2023年7月3日更新

サンジの強さや名言・名シーンを徹底解説!麦わらの一味の一流コック【ワンピース】

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ワンピース サンジ ゴールド
(C)尾田栄一郎/2016「ワンピース」製作委員会

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1997年に連載開始し、20年以上の間多くの読者に愛され続ける尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE(ワンピース)』。主人公モンキー・D・ルフィが海賊王になることを目指して、偉大なる航路(グランドライン)を制覇すべく旅を続けるという物語です。 ルフィ率いる「麦わらの一味」でコックを務める男、サンジ。彼は激しい女好きがたまにキズですが、一味の中でもトップクラスの戦闘能力を誇る人物です。また、男気あふれる性格で、多くの名言を残しているキャラクターでもあります。 今回は、そんなサンジの強さやこれまでの活躍を解説。スケベなだけではなく、紳士的でカッコいい一面も紹介していきます。 ※この記事は「ワンピース」の重要なネタバレを含みます。

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「ワンピース」サンジのプロフィール

麦わらの一味の船上コック

ルフィが率いる「麦わらの一味」が乗っているサウザンドサニー号で、コックを務めているのが金髪と巻き眉毛が特徴のサンジです。 サンジは彼らの船旅の中で、一味の体調管理を行う重要な役割を担っています。宴を開く際のボリュームのある料理から、ティータイムにナミロビンに提供するデザートまで、食べる人の好みに合った様々な料理を作っていてその腕前は超一流です。 コックとしての志も高く、サンジは戦闘に「手」は使いません。彼にとって手は包丁を握るためものなのです。そのため、戦闘の際は主に足技で戦っており、異名は「黒脚のサンジ」です。その強さは、ルフィゾロといった肉体派のメンバーに勝るとも劣りません。

ゾロとは犬猿の仲?

一味の戦闘員ロロノア・ゾロとは犬猿の仲で、普段から喧嘩ばかりしています。お互いに「アホ剣士」「クソコック」などと悪口の応酬になることは日常茶飯事。 しかしひとたび戦闘になると、麦わらの一味のNo.2とNo.3として絶妙なコンビネーションを発揮します。仲間としてお互いの力は認め合っているようです。 麦わらの一味の他のメンバーとも仲間として分け隔てなく接しているサンジですが、単独行動を取る姿もしばしば見受けられます。頭が良く策略家のような一面を持っているので、みんなが戦っている裏で手を打っていることもしばしばです。

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サンジと麦わらの一味の出会いとは?

サンジの初登場は、ルフィたちが海上レストラン「バラティエ」に立ち寄った時。彼はそこで、副料理長として働いていました。バラティエは、「戦うコック」ばかりで運営されるレストランで、オーナー兼料理長のゼフは昔、海賊として名を馳せた人物だったのです。 サンジは、幼い頃に遭難した際に極度の空腹を経験しています。彼は幼い頃から客船オービット号のコック見習いとして働いていましたが、10歳の時に船がクック海賊団に襲撃されます。 その際に海賊団を率いていた赫足のゼフと出会い、共に遭難したことがきっかけで、それ以降ゼフに料理と蹴り技を叩き込まれました。

辛い経験を乗り越えたサンジの信念と決意

ゼフとともに辛い経験をしているサンジは、例え敵でもお腹を空かせている人には料理を振舞うという信念を持っています。そのため彼は店の裏口で、金を持っていない海賊たちにもこっそり料理を振舞うことがしばしばありました。 ある日、サンジが助けた海賊ギンが、彼のボスであるドン・クリークを連れてきます。サンジは自身の信念に従って、悪名高いクリークにも食料を与えるのです。しかし、回復したクリークは店を乗っ取ろうと暴れます。 ルフィたちを巻き込んだクリークとの戦いは、「鷹の目」ジュラキュール・ミホークの登場も相まって激しいものになりましたが、サンジとルフィたちは見事クリークを撃退します。 その後サンジは、自らの夢である「オールブルー」を探すため、またルフィたちの冒険を支えるために、一緒に旅をする決意をしました。

サンジの初登場!5巻を

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【過去】サンジの幼少期に迫る!兄弟との関係は?

サンジには、オーナーゼフと出会う以前にも、悲しい過去を背負っていました。 サンジの出身は北の海(ノースブルー)。そこには、童話などで知られる闇の組織「ジェルマ66(ダブルシックス)」という軍隊と、これを所有するジェルマ王国が実在していました。サンジは、ジェルマ王国のボスであるヴィンスモーク・ジャッジの三男として生まれたのです。

ヴィンスモーク家の出来損ない

ジェルマ66は、科学の力で人間の戦闘力を飛躍的に向上させ、傭兵などを引き受ける軍隊です。レイドスーツや複製(クローン)兵といったものを開発し、世界中の戦争関わっています。 サンジは、ジェルマ王国を率いるヴィンスモーク家に生まれた5人兄弟の中で、出来損ないとして家族から冷遇を受けていました。遺伝子操作によって体の骨格が人並み外れている他の兄弟と異なり、人並みの体で優しい心を持っていたサンジは、一族にとっては不必要な存在だったのです。 ある日、ついにサンジを見放した父ジャッジによって、彼は死んだことにされてしまいます。彼は鉄仮面を被せられたうえで幽閉されるのです。その後、姉レイジュに助けられてなんとか檻から脱出し、オービット号に乗り込んでコック見習いとして働き始めることになるのでした。 普段は悲しい過去を全く感じさせないサンジですが、彼の優しさの裏には、こんな悲しい背景が。実の家族から不要とされる悲しみを乗り越え、コックとしての夢を追うようになったのです。

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【修行】2年間の修行で覇気使いに

シャボンディ諸島編

シャボンディ諸島で麦わらの一味は、王下七武海バーソロミュー・くまの手によって世界各地に散らされてしまいます。その後、メンバーそれぞれが2年間にわたる修行を経て、パワーアップすることになりました。 サンジが到着した地は、カマバッカ王国。そこは革命軍のメンバーでもあるエンポリオ・イワンコフが統べる、オカマばかりの国。 女好きなサンジにとってオカマは恐怖の対象でしかなく、2年間オカマたちの執拗なラブコールから逃げまくるハメになります。結果として鍛えに鍛え上げられた彼の脚力は、空中を蹴って飛ぶことを可能にしました。 さらにサンジは、覇気も習得しています。彼が得意としているのは見聞色の覇気。相手の気配や攻撃のタイミングを察知し、ダメージを最低限に抑えます。武装色の覇気を使うこともできますが、ルフィやゾロの武装色の力と比べるとやや劣っている印象。 とはいえ覇気使いになったことで、今後の戦闘における技の幅が広がりそうですね。

【結婚】サンジとプリンの関係の結末は?

ホールケーキアイランド編

ドレスローザ編でドンキホーテ・ファミリーを打ち破った麦わらの一味メンバーは、懸賞金が上がります。サンジの懸賞金も、7700万ベリーから1億7700万ベリーまで上がるのですが、彼の手配書だけ「DEAD OR ALIVE(生死問わず)」ではなく「ONLY ALIVE(生け捕りのみ)」に変更されていたのです。

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一味を抜けて結婚!?

それは、サンジの生存を知った父ジャッジが、四皇の1人ビッグ・マム(シャーロット・リンリン)の娘プリンとサンジを政略結婚させるためでした。サンジは一味に迷惑をかけたくなかったばかりに、その結婚を受け入れる覚悟をします。 しかし、ルフィたちはサンジが一味を抜けることに納得できませんでした。ルフィがサンジを問い詰めると、「サニー号に帰りたい」と本音をついに打ち明け、彼を救出するために動き出すのです。 そしてヴィンスモーク家やビッグ・マム海賊団、その他の大物が大勢参加する結婚式で麦わらの一味が暴れまわり、サンジは無事に麦わらの一味へと帰ってくることに。 ルフィや一味と、サンジとの絆が再確認できました。また、サンジは自分を捨てた家族までビッグ・マム海賊団の魔の手から救おうとしており、彼の底抜けの優しさに心打たれるエピソードでもあります。

【ワノ国編】レイドスーツでサンジ大活躍なるか

サンジはワノ国編で、自身の故郷の軍隊ジェルマ66(ダブルシックス)が開発した科学武器「レイドスーツ」を使用しています。 ホールケーキアイランド編で明らかになった彼の兄弟たちは、遺伝子操作によってもともと体の強度が高い上、このレイドスーツを使用していました。スーツは筒状の缶のようなものに収まっており、それを展開して身につけることで高い防御力や耐熱性を得ることができます。 またそれぞれのレイドスーツには特有の機能が備わっており、レイジュの場合は毒を操ることが出来る、イチジの場合は攻撃に火花を発生させることができる、などの力を発揮できます。サンジはホールケーキアイランド脱出の際、レイドスーツをニジから授かっていたのです。

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おそばマスク再登場!

彼はワノ国に潜入している際、カイドウの部下に自身が作った蕎麦を台無しにされて怒り、いざこざになります。しかし正体がバレては今後の作戦に支障が出るため、やむなくレイドスーツを使用し「おそばマスク」と名乗って戦うのでした。 サンジのスーツは「ステルス・ブラック」というもの。自身の姿を透明にして身を隠すことが出来るのです。彼は幼い頃から「スケスケの実」を食べて女風呂を覗くという夢があったのですが、皮肉にも恨みを抱える故郷の化学兵器によってその能力を得ることができました。 今後もしかしたら、このスーツを使って戦うシーンが描かれるかもしれません。スーツをまとったサンジの「ヒーロー」のような姿は必見です。

\最新「ワノ国編」はこちらから/

サンジはクイーンと戦うことになる?【ワノ国編最終決戦】

ワノ国編も佳境に差し迫った最終決戦で、サンジはある場所へ向かっています。

サンジが身動きの取れないゾロを担いで向かっている場所、それはクイーンのいるライブフロアです。サンジとクイーンには、宿命とも言える多くの伏線や共通点が存在します。 「組織のNO.3同士である点」「共に女好きである点」、そして特筆すべきは「クイーンがジャッジとの関係性を匂わせている点」です。 最終決戦中盤にクイーンはサンジの手配書を見て、「しかし一味にジャッジの息子がいるとは……」と語っていました。同じ兵器のイメージがあるクイーンとジャッジ。もしかしたら過去にクイーンとジャッジは、兵器研究の過程で何らかの面識があったのかもしれません。 ライブフロアにて対面を果たす2人が、世代を越えた因縁の対決となるのか、期待大です!

【強さ】「黒脚のサンジ」はどれくらい強い?技や懸賞金も

赤足のゼフ直伝の足技

サンジの懸賞金は、ホールケーキアイランド編の後、3億3000万ベリーまで上がっています。麦わらの一味の中ではルフィに次ぐ額で、常々張り合っているゾロに懸賞金では勝っています。 彼の主な戦闘スタイルは、足技です。「手はコックの命」という信念のもと、悪魔の実の能力も持たず自身の蹴りのみで敵と戦います。 彼が繰り出す技名は、フランス語の料理名や攻撃する部位にちなんでつけられています。たとえば首肉(コリエ)、肩肉(エポール)、背肉(コートレット)、鞍下肉(セル)、胸肉(ポワトリーヌ)、もも肉(ジゴー)といったようなものです。 また、相手の顔の骨格を変えてしまう整形(パラージュショット)や、かかと落としを決め込む粗砕(コンカッセ)などという技もあります。 基本的にはこれらのような足技で戦うサンジですが、エニエス・ロビーへ向かう海列車の中では、包丁さばきも披露しています。パスタを鎧のように身にまとうワンゼに対し、「相手が食材なら別だ」といって包丁を取り出し、鎧を打ち破りました。 ただし包丁では一切相手に傷を付けることなく、彼の料理人としてのポリシーが伺えます。

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足が燃える!悪魔風脚(ディアブルジャンブ)

彼の技は、エニエス・ロビー編で新たな境地に至ります。それは「悪魔風脚(ディアブルジャンブ)」。片足を軸にぐるぐると高速回転した摩擦によって、片足に高熱と高い破壊力を帯びた状態で戦う技です。 ディアブルジャンブの状態に移行することで、これまで使用していた技の威力が全体的に底上げされます。また、この技は炎による熱傷を与えることも出来ます。 魚人島編で巨大なフグの魚人ワダツミと戦った際、2年間カマバッカ王国で過ごした辛い過去を思い出しながら繰り出した技「地獄の思い出(ヘルメモリーズ)」では、自身の体が炎に包まれるだけでなく、攻撃と共にワダツミを火だるまにしてしまいました。 「悪魔の実」の能力者でもないのに、熱を生み出してしまうほどの脚力は、想像を絶する威力なのでは。ルフィや四皇の強さが規格外で他のキャラクターの強さは分かりづらいですが、改めて考えてみると、サンジの懸賞金3億越えの実力は作中でもかなりの強さだと言えます。

【かっこいい】サンジの名言・名シーンを紹介

オーナーゼフ!長い間くそお世話になりました

サンジが麦わらの一味に加わることを決心したときの名言。 ルフィに仲間に誘われたものの、大恩人ゼフに恩返しをするという使命感から、断るサンジ。しかし、彼の同僚たちはサンジが本当は海へ出たいことを察し、わざと冷たく接することで店を出ていくように仕向けました。 結果彼らの意図はサンジに筒抜けだったものの、サンジはその思いを汲んで、ゴーイングメリー号に乗ることを決意。ゼフやコックたちと、そっけなく別れを済まそうとしていたその時でした。ゼフは「おいサンジ、カゼひくなよ」と呟くように言葉を投げ掛けます。 その一言でサンジは、押し殺していた思いの丈をゼフにぶつけます。「オーナーゼフ。長い間、くそお世話になりました。この御恩は一生、忘れません!」と涙ながら頭を下げるサンジ。 長年ケンカしながらも、本当の親子以上の関係を築いてきたゼフとサンジの別れに、号泣必至の名シーンです。

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ちょうどタバコの火ぃ欲しかったトコだ

こちらは空島編での名言です。 神と名乗るゴッド・エネルと対峙することになった麦わらの一味。サンジは、自然系(ロギア)「ゴロゴロの実」の雷人間であるエネルによって、巨大な落雷による攻撃を受けることに。 自身の体と吸っていたタバコをも焼き焦がされながら、「タバコの火ぃ、欲しかったトコだ」と強がります。エネルに敗北したものの、心は折れないサンジの男気あふれる名言です。

いいかウソップ、おれは、ナミさんの為ならお前が死んでも構わない

続いても空島編から。 圧倒的なエネルの力を目の当たりにし、ナミは一時的に彼の味方を装うことにします。遥か空の上を目的地に、エネルとナミを乗せて動き出した「方舟(はこぶね)マクシム」。サンジはウソップを連れて、彼女の救出に向かいます。 しかし、自然系(ロギア)の能力者であるエネルには、どんな攻撃も通りません。一体どうやって救出するのか、サンジとウソップは二手に分かれる作戦をとります。 バラバラに行動することを不安がるウソップに、「いいかウソップ、おれは、ナミさんの為ならお前が死んでも構わない」と真顔で告げるのです。 レディを大切にするという信条を守るために、ウソップは犠牲になってもいい、というハチャメチャなセリフに思わず笑ってしまう、名シーンです。

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女のウソは、許すのが男だ

ウォーターセブン編では、一味の考古学者ニコ・ロビンが突如、ルフィたちのもとから姿をくらましてしまいます。 チョッパーとともにロビンを探していたサンジは、ついに彼女を探し出します。彼らは一味に戻ろうと呼び掛けたものの、彼女からの返答はノー。 落ち込むチョッパーをよそに、サンジはロビンの事情を察します。「チョッパー、一つ覚えとけ。女のウソは、許すのが男だ」と言いながらタバコをふかすのです。 サンジが女性思いであること、そして誰よりも冷静に状況を俯瞰できる人物であることが分かる、クールで渋い名言ですね。

たとえ死んでも、おれは女は蹴らん

サンジは、美女に出会うと目がハートになって口説かずにはいられない性分。それは相手が敵でも例外ではなく、戦わなくてはいけない相手であったとしても女性には攻撃しません。 エニエス・ロビーで相対したカリファに敗れ、「アワアワの実」の力で身動きが取れなくなってしまったサンジ。彼はナミに問い詰められて、一切自分から攻撃しなかったことを明かします。 「たとえ死んでも、おれは女は蹴らん」と歯を食いしばりながら言い張るサンジに、ナミは呆れながらもどこか嬉しそうなほほ笑みを浮かべるのです。 紳士道をを貫くサンジの意志の強さ、そして呆れながらもそんな彼を尊重するナミとの絆が伝わってくる名シーンです。

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女の、涙の落ちる音がした

新世界編に入り、麦わらの一味が魚人島の次に訪れたのはパンクハザードでした。そこは「ジョーカー」という名で暗躍していた王下七武海ドンキホーテ・ドフラミンゴが、秘密裏に所持していた研究施設がある島でした。 麦わらの一味を追いかけてきた海軍のスモーカーとたしぎも、その島に上陸します。彼らはそこで、海軍G5の上司であるヴェルゴが海賊に加担していた事実を知ることに。 自身の秘密を知られたヴェルゴはたしぎを容赦なく痛めつけるのですが、そこにサンジが駆け付けヴェルゴに一撃を与えます。 G5の面々は、なぜ海賊がたしぎを助けるのかと疑問を投げかけますが、サンジは「女の、涙の落ちる音がした」とだけ言うのです。 彼にとっては海賊も海軍も、味方も敵も関係なく、女性は守るべき対象なのです。「涙の落ちる音」など、本来は耳に届くことのない些細なもの。サンジには本当に聞こえたのかもしれませんが、要するに、どんな些細な出来事でも女性のピンチは見逃さないということでしょう。 徹底した紳士っぷりに、男でさえも彼に惚れてしまいそうな名シーンです。

なんて美しい瞳だ

こちらも女性を尊重するサンジらしい名言です。 ビッグ・マム海賊団とジェルマ王国との政略結婚に利用されたサンジ。その結婚相手は、シャーロット・プリンという美女でした。

プリンは、表向きは気立てがよくピュアな女性を演じていましたが、ビッグ・マムに仕向けられた刺客であり、結婚式当日はサンジを殺す予定になっていたのです。 いよいよ2人の結婚式が行われる「お茶会」当日、プリンはサンジをひるませるために、額に隠していた第3の目をあらわにします。彼女は、この三つ目を幼い頃から気味悪がられていて、サンジがこの目を見たら恐怖におののくと考えていたのです。 しかしサンジが放ったのは「なんて美しい瞳だ」という、純粋な誉め言葉。なんの屈託もないその言葉に、不意を突かれたのはプリンの方でした。 このことがキッカケで、プリンは本当にサンジに惹かれていく事になります。

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サニー号に帰りたい

ホールケーキアイランド編で、ビッグ・マム海賊団とジェルマ王国との政略結婚に利用されたサンジ。彼は強大な2つの勢力から麦わらの一味を守るため、プリンとの結婚を受け入れようとします。

サンジを一味に連れ戻そうとするルフィに対し彼は、自身の必殺技・悪魔風脚(ディアブルジャンブ)まで繰り出して、本気で一味を追い返そうとするのです。 しかし、それでも食い下がりサンジの本音を引き出そうとするルフィ。ついに根負けしたサンジは「サニー号に帰りたい」と涙ながらに打ち明けるのです。 滅多に弱音を吐かない彼が、四皇やジェルマ王国といった巨大勢力から掛けられたプレッシャーを、ルフィに明かします。一味を守りたいサンジの気持ちと、どんな敵もいとわずサンジを引き戻そうとするルフィの絆が再確認できる名シーンです。

【声優】サンジを演じるのは平田弘明

アニメ版『ONE PIECE(ワンピース)』でサンジを演じるのは平田広明です。平田は1963年8月7日生まれの男性声優。長らく劇団昴(すばる)に所属して舞台俳優として活躍、現在は自ら事務所を立ち上げておもに声優として活動を続けています。 海外ドラマ『ER緊急救命室』のジョン・カーターや映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウの吹き替えでおなじみの声優です。アニメ『TIGER&BUNNY』の鏑木虎徹や『宇宙兄弟』の南波六太の声を演じたことで話題を呼びました。 スケベな性格でギャグシーンが多いものの、筋の通ったダンディーなサンジを、そのイメージ通りに演じています。

サンジのレシピが載っている料理本が発売された!?

作中でサンジが作る料理はどれも美味しそうで、読者も思わずよだれが出てしまうようなものばかりです。そんな料理のレシピを収録した本「サンジの満腹ごはん」が、2011年に出版されました。 このレシピ本には「骨つき肉」や「ギンに出したチャーハン」、「砂漠越えの海賊弁当」などマンガの中で登場した41品のレシピが収録されています。この本はファンの間で話題を呼び、オリコン本ランキングBOOK部門で初登場2位を記録するほどの人気を集めました。 筋金入りの「ワンピース」ファンなら、だれしもサンジの料理を食べてみたいと思うはず。気になる人は、是非チェックしてみてください。

サンジは「ワンピース」No.1の紳士!女好きでも芯の通った男

ONE PIECE ワンピース
©︎尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

今回は、サンジのこれまでの活躍を振り返りつつ、彼の人物像に迫っていきました。 彼は無類の女好きで、情けないほどのスケベっぷりを見せることもあるものの、一貫した紳士道が魅力的なキャラクターです。絶対に女性は守るという信念に、女性だけでなく男性ファンからも支持を集めています。 2021年6月現在、「ワンピース」はワノ国編の最終決戦真っ只中となっています。ブラックマリアとの対決など、行動が空回り気味で未だNo.3らしい活躍が出来ていないサンジ。今後一味に波紋を広げながら復活を果たした、サンジの大活躍が見れるのか。本編の展開と共に要チェックです!

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