2023年1月13日更新

歴代バットマン俳優のランキングTOP9!1番人気は誰だ【2023年最新】

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バットマンvsスーパーマン
© Warner Bros.

2022年3月11日には『THE BATMAN-ザ・バットマン-』が公開され、この作品を主軸とするユニバース「バットバース(BatVerse)」が計画されています。そこで今回は、これまで実写映画でバットマンを演じた俳優たちの人気TOP9を紹介します! 今回のランキングはciatr編集部内のファンの主観で作成しました。アメコミを代表するヒーローを演じた俳優たちのなかでも、ファンから多くの支持を得ているのはいったい誰なのでしょうか。また、惜しくもバットマン役を逃した俳優陣もチェックしてみましょう!

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歴代バットマン俳優一覧

実写映画における歴代バットマン俳優は上の表のとおりです。 このほかには、テレビアニメシリーズ『バットマン』(1992年〜1995年)のケヴィン・コンロイや、ドラマ『GOTHAM/ゴッサム』(2014年〜2019年)で少年時代のブルース・ウェインを演じたデヴィッド・マズーズなども人気。 またアニメ映画『レゴ®バットマン ザ・ムービー』(2017年)ではウィル・アーネットがバットマン/ブルース・ウェイン役を務め、日本発のアニメ映画『ニンジャバットマン』(2018年)と同じく、山寺宏一が日本語版の声を担当しています。

【9位】ジョージ・クルーニー『バットマン&ロビンMr.フリーズの逆襲』(1998年)

6代目バットマン

『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』(1997年)アリシア・シルヴァーストーン、ジョージ・クルーニー、クリス・オドネル
© WARNER BROS./All Star Picture Library/Zeta Image

『バットマン フォーエバー』(1995年)のヒットを受け、続編として製作された本作。しかし主演はヴァル・キルマーからジョージ・クルーニーに交代しました。 製作会社の意向でダークな要素を抑えた本作は、もはやギャグ漫画。ゴールデンラズベリー賞最低作品賞を受賞し、バットマンの黒歴史となってしまいました。主演のクルーニーに関しても「金の無駄づかい」と評されてしまっています。 2005年に発売された本作の2枚組DVDにはキャストやスタッフのインタビューが収録され、その舞台裏を激白。製作会社の意向に押され、納得できないまま進められたことが語られました。 このインタビューでシュマッカーは、「もしこれを見ている人で、前作『バットマン フォーエバー』が好きで、その期待のまま本作を観て失望した人がいるなら、本当に謝罪したい。そんなつもりではなかった。ただみんなに楽しんでもらいたかっただけなんだ」とコメントしています。

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【8位】ロバート・ローリー『バットマン・アンド・ロビン』(1949年)

2代目バットマン

『バットマン・アンド・ロビン』(1949年)ジョニー・ダンカン、ロバート・ロワリー
© ABC/All Star Picture Library/Zeta Image

初代バットマンの続編として1949年に公開された『バットマン・アンド・ロビン』。こちらも全15章の連続活劇です。前作のルイス・ウィルソンに代わってロバート・ローリー(ロバート・ロワリーとも)を主役に抜擢、アクション作品を得意とする彼は本作への出演でブレークしました。 ローリー演じるバットマンは1950年代に放送されていたテレビドラマ『スーパーマン』の1エピソードである「致命的な岩」にゲスト出演し、これがバットマンとスーパーマンが同じ作品に登場する初めての機会に。 ウィルソンは私生活では3度の結婚を経験し、58歳で心臓麻痺のため亡くなりました。

【7位】ルイス・ウィルソン『バットマン』(1943年)

初代バットマン

『バットマン』(1943年)
© Columbia Pictures/Photofest/Zeta Image

太平洋戦争の頃に作られた最初のバットマン作品です。当時の国際関係をそのまま反映し、敵役には「チト・ダカ博士」という名前の日本人を登場させています。 主演のルイス・ウィルソンは大学卒業後23歳の時にこの作品でスクリーンデビューし、34歳でショービスの世界を離れました。その後は一般企業に就職し、定年退職するまで勤続。息子のマイケル・ウィルソンは、「007」シリーズのプロデューサーとして有名です。

【6位】アダム・ウェスト『バットマン』(1966年)

3代目バットマン

『バットマン』(1966年)
© ABC/All Star Picture Library/Zeta Image

実写ドラマとしてテレビ放送された『バットマン』は、お茶の間で一大センセーションを起こしました。日本では『怪鳥人間バットマン』のタイトルでも放送され、人気を獲得しています。 あまりの人気ぶりに、第1シーズン放送中に劇場版を製作することが決定。主演はドラマと同じくアダム・ウェストが起用されました。 本作のおかげで彼のキャリアは安定したものとなりましたが、一方でバットマンのイメージが定着しすぎて、その後ほかの当たり役に出会うことができなかったといいます。

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【5位】ヴァル・キルマー『バットマン フォーエヴァー』(1995年)

5代目バットマン

『バットマン フォーエバー』(1995年)ヴァル・キルマー、クリス・オドネル
© WARNER BROS./All Star Picture Library/Zeta Image

ティム・バートンが作り上げたダークな「バットマン」シリーズから、キャスト、スタッフを一新。ジョエル・シュマッカーがメガホンをとり、バットマン/ブルース・ウェインをヴァル・キルマーが演じた本作は、通算で6作目のバットマン映画です。 制作費1億円を投入し豪華キャスト起用、トゥーフェイス役にトミー・リー・ジョーンズ、リドラーにジム・キャリー、チェイス博士役でニコール・キッドマンが出演。前作のイメージを踏襲しつつも一般ウケする、明るめの作品に仕上げています。本作はアカデミー賞に4部門ノミネートされるも無冠に終わりました。

【4位】マイケル・キートン ティム・バートン監督「バットマン」シリーズ

4代目バットマン

『バットマン』(1989年)マイケル・キートン
© WARNER BROS./All Star Picture Library/Zeta Image

本作からメガホンをとったティム・バートン監督は、バットマンをダークヒーローとして描くことに成功しました。人を殺さないことを信条としているバットマンが人を殺し、ジョーカーは狂人じみた表情で笑いながら殺戮を繰り返します。特殊メイクをほどこしたジャック・ニコルソン演じるジョーカーは、大人気を博しました。 闇へと転じたバットマンの変貌に批判の声が上がりましたが、マイケル・キートン演じるクールなバットマンは現在でも根強い人気を誇っています。 続編の『バットマン リターンズ』(1992年)もティム・バートン&マイケル・キートンコンビが続投し、ダークな世界観を継承しました。ダニー・デヴィート演じるコミカルなペンギンや、ミシェル・ファイファー演じるセクシーなキャットウーマンが華を添えています。

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【3位】ベン・アフレック DCエクステンデッド・ユニバース版

8代目バットマン

『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016年)ベン・アフレック、ヘンリー・カヴィル
© WARNER BROS./All Star Picture Library/Zeta Image

2016年に公開された『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』および、それ以降のDCEU(DCエクステンディッド・ユニバース)作品では、ベン・アフレックがバットマン/ブルース・ウェインを演じました。 アフレックのバットマンは、これまでよりも大柄で筋肉質な体格が印象的。一方でバットマンらしい影を持ち合わせていて、ダークなイメージを踏襲しています。 当初はベン・アフレック主演でバットマンの単独映画も製作される予定でしたが、その後中止となりました。

【2位】ロバート・パティンソン『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022年)

9代目バットマン

『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022年)ジェフリー・ライト、ロバート・パティンソン
© WARNER BROS./JONATHAN OLLEY/All Star Picture Library/Zeta Image

2022年3月に公開された『THE BATMAN-ザ・バットマン-』。キャラクターのイメージから世界観まですべてを刷新し、新たなバットマン像を作り上げた本作で主演を務めるのは、ロバート・パティンソンです。 彼が演じるのは表向きは探偵として活動し、夜は人知れず悪を成敗するバットマンになってまだ2年目の若きブルース・ウェイン。歴代のバットマン以上に、ダークな雰囲気と悲壮感が漂います。

【1位】クリスチャン・ベール「ダークナイト」3部作(2005年~2012年)

7代目バットマン

クリスチャン・ベール『ダークナイト』
©︎Warner Bros Pictures/LMK

第1位に輝いたのは、「ダークナイト」トリロジーのクリスチャン・ベール。 自らの肉体を鍛え上げ、バットマンのオリジンを描いた『バットマン ビギンズ』(2005年)から最終作『ダークナイト ライジング』(2012年)までを演じきりました。いまや多くの人が、バットマンといえば彼を思い浮かべるのではないでしょうか。

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惜しくもバットマンの役を逃した俳優15人を紹介

1. ジェイク・ギレンホール

ジェイク・ギレンホール
©WENN.com

2005年の映画『バットマン ビギンズ』でバットマン役を決める際、早い段階からクリスチャン・ベールが最有力候補でした。しかし監督を務めたクリストファー・ノーランは、かなり幅広い俳優陣に目をつけていたようです。 その中の1人が『複製された男』などで知られる当時23歳だったジェイク・ギレンホール。候補の中でも比較的若かったジェイクは、本作で脚本をつとめたデヴィッド・S・ゴイヤーのお気に入りでした。

2. キリアン・マーフィー

キリアン・マーフィー
©Graylock/ABACAUSA.COM/Newscom/Zeta Image

『バットマン ビギンズ』でクリスチャン・ベールと並んで有力候補だったのが、キリアン・マーフィーです。オーディションを受けるように頼まれた彼ですが、役が自分に合っていないと感じたマーフィーは辞退。 しかし、ノーラン監督は彼の演技力に感銘を受け、敵役である精神科医ジョナサン・クレイン(スケアクロウ)として彼を出演させていました。

3. ヒース・レジャー

ヒース・レジャー
© LFI/Photoshot

『バットマン ビギンズ』のバットマン役を決める際に、多くの若手俳優をキャスティングの視野に入れていたクリストファー・ノーラン監督。ヒース・レジャーもノーランがこの役の候補に入れていた1人でした。 しかし彼は自分にはスーパーヒーロー役は似合わないと、そのオファーを断りました。しかしノーランの『バットマン ビギンズ』への情熱を感じ、2008年の映画『ダークナイト』のジョーカー役には飛びついたようです。 『ダークナイト』撮影後に急死したヒースは、本作でアカデミー助演男優賞を受賞しています。

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4. クリント・イーストウッド

クリント・イーストウッド
WENN.com

ノーラン監督がワーナーブラザーズとダークナイト3部作に着手する以前に、ボアズ・イエーキン監督はバットマン映画を制作することを考えていました。 その時この役の候補にあがったのが、クリント・イーストウッドでした。当時70歳を超えていたイーストウッドが実際このスーパーヒーローを演じられたかといえば疑問もありますが、バットスーツを身にまとった彼の姿も見てみたかったですね。

5. イーサン・ホーク

イーサン・ホーク
©Dennis Van Tine/ABACAUSA.COM/Newscom/Zeta Image

1989年の映画『いまを生きる』や1991年の映画『ホワイト・ファング』で有名なイーサン・ホークも『バットマン ビギンズ』のバットマン役の候補だったのです。 彼はこの役がこれからの自身のキャリアにとってよいものではないと判断し、オファーを断りました。のちに彼は、この時の決断を後悔するコメントをしています。

6. ジョニー・デップ

ジョニー・デップ
FayesVision/WENN.com

映画界の鬼才ティム・バートン監督がバットマン映画の監督を降りた際に、バートンは当時30歳だったジョニー・デップをこの役に推したという噂もあります。しかし、最終的に彼が選ばれることはありませんでした。 ノーラン監督が『ダークナイト』を撮影したのちに、ファンからは悪役であるリドラーを彼に演じてほしいという要望がでたようです。その際にジョニーは「もし、オファーがあればぜひ考えたい。」と意気込みを語っていましたが、結局ジョニー・デップのリドラー役も実現しませんでした。

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7. メル・ギブソン

メル・ギブソン
FayesVision/WENN.com

ティム・バートン監督が1989年に映画『バットマン』の制作に乗り出した際、候補に挙がった俳優の1人が『マットマックス』で知られるメル・ギブソンでした。彼は候補に挙がっただけでなく、制作会社イチ押しの有力候補だったそうです。 最終的にバットマンがマイケル・キートンに決まった際には、かなりファンの怒りを買ったそうで50000通もの手紙がワーナーブラザーズに届いたんだとか。

8. ピアース・ブロスナン

ピアース・ブロスナン ゼータ
©Sebastian Gabsch/Future Image/WENN.com

1995年の映画007シリーズ第17作『007 ゴールデンアイ』で主演のジェームズ・ボンド役を演じたピアース・ブロスナン。彼もティム・バートン監督の『バットマン』でこのヒーローを演じる有力候補だった俳優です。 バートンの一番のお気に入りは彼だったともいわれていますが、彼がオファーを受けなかった理由は簡単。彼自身がスーパーヒーロー役を演じることに興味がなかったからです。

9. ハリソン・フォード

ハリソン・フォード
Euan Cherry/WENN.com

1977年の映画『スター・ウォーズ』にパイロット、ハン・ソロ役として出演し一躍有名俳優の仲間入りをしたハリソン・フォードも、ティム・バートン監督のバットマン役リストに名前がありました。 なぜ話がまとまらなかったのかは不明ですが、彼のバットスーツ姿も見てみたかったですね。

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10. ビル・マーレイ

ビル・マーレイ
© Everett/Photoshot

ティム・バートン監督のバットマン役リストには『ゴーストバスターズ』などで知られるビル・マーレイの名前も入っていたといわれています。 これまでに演じてきた作品からは、彼のバットスーツ姿はなかなか想像できませんが、ひと味違ったバットマンになったことは間違いなさそう!

11. トム・ハンクス

トム・ハンクス
WENN.com

ジョエル・シュマッカーが監督を務めた1995年の映画『バットマン・フォーエヴァー』。 豪華なキャスティングで有名なこの作品でも数多くの俳優が候補に挙げられましたが、『ビッグ』や『フォレスト・ガンプ/一期一会』などで当時注目され、いまや超大物俳優となったトム・ハンクスの名前もリストにあったといわれています。

12. ウィリアム・ボールドウィン

1980年代にバットマン役に最も近かった俳優の1人が『バック・ドラフト』などで知られるウィリアム・ボールドウィンです。それも1つの映画だけではなく、2つも機会があったのだとか。 彼によると、『バットマン・フォーエヴァー』で最終的にこの役に選ばれたのは4人の俳優だったそう。そのうちの1人が彼でした。

13. ジョシュア・ジャクソン

ジョシュア・ジャクソン
©PictureGroup/Sipa USA/Newscom/Zeta Image

1998年から放送されたテレビドラマ『ドーソンズ・クリーク』にメインキャストとして出演していたジョシュア・ジャクソンは、『バットマン ビギンズ』でバットマン役のオーディションを受けていました。 最終的にクリスチャン・ベールが演じることになりましたが、ジャクソン自身はまだまだこのDCスーパーヒーローの役をあきらめてはいないようです。

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14. アーミー・ハマー

アーミー・ハマー
©Sthanlee Mirador/Sipa USA/Newscom/Zeta Image

2007年にワーナーブラザーズがスーパーヒーローチームであるジャスティスリーグの映画を企画していた時、バットマン役のクリスチャン・ベールを他の俳優と交代させる案が出ていたといわれています。 そして彼の代わりにこの役を演じることになっていたのが、『ソーシャル・ネットワーク』でジョシュ・ペンスとともに双子のウィンクルボス兄弟を演じたことで知られるアーミー・ハマーでした。 残念ながら映画は撮影に入るほんの数週間前に企画自体がなくなってしまい、彼のヒーロー姿はお蔵入りとなってしまいました。

15. ジョシュ・ブローリン

ジョシュ・ブローリン
©PHOTOPQR/LE PARISIEN

クリスチャン・ベールが演じたダークナイト3部作が完結した後、ワーナーブラザーズは次のバットマン役をすでに探し始めていました。 2016年の公開映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』でベン・アフレックがこのスーパーヒーローを演じることがわかると多くのファンから批判の声も。 彼の代わりにファンの支持を大きく受けていたのが、『トゥルー・グリット』などで知られるジョシュ・ブローリンでした。多くのファンが彼のバットスーツ姿を待ち望んでいたようです。

あなたのお気に入りのバットマンは誰?

『THE BATMAN-ザ・バットマン-』

これまで多くの俳優がバットマンを演じ、さまざまな評価を受けてきました。あなたのお気に入りのバットマン俳優は誰でしょうか? アメコミヒーローのなかでもトップクラスの人気を誇るバットマン。今後どんな俳優がどんなふうに彼を演じてくれるのかも楽しみですね。 もし観ていなかった作品があれば、この機会にチェックするのもいいかもしれません!