2017年11月30日更新

チョウ・チャンはどんな女の子?ハリー・ポッターの初恋相手に迫る

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チョウ・チャン

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チョウ・チャンは美しい黒髪のアジア系美少女

For @1883magazine. Credit: @asiawerbel

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チョウ・チャンはホグワーツのレイブンクロー寮に所属する、ハリーより1学年上の女の子です。アジア系の艶やかな黒髪を持ち、ホグワーツ内でも指折りの美少女として知られています。 とても真面目な性格で思慮深く、男子からの人気も高いようです。 レイブンクローのシーカーを務め、生まれ持った身体能力の高さを存分に披露しています。その反面魔法術を苦手としていて、武装解除術「エクスペリアームス」を言い間違えて対象物を爆発させてしまったことがあります。

ハリーが一目惚れ!?チョウ・チャンとハリーの出会い

ハリーがチョウ・チャンのことを知ったのは、3年次のクィディッチ対抗戦でレイブンクローと試合をした時でした。彼女は以前からシーカーを務めていたのですが怪我で休場していたため、この時が二人の初対面となりました。 この時のことをハリーは「緊張とは別の意味で胃が震えた」と表現していて、ひと目見た瞬間からチョウに心を惹かれます。しかし学年も所属している寮も異なるため、片思いのまま1年ほど何も進展がありませんでした。

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クリスマス・ダンスパーティーでの出来事

二人の関係が進展する兆しを見せたのは、チョウが5年生の時に開かれた三大魔法学校対抗試合のことでした。クリスマス・ダンスパーティーの相手に誘うため、ハリーは初めてチョウと会話らしい会話を交わします。 しかし結果は惨敗。 ハッフルパフ生でハリーと一緒にホグワーツ代表に選ばれていたセドリック・ディゴリーが、一足先にチョウにお相手を申し込んでいたのでした。ダンスパーティーで優雅に踊る二人を見て、ハリーはセドリックに嫉妬します。 対抗試合の「第二の課題」で命を救ってもらったことがきっかけで、チョウはセドリックに好意を寄せるようになり付き合い始めます。ところがその直後、セドリックはヴォルデモートとバーティ・クラウチが仕組んだ策略に巻き込まれてしまい、帰らぬ人となってしまいました。

ハリー・ポッターとのひとときのロマンス

好意を寄せていた人を亡くし悲しみに暮れていたチョウ。しかしそんな彼女を一途に想っていたハリーに絆され、二人はやがて付き合うことになります。ハリーは初恋を実らせ、初めてのキスを交わすこととなるのです。

ダンブルドア軍団

ハリーは親友のロンやハーマイオニーとともに、非公認クラブである「ダンブルドア軍団」を発足させます。 ダンブルドア軍団とは、「闇の魔術に対抗する防衛術」の教授となったドローレス・アンブリッジが生徒に実技を教えないことに異議を唱え、生徒だけで防衛術を学ぼうという考えを持った者の集まりです。チョウもこの集団のメンバーとして所属していました。 チョウは、「ダンブルドア軍団」という名前を生み出すきっかけにもなった人物。組織の名前を決める際チョウは「防衛協会(Defense Association)」を提案し、そのイニシャルが「ダンブルドア軍団(Dumbledore's Army)」の略にもなることにジニー・ウィーズリーが気づいて正式名称となりました。 週1回のペースで開かれた会合を通して、チョウとハリーは少しずつ距離を縮めていきました。もともとチョウは魔法術が苦手ですから、そんな彼女がハリーに従って熱心に防衛術に取り組んでいる姿を見ると、なんだか可愛くて応援したくなりますね。

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友人の密告、引き裂かれていく二人の関係

30人近く集まったメンバーで定期的に会合を開くことで、最終的にふくろうテストのレベルを超えた「守護霊の呪文」まで扱うことになり、実用的で質の高い内容だったことが伺えます。 しかし、先生方に隠れて行っていたこの活動は内部者の密告によって公になってしまいました。そしてドローレス・アンブリッジに密告したのは、なんとチョウ・チャンの友人であるマリエッタ・エッジコムだったのです。 その一件をきっかけに、ハリーとチョウの間に溝が出来始めます。一度できてしまった距離は開く一方で、最終的に二人は別れてしまいました。ハリーの親友であるハーマイオニーがいつも一緒にいることをチョウが快く思っていなかったり、亡くなったセドリックを未だ想ってたびたび涙を流していたことも原因であるようです。

友達思いのチョウ・チャン「密告書」

ダンブルドア軍団を結成する際、メンバーはハーマイオニーが用意した羊皮紙に署名を施していました。この羊皮紙には呪いがかけられていて、裏切った者には制裁が与えられる仕組みになっています。 密告をして裏切ったマリエッタの顔には、その呪いに則って「密告者」という紫色の膿で出来た文字が浮かび上がってしまったのです。 マリエッタの友人でありハーマイオニーを良く思っていなかったチョウは、マリエッタの肩を持ちました。 裏切り者をかばうという形にはなってしまいましたが、チョウの友達を大切にする心優しい性格が垣間見える出来事であったと言えます。

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チョウ・チャンを演じた女優ケイティ・リューングについて

映画『ハリー・ポッター』シリーズでチョウ・チャンを演じているのは、イギリス・スコットランド出身の女優ケイティ・リューングです。両親は香港からの移民で、少しだけなら広東語も話せるとのこと。音楽が好きで、ピアノを弾くことを趣味にしています。 2005年、18歳の時に『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でチョウ・チャンに抜擢されるまでは、学校の学芸会を含め演じた経験は一切無かったといいます。父親に勧められてチャン役のオーディションに参加したはいいものの、長時間並ぶのに心底うんざりしていたそうです。 父親が諭してオーディションを受け、結果的に3,972人の中を勝ち抜き選ばれました。 『ハリー・ポッター』シリーズの撮影終了後はロンドン芸術大学に進学し、写真術の学位を取得しました。現在も演技の勉強をしながらテレビドラマに出演し活躍しています。

「ハリポタ出演は、人生でやりたいことを決めるのに役立った。チョウ役を得る前は、全く何も考えていなかったから」と、語る彼女。今作を期に、自分が女優である事に自信を持ったと語っています。

見た目がアジア系であることからチョウ・チャン役に選ばれたと考え、これから先女優としてやっていけるのか不安だったというケイティ・リューング。しかし、大学で自分の得意なことを見つけ、演技の勉強を重ねることで大きな自信につながったようです。これからも彼女の活躍に期待したいですね。