2017年7月6日更新

スティーヴ・カレルがヤバすぎ!『フォックスキャッチャー』で注目のコメディ俳優

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スティーブ・カレル 『オフィス』シーズン4

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スティーヴ・カレルのプロフィール

スティーヴ・カレルは1962年生まれ、アメリカ・マサチューセッツ州出身のコメディアン、俳優です。学生時代から劇団で活動し、大学卒業後はシカゴのコメディ劇団に所属する傍ら、テレビ番組にも出演し、自らも脚本を手がけるなど精力的に活動していました。 そんな彼はアメリカで放送されていたコメディ・ニュース番組「ザ・デイリー・ショー」に出演したことで注目を集めました。 ジョン・ヒューズが監督を務めた作品『カーリー・スー』で映画デビューを果たし、『リトル・ミス・サンシャイン』『40歳の童貞男』といった作品に出演し、抜群のコメディセンスを高く評価されている俳優です。

コメディ俳優として大活躍!スティーヴ・カレルの魅力

ニコール・キッドマン主演の映画『奥さまは魔女』など、コメディ映画に数多く出演し、自身も劇団やテレビ番組などでコメディ俳優としてキャリアを積んできたスティーヴ・カレル。 出演するだけでなく、脚本や製作総指揮のメンバーとしてスタッフとしてもコメディ作品を手がけています。 そんなコメディの才能あふれるスティーヴですが、「僕は自分の事を面白いとは思わないんだ」と語っています。

スティーヴ・カレルのおすすめ映画

スティーヴのデビュー作『カーリー・スー』

9歳でホームレスの少女・カーリーと親ではないけれど彼女の面倒を見ているビルを描いた物語。ジョン・ヒューズ、最後の監督作品でもあります。 スティーヴはテシオ役としてカメオ出演を果たし、映画デビューを飾りました。

人気ドラマを題材にした全く新しいロマンティックコメディ!

人気ドラマシリーズ「奥さまは魔女」をテーマにしたコメディ映画。「奥さまは魔女」のリメイク版の俳優として出演することになったジャック(ウィル・フェレル)は自身が目立とうと、主人公のサマンサ役に素人のイザベル(ニコール・キッドマン)を推薦します。しかし、なんとイザベルは本物の魔女だったのです! この作品でスティーヴはアーサー伯父さんを演じています。

スティーヴ・カレルがプロデュースも手がけた作品

40歳にして童貞のアンディのラブストーリーを描いたコメディ映画。 この作品で、スティーヴは主人公・アンディを演じたほか、脚本や製作総指揮にも携わりました。

アカデミー賞に多数ノミネートされたコメディ・ドラマ

破天荒な家族のはちゃめちゃな旅を描いた、笑えて心温まるロード・ムービー。 スティーヴはゲイであり、学者のフランクを演じています。この作品は批評家からも高く評価され、アカデミー賞では作品賞をはじめ4部門にノミネートされ、脚本賞を受賞したほか、ヘロイン中毒のおじいちゃんを演じたアラン・アーキンは助演男優賞に輝きました。

2015年公開の映画『フォックスキャッチャー』では主演を務める

レスリングのオリンピック金メダリストでありながら経済的に苦しい生活を送るマーク。ある日、デュポン財閥御曹司ジョン・デュポンからソウル・オリンピック金メダル獲得を目指したレスリングチーム「フォックスキャッチャー」の結成に誘われます。名声、孤独、隠された欠乏感を埋め合うように惹き付け合うマークとデュポンでしたが2人の関係は徐々にその風向きを変えていき…。 スティーヴ・カレルは主人公ジョン・デュポンを演じ、注目を集めました。

ジョン・デュポンって誰?

メロン財閥、ロックフェラー財閥と並ぶ米国三大財閥デュポン財閥の御曹司であるジョン・デュポンは1988年に韓国ソウルオリンピックに向けて最強のレスリングチームを作ろうと尽力。しかし、レスリングチームのコーチとして参加していた金メダリストの兄を射殺してしまうことで状況は一転。逮捕されたジョン・デュポンは精神障害者向けの医療施設に収監され、同施設で最後を迎えたという人物です。

コメディ俳優スティーヴ・カレルがシリアスな役どころに挑戦!

これまでは、コメディアン的な役どころが多かったスティーヴですが、今作ではそんなイメージからは想像もつかない役を演じています。 本作でデュポンを演じることについてスティーヴは、
「挑戦であると同時に、少し怖くもあった。でも怖いと感じることは、挑戦すべき事柄だと考えるようにしてる。経験から多くを学べるからね。そういうものには、大きなリスクが伴うものさ」
と語っています。 この映画によりゴールデン・グローブ賞主演男優賞にも見事ノミネートされたスティーヴ・カレル。今後シリアスな映画にも声が掛かるかも知れません。 抜群のコメディセンスを持ち合わせながら、シリアスな演技も魅力的なスティーヴ・カレルの活躍に今後も期待しましょう!