2017年7月6日更新

子供向けなのに深い!ムーミンから学ぶ人生の教訓10

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ムーミン

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1.小さな喜びを大切に!?

子供に時に読んでいた大好きな絵本や観ていたアニメは一生の財産となり得ます。 大人になってつらい瞬間が訪れた時、ふと大好きだった絵本の1ページやアニメの1場面を思い出せばつらい気持ちをほんの少し忘れることができるでしょう。 ムーミンたちは厳しい冬と彗星の危機に脅かされた世界で暮らしています。しかし、彼らは1杯のコーヒーや夏を精一杯楽しみます。巨大な脅威に怯えながら暮らすではなく、小さな喜びを最大限尊重する生き方を選択しているのです。

2. オ・モ・テ・ナ・シ、おもてなし!?

ムーミン家の住人たちはとにかくパーティーが大好き。ムーミンママが手塩にかけたご馳走や飾りつけで招待客をもてなします。 ムーミンママは善意の塊のようなキャラクターです。彼女がもてなせば恐ろしい“飛行おに”さえパーティーに居座ってしまいます。とにかくパーティのホストにとって最も重要なことはお客様をもてなす心なのでしょう。

3.悲しみを原動力に!?

ムーミンの作者トーベ・ヤンソンは母親の死後『ムーミン谷の冬』という作品を書き上げました。 この作品はみんなが冬眠する中でムーミンだけが目覚めてしまう物語で、母親を亡くしたヤンソンの寂しさや孤独が投影された傑作として知られています。 不幸な出来事や悲しい出来事は誰にでも起きること、人生においてその出来事を未来へ進む原動力にすることが大切なのでしょう。

4.ムーミンから学ぶ口説き文句!?

ムーミンは女性を褒めることがとても上手いキャラクターです。ガールフレンドのフローレンに対してこんなに素晴らしい褒め言葉を贈っています。
“キミはダイアナみたいだ。” “ダイアナは狩猟の神。森の女王と同じくらい美しくてキミと同じくらい賢いんだ。”

5.孤独を求めるのは自然なこと!?

時に人は孤独を渇望することがあります。それは決して間違いでも、おかしなことでもありません。スナフキンが人生には孤独が必要であることを証明しています。本の中にこんな一節があります。
“深緑色のモミの木の壁の下にポつんと家が立っていた。 ここはまさに野生の入り口。スナフキンは急ぎ足で森へまっしぐら。 すると、家のドアが開き”どこへ行くんだ!?“年老いた声が聞こえた。 ”わからない。“スナフキンは言った。 ドアが再び閉まるとスナフキンは無限の沈黙が続く森へと吸い込まれていった。”

6.家族に秘密は通用しない!?

誰もが人には言えない秘密を1つは抱えているものですが、家族と同居していたら秘密などあってないようなものです。 ムーミンパパとムーミンママはムーミンのことなら何でもお見通しです。
“もしひとりなら秘密を見つけたり、その秘密をしばらく隠してからみんなに明かす権利があるでしょう。でも、家族と住んでいたら秘密を持とうとしたり、サプライズをしようとしてもムダ。みんなはじめから全てを知っているのですから。”

7.人生とは山あり谷ありだからこそ素晴らしい!?

人生とは山あり谷あり、全てが順調という訳にはいきません。平坦な人生など退屈でつまらないはず、『ムーミン』にはそんな深いメッセージも込められています。
“考えてみて。喜ぶことも悲しむこともない世界を。誰も愛さず、誰にも腹を立てず、誰も許すことのない世界を。眠らず、寒さを感じず、ミスを犯さず、腹痛を感じることもその痛みから回復することもない世界を。誕生日パーティー、ビール、悪い偶然が重なることもない…そんな世界は最悪。”

8.自分の存在に気づかせてくれる人を見つけよう!?

人は時に孤独を求めるものだとしても、自分の存在を気づかせてくれる他者が必要です。
“ボク怖いんだ”ムーミンはスナフキンの袖を引っ張りながらつぶやきました。 “ボクに寄り添っていな。きっと全てうまくいくよ”スナフキンは慰めました。

9.愛すれば、欠点さえも愛おしい!?

ムーミンやムーミンパパはオッチョコチョイでかなりどんくさいところがあるキャラクターです。しかし、フローレンやムーミンママは彼らのそんな欠点を含め丸ごとふたりを愛しています。

10.夜の闇も友達と一緒なら輝く!?

夜の闇は恐ろしいものですがスナフキンのような素晴らしい友と共に出掛ければ、夜空は魔法のように輝くことでしょう。
“ボクは星がなにより好きなんだ。一体どんな人が住んでいるか?どうやったら行くことができるか?眠りにつくときに想像してみる。夜空は輝く友人の目のように温かく見守ってくれるんだ。”スナフキン