2017年7月6日更新

アニメ『ちはやふる』メインキャラクター、声優一覧まとめ

このページにはプロモーションが含まれています
ちはやふる

AD

実写映画もヒットしたアニメ『ちはやふる』

末次由紀が漫画活動を再開してから初めての連載作品が原作。漫画には珍しい競技かるたを題材としており、雅なイメージのある百人一首で、熱く激しい戦いを描いています。2016年3月の時点で発行部数が累計1600万部突破しており、実際の競技かるた界にも注目を集めました。 主人公の綾瀬千早が小学生の時に出会った転校生、綿谷新。新のかるたに打ち込む姿に魅せられ、ちはやは幼馴染の真島太一も巻き込んで競技かるたを始めます。小学校卒業後、3人はそれぞれの道を歩みますが、高校生になり、再会。新はかるたの世界から離れてしまっていましたが、千早は新が戻ってくると信じ、太一とふたりで入学した高校にかるた部を発足させます。 2016年には実写映画が「上の句」「下の句」の二部作で公開されています。人気のおとろえない『ちはやふる』、ここではアニメでキャラクターに命を吹き込んだ声優たちをご紹介いたします。

綾瀬千早/瀬戸麻沙美

千早の子供の頃の夢は、「姉が日本一のモデルになること」。しかし6年生のとき転校してきた新に、「自分のことでないと夢にしてはいけない」と諭され、考えます。そんな新が「名人になることが自分の夢」だという、競技かるたに打ち込む姿に千早は衝撃を受け、「クイーン」と呼ばれるかるたの日本一になることを夢みるようになります。 勉強は不得意ながら高校生になってもかるたへの情熱は治まらず、周囲から「かるたバカ」と呼ばれるほどの千早は、天性の聴力を武器に実力を伸ばしていきます。名前にゆかりの「ちはやふる」の札を得意としており、初めてかるたをした時に「千早の札だ」と新に言われて以来、いちばん好きな札になっています。 千早を演じた瀬戸麻沙美は、1993年4月2日生まれ埼玉県出身の女性声優です。本作『ちはやふる』ではエンディング曲も担当しています。2010年に初めて受けたオーディションで『放浪息子』高槻よしの役に抜擢され、これがデビュー作となりました。 『TARI TARI』宮本来夏役、『ウィッチクラフトワークス』火々里綾火役、『魔法戦争』五十島くるみ役など、若手ながらも主役級をはじめ様々な作品で活躍しています。

真島太一/宮野真守

千早の幼馴染で、子供の頃から一緒にいる太一。かるたを通じて千早と仲良くなった転校生の新に対抗意識を燃やし、巻き込まれるかたちで千早とともにかるたを始めます。裕福な家庭に育っており、勉強もスポーツも得意で、ルックスもいいため女性にモテます。 小学校卒業で千早や新と離れ離れになりますが、高校で千早と再会。かるたもやめていましたが、千早の熱意によってかるた部の発足を手伝い、部長に就任します。かるたでは記憶力のよさを武器に戦いますが、ここぞという時の運に恵まれず、大会では苦い結果に終わることが多いです。 太一を演じた宮野真守は、1983年6月8日生まれ埼玉県出身の男性声優です。歌唱力の高さにも定評があり、『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%』一ノ瀬トキヤ役や『Free!』松岡凛役などのキャラクターソングだけではなくオリジナル曲も多く、2013年には男性声優としては初の武道館でのソロ公演を行うなど、勢いのある活動を続けています。 ストレートなイケメン役だけでなく、本人の顔芸にも引っ張られるようなキレッキレの役もこなします。『DEATH NOTE』夜神月役、『機動戦士ガンダム00』刹那・F・セイエイ役、『東京喰種』月山習役など代表作に限りがなく、毎年多くの主役級を演じており、その実力と人気が窺えます。

綿谷新/細谷佳正

千早と太一をかるたの世界へと引き込んだ転校生、新。永世名人を祖父に持ち、幼い頃からかるたの大会で優勝し続けてきた実力の持ち主です。普段は大人しい新ですが、真剣に札を払う姿は小学生だった千早に夢を変えさせるほどの衝撃を与えました。 小学校卒業後に千早や新と離れたのは、祖父の介護のために転校前にいた福井へ戻ったからでした。しかし、祖父が他界。そのことをきっかけにかるたから離れた新でしたが、再会した千早と新の情熱に、再びかるたと向き合うようになります。 新を演じた細谷佳正は、1982年2月10日生まれ広島県出身の男性声優です。表現力が高く、豊かな声質を活かした演技で、青年役を中心に幅広い役をこなしています。また慟哭の演技は胸を打つものがあり、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』オルガ・イツカ役でもそれが発揮されています。 『進撃の巨人』ライナー・ブラウン役、『Free!-Eternal Summer-』山崎宗介役、『アルスラーン戦記』ダリューン役、『SHOW BY ROCK!!』ロム役など、主役級の出演作が数多くあります。

大江奏/茅野愛衣

千早と太一が発足したかるた部の創立メンバーのひとり、奏。実家が呉服屋を営んでおり、和装を心から愛しています。和服を着たいという理由で弓道部に入部していましたが、試合時に袴を着用するということを条件にかるた部へ入りました。 和繋がりか古典にも造詣が深く、情緒や風情を重んじ、百人一首でも歌の背景や意味を大事に考えています。競技者よりも専任読手になりたいと思い、千早のクイーン戦で詠むことを夢にしています。 奏を演じた茅野愛衣は、1987年9月13日生まれ東京都出身の女性声優です。本人いわくマイペースで、声も外見も癒し系と評されています。お酒好きでもあり、アニメイトタイムズでは『かやのみ』という日本酒を楽しむ番組も2016年にスタートしています。 『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』本間芽衣子(めんま)役で大ブレイクし、『ギルティクラウン』楪いのり役、『氷菓』伊原摩耶花役、『がっこうぐらし!』佐倉慈役など毎年多数の作品に出演しており、ますますの活躍が期待されています。

西田優征/奈良徹

かるた部の創立メンバーのひとり、優征。小学校6年生のときに千早と対戦しており、その縁でかるた部に入ります。かるた歴は部員の中でもっとも長く、小学校時代は新と優勝を競い合うほどの実力者でした。 優征を演じた奈良徹は、5月7日生まれ埼玉県出身の男性声優です。脇役を中心に活躍するバイプレイヤーで、1つの作品で10役こなすなどもしております。剣道三段・書道六段の腕前も持っています。 『イナズマイレブンGO』天城大地役、『妖怪ウォッチ』クマ(熊島五郎太)役ほか多数キャラ、『逆転裁判 ~その「真実」、異議あり!~』矢張政志役などで知られています。

駒野勉/代永翼

かるた部の創立メンバーのひとり、勉。太一に次ぐ学年二位の秀才ですが、勉強しかとりえがないと本人は劣等感を抱いていました。太一のかるたに対する情熱に動かされ、入部を決意します。 対戦記録管理として詳細なデータを記録しており、部活ではそれを活かした的確なアドバイスをして部員を支えています。 勉を演じた代永翼は、1984年1月15日生まれ神奈川県出身の男性声優です。高めの声質で少年だけではなく、女性の声をあてたこともありました。幼い頃は自分の声にコンプレックスを持っていましたが、相談した教師に声優という職業を教えられ、それをきっかけに現在にいたります。 『おおきく振りかぶって』三橋廉役、『Free!』葉月渚役、『弱虫ペダル』真波山岳役などアニメ作品の代表作のほか、サンリオキャラクターのKIRIMIちゃんの声も担当しています。