインが忘れられません。レイチェルがマッキンリー高校にグリークラブを復活させようとカートを誘い、2人は部員を集めて指導します。 メルセデスはレイチェルに、ニューヨークへ戻るべき、サムと付き合うべきだとアドバイス。レイチェルはニューヨークでオーディションを受け、サムともデートすることになりました。 カーメル校でヴォーカル・アドレナリンのコーチをしていたウィルは、メンバーの仲間意識の無さに思い悩み、ヴォーカル・アドレナリンを離れてニュー・ディレクションズを指導するカートとレイチェルを手伝うことを決意。 ブリトニーとサンタナの結婚式へ一緒に行くことになり、カートとブレインの仲も復活しました。 ティナは結婚式の後、パーティの最中にマイクを呼び出してプロポーズ。これは断られてしまいますが、アーティと「30歳まで独身だったら結婚しよう」と約束をするのです。 ニュー・ディレクションズは全国大会で優勝。 マッキンリー高校は芸術学校として生まれ変わり、ウィルが校長を任されます。コーチにはサムが就任したのです。 レイチェルとカートはNYADAへ、ブレインはニューヨークの大学へ行くことになりました。メルセデスはビヨンセのツアーに前座で起用されます。

レイチェルたちメインキャラの5年後の姿を描く

5年後。 スーは副大統領になっており、次期大統領選にも出馬の予定。ベッキーとウィルとも仲直り。 カートとブレインは舞台で成功を収めています。 メルセデスも歌手として成功し、忙しい日々を送っていました。 アーティはティナが主演の映画を製作します。この映画は映画祭で上映されました。

妊娠・結婚、そして夢を叶えたレイチェル

みんながレイチェルの元に集まります。レイチェルがトニー賞にノミネートされており、その発表がこれから始まるからです。 レイチェルはジェシーと結婚。しかも大きいお腹を抱えていました。 実はブレインとカートの子供を代理出産するのです。 念願だったトニー賞を受賞し、夢を叶えたレイチェルは、ウィルに対して感謝の言葉を述べるのでした。

glee最終シーズンの名曲たち

第1話 ありのままのレイチェルでは、アナと雪の女王の「Let It Go」をレイチェルが歌っています。 その他カーペンターズの「They Long To Be Close To You」、ボン・ジョヴィの「You Give Love a Bad Name」、クイーンの「I Want To Break Free」。 オリジナルの「Rise」や「This Time」など盛りだくさんです。

7:フィン・ハドソンは永遠に

芸術高校として新しくなったマッキンリー高校。その講堂に、「フィン・ハドソン・オーディトリウム」の名前がつけられました。 今までグリーに出てきたほぼ全てのキャストが揃い、歌い上げる「I Lived」は圧巻です。 フィンへの思いも忍ばれます。