2024年1月1日更新

最高に面白い宮藤官九郎(クドカン)脚本のおすすめドラマランキング!人気の映画も一覧で【2024年最新】

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宮藤官九郎
©︎ciatr

愛称“クドカン”で知られる宮藤官九郎は、1970年生まれの脚本家です。脚本以外にも俳優、作詞家、作曲家、放送作家、映画監督、ミュージシャンなど、マルチな才能を発揮しています。 宮城県栗原市出身で、劇団大人計画に所属。八反田リコを妻に持ち、2005年には長女が誕生しています。 実家は文房具屋を営んでおり、幼い頃から作文コンクールなどでいくつも賞をとっていたそうです。 そんな宮藤官九郎が脚本を担当した、おすすめドラマを16選紹介します。

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1位『あまちゃん』(2013年)

『連続テレビ小説 あまちゃん』
(C)NHK

クドカン脚本のおすすめドラマ第1位は『あまちゃん』です。『あまちゃん』は2013年度上半期に放送された朝ドラで、これまで朝ドラを見なかった層まで夢中にした人気作品。驚いたときに主人公が発する「じぇじぇじぇ」という言葉は2013年の流行語大賞を受賞しました。 東京育ちの主人公・アキ(能年玲奈)は、北三陸市に引っ越してきて海女になることを決意します。さらに親友のユイ(橋本愛)とアイドル活動を始めることになるというストーリー。 『あまちゃん』がドラマ初主演だった能年玲奈のフレッシュさが見どころ。アキのひたむきで明るく可愛らしい姿は多くの視聴者を虜にしました。また、ドラマの後半では東日本大震災や復興についても描かれています。 これまでの朝ドラとは一線を画す、クドカンらしさが存分に出ている作品です。

2位『池袋ウエストゲートパーク』(2000年)

クドカン脚本のおすすめドラマ第2位は『池袋ウエストゲートパーク』です。『池袋ウエストゲートパーク』は原作が石田衣良の同名小説で、若者たちのリアルな姿を描いた作品として人気を博しています。 主人公の元不良のフリーター・マコト(長瀬智也)は、危険渦巻く池袋に住む20歳。「めんどくせえ!」が口癖のマコトですが、持ち前の好奇心とお人好しさから池袋で起きるさまざまな事件に首を突っ込み、型破りな方法で解決していきます。 ギャングものなのでシリアスなシーンも多くありますが、クドカン脚本ならではのコミカルさも織り込まれた名作。主演の長瀬智也をはじめ、窪塚洋介、山下智久、佐藤隆太、妻夫木聡など人気俳優がたくさん出演しているのが見どころ。 とにかく登場人物たちがみんなかっこいいドラマ。この時代ならではの雰囲気を感じ取れる、いつになっても色褪せない名作です。

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3位『ごめんね青春!』(2014年)

ごめんね青春!
©TBS

クドカン脚本のおすすめドラマ第3位は『ごめんね青春』です。『ごめんね青春』はクドカンが初めて描いた学園ドラマで、2014年にTBSで放送されました。 仏教系の男子校とカトリック系の女子校の合併が決定し、合併前に共学クラスを先行して設けることに。共学クラスを受け持つことになったのが、主人公の原平助(錦戸亮)です。反発し合う男子と女子ですが、両校合同文化祭「青春祭」の開催に向けて理解し合うようになっていくというストーリー。 仏教とキリスト教、男子と女子、対照的なものが少しずつ歩み寄り理解し合うようになっていくのが見どころです。気弱な平助を演じる錦戸亮、さばさばした女子校教師を演じる満島ひかり、他にも重岡大毅、波留、トリンドル玲奈など豪華なキャストにも注目。

4位『木更津キャッツアイ』(2002年)

木更津キャッツアイ

クドカン脚本のおすすめドラマ第4位は『木更津キャッツアイ』です。『木更津キャッツアイ』は2回も映画化されるほどの人気ドラマ。放送当時は多くのファンが木更津を訪れる聖地巡礼を行う人気ぶりでした。 ぶっさん(岡田准一)は、末期がんで余命半年の宣告を受けてしまった21歳の元高校球児。千葉県の木更津市を拠点とする草野球チーム・木更津キャッツのメンバーは、ぶっさんのため怪盗団木更津キャッツアイを結成します。残りの人生を悔いが残らないように過ごそうとするという青春ストーリーです。 主演を務めた岡田准一を始め、木更津キャッツのメンバーは櫻井翔、岡田義徳、塚本高史、佐藤隆太といった豪華なメンバーとなっています。笑えるドラマと見せかけて、死と向き合うことや人の温かさが描かれた名作です。

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5位『タイガー&ドラゴン』(2005年)

クドカン脚本のおすすめドラマ第5位は『タイガー&ドラゴン』です。『タイガー&ドラゴン』は当初2時間の単発ドラマとして放送後、評判となり連続ドラマ化されました。落語+ヤクザという異色の作品として話題に。 笑うことを忘れてしまったヤクザの山崎虎児(長瀬智也)は、ある日落語を聞き感動し弟子入りを志願します。しかし、組長から借金をしているため弟子入りを断られることに。そこで山崎は授業料を払い借金返済に充てることを提案し、熱意が認められ弟子入りすることになるというストーリー。 ドラマの影響で落語に興味を持ったという人も多く、落語がストーリーとも絡み合っていくのが見どころの1つです。落語という若者にとって身近ではない題材も、クドカンの手にかかればこれほど親しみやすくなるのかと驚かされる作品。 主題歌ともなったクレイジーケンバンドの同名曲も、パンチが効いていて話題となりました。

6位『流星の絆』(2008年)

流星の絆
©TBS ©東野圭吾「流星の絆」(講談社刊)

クドカン脚本のおすすめドラマ第6位は『流星の絆』です。『流星の絆』は東野圭吾の推理小説を原作とした復讐劇をテーマとした作品。重いテーマながらクドカンらしさがあり、楽しく観られる作品となっています。 功一(二宮和也)、泰輔(錦戸亮)、静奈(戸田恵梨香)の3人兄弟は、幼い頃に両親を殺され復讐を誓っていました。大人になった3人はそれぞれ働きながら、詐欺グループ「アリアケ3」として活動。時効が迫る両親の事件を追うというストーリー。 最後まで犯人がわからず見応えが十分な作品となっており、サスペンス要素の強い作品ですがコメディ要素も盛りだくさん。3兄弟の個性と絆、他の登場人物も個性的で飽きることがありません。 各所に散りばめられた伏線が回収される、あっと驚く結末を楽しみに観てみてくださいね。

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7位『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(2019年)

クドカン脚本のおすすめドラマ第7位は『いだてん〜東京オリムピック噺』です。「いだてん」は2019年にNHKで放送された大河ドラマ。1912年に日本が初参加したストックホルムオリンピックから、1964年に東京オリンピックが開催されるまでの52年間を描きました。 ドラマの途中で主人公が変わるリレー形式となっており、最初の主人公・金栗四三を中村勘九郎、次の主人公・田畑政治を阿部サダヲが演じています。 金栗四三はマラソンで日本人初のオリンピック出場を果たした人物。田畑政治は東京オリンピック招致に関わり尽力した人物です。 日本がオリンピックに参加するまでの裏側、そしてオリンピック招致にはどのような苦労があったのかを知ることのできるドラマとなっています。2020年の東京オリンピック前にオリンピックについて学べる名作ドラマでした。

8位『うぬぼれ刑事』(2010年)

クドカン脚本のおすすめドラマ第8位は『うぬぼれ刑事』です。『うぬぼれ刑事』は2010年にTBSで放送されたドラマ。サスペンス、コメディ、ラブストーリーと多くの要素を盛り込んだドラマで、第29回向田邦子賞を受賞するなど高く評価されています。 婚約者に逃げられた刑事のうぬぼれ(長瀬智也)は、捜査に支障をきたすほどの超恋愛体質。運命の女性探しをするうぬぼれですが、意中の女性はなぜか調査する事件の犯人ばかりです。うぬぼれは犯人の女性に「求婚を受け入れるか、逮捕か」を迫り、振られていくのでしたーー。 毎回主人公が一目惚れした人物が犯人という構成で、犯人がわかっている刑事ものなのに楽しめるようになっているのが見どころです。主演の長瀬智也を始め、生田斗真、要潤、矢作兼といった豪華なキャスト陣にも注目。

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9位『ゆとりですがなにか』(2016年)

ゆとりですがなにか

クドカン脚本のおすすめドラマ第9位は『ゆとりですがなにか』です。『ゆとりですがなにか』は2016年に日本テレビで放送され、ゆとり世代のやるせなさを描いたドラマとして話題になりました。 野心・協調性・競争心がないと言われる「ゆとり世代」。ゆとり世代と一括りにされてしまうアラサー男性3人が、悩みながらも一生懸命に仕事や恋や友情に頑張るヒューマンドラマとなっています。 ゆとり世代を描いたドラマは、ゆとり世代からの共感はもちろん、そうでない人たちからも絶賛されました。ゆとり3人を演じるのは岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥。それぞれの演技力の高さも評判となりました。 人生に悩みながらも乗り越え、友情を育んでいく姿が見どころです。生きづらさを抱えるすべての人を応援してくれる笑えるドラマとなっています。

10位『季節のない街』(2023年)

『季節のない街』

クドカン脚本のおすすめドラマ第10位は『季節のない街』です。『季節のない街』はディズニープラスのスターで配信されたドラマ。黒澤明が『どですかでん』(1970年)のタイトルで映画化した、山本周五郎の小説を現代を舞台にしてクドカンが映像化しました。 物語の舞台となるのは、12年前“ナニ”の災害が起きて建てられた仮設住宅のある“街”。半助(池松壮亮)は街にやってきて失いかけた希望を取り戻し、人生を再生させていくのでしたーー。 街に住んでいるのは、「これぞクドカン作品!」と唸りたくなるような訳あり&いわくつきの個性豊かな人ばかりです。愛すべきキャラクターたちこそが、この作品の見どころでしょう。 山本周五郎の名作がクドカンの手によって、どう生まれ変わっているのか注目です。

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11位『マンハッタンラブストーリー』

クドカン脚本のおすすめドラマ第11位は『マンハッタンラブストーリー』です。『マンハッタンラブストーリー』は2003年にTBSで放送された、クドカン作品では珍しい大人のラブストーリー。「第39回ザテレビジョンドラマアカデミー賞最優秀作品賞」を受賞した名作です。 ドラマの舞台はテレビ局の近くの喫茶店「マンハッタン」。マンハッタンの店長、店員や常連客の思いが連鎖し繋がっていくストーリーとなっています。 見どころは常連客同士の恋愛リレードラマ。A〜Hまでの登場人物の好意の向きが逆流してしまう点は、視聴者の予想を裏切り大きな反響を呼びました。細部まで細かく描かれたキャラクターにも注目で、恋愛ドラマながらクドカンらしさあふれる作品となっています。

12位『監獄のお姫さま』(2017年)

クドカン脚本のおすすめドラマ第12位は『監獄のお姫さま』です。『監獄のお姫さま』は2017年にTBSで放送された、おばさんたちの犯罪エンターテイメントとして話題になったドラマ。 刑務所内で出会った5人の女性と1人の刑務官が結託し、出所後に冤罪で逮捕された仲間のために真犯人に復讐するというストーリーです。 主演は小泉今日子、刑務官を満島ひかり、刑務所内で知り合う女性を菅野美穂、夏帆、坂井真紀、森下愛子が演じており、キャストが豪華なことも見どころの1つ。おばさんたちの美しさとどんくささにも注目です。

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13位『俺の家の話』(2021年)

『俺の家の話』
(C)TBS

クドカン脚本のおすすめドラマ第13位は『俺の家の話』です。『俺の家の話』は2021年にTBSで放送され、主演・長瀬智也×脚本・宮藤官九郎が11年ぶりにタッグを組むことで話題となったホームドラマです。 長瀬智也が演じるのはピークを過ぎたプロレスラー。能楽の人間国宝である父の介護のためプロレスラーを引退し、名家の長男として家族と謎の女とともに介護と遺産相続を争うストーリーとなっています。 クドカンは「長瀬くんと次やるならプロレスラーが親の介護をするホームドラマがいい」と提案し、プロデューサーが受け入れ、ドラマの制作が実現しました。プロレスラーとして体づくりもしたという長瀬の肉体にも注目です。 これまでにさまざまなドラマでタッグを組んできたクドカンと長瀬が生み出す新たなホームドラマは、笑えて胸が熱くなる仕上がりとなっています。

14位『吾輩は主婦である』(2006年)

クドカン脚本のおすすめドラマ第14位は『我輩は主婦である』です。『我輩は主婦である』は2006年にTBSで放送されていた、クドカンにとって初となる昼帯ホームドラマ。 主人公は夏目漱石が乗り移った主婦という奇想天外な設定で、斉藤由貴が演じます。ごく普通の専業主婦だったみどりは、夫のたかし(及川光博)が会社を辞めてしまいお金に困ってしまいました。お金のやりくりに頭を悩ませたみどりに宿ったのは、旧千円札の夏目漱石だったのです。 夏目漱石化してしまう斉藤由貴の演技が見どころで、とんでもない設定でありながら楽しく観られるドラマとなっています。肩の力を抜いて楽しく観られる昼ドラとして評判でした。斉藤由貴&及川光博が歌う主題歌「家庭内デート」のラブラブぶりも話題です。

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15位『離婚しようよ』(2023年)

『離婚しようよ』
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クドカン脚本のおすすめドラマ第15位は『離婚しようよ』です。『離婚しようよ』は2023年にTBS制作でNetflixで全世界に配信されたドラマ。宮藤官九郎と大石静が脚本を務めています。 新人議員の東海林大志(松坂桃李)と俳優の黒澤ゆい(仲里依紗)は、結婚5年目の夫婦。お互いに世間体のためにおしどり夫婦を演じていましたが、実際の夫婦仲は冷え切っていました。離婚の道は厳しいですが、2人は一致団結して離婚へと突き進んでいくというストーリーです。 クドカン節が全開ながら、大石静の感動を呼ぶような作風も感じられるのが見どころ。2人が交換日記のように書いたという脚本なので、これはどちらが書いたのだろうと想像しながら観るとより楽しめるかもしれませんね。

16位『11人もいる!』(2011年)

クドカン脚本のおすすめドラマ第16位は『11人もいる!』です。『11人もいる!』は2011年にテレビ朝日で放送された大家族をテーマにしたホームドラマ。 真田家は8人の子を持つ貧乏な大家族一家でした。仕事がほとんどないカメラマンの父、カフェを経営する母、バイトに明け暮れ家計を支える高校3年生の長男を筆頭に8人の子がおり、貧しいながらも幸せに暮らしていたのです。しかし、そこに父の前妻の幽霊が現れ11人にーー。 設定は奇想天外ですが1話完結で楽しく観られるホームドラマとなっています。さまざまな騒動に巻き込まれながらも絆を強めていく真田家が見どころ。長男を演じる神木隆之介の暴走っぷりにも注目です。

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17位『未来講師めぐる』(2008年)

クドカン脚本のおすすめドラマ第17位は『未来講師めぐる』です。『未来講師めぐる』は2008年にテレビ朝日で放送された、未来が見えてしまう女性を主人公にしたドラマ。 塾講師のめぐる(深田恭子)は、24歳の誕生日に満腹になると人の20年後の姿が見えるようになりました。祖父から諭されても運命を受け入れられないめぐるだったが、奇妙な能力を活かして仕事に恋に奮闘していくことになるというストーリー。 見どころはみんなの未来を良くしようと奮闘するめぐるの愛らしさです。深田恭子の可愛らしさがクドカン脚本によって120%引き出されています。さらに、めぐる以外の登場人物のキャラも濃く、ブレイク前の星野源がキモオタ役で出演している点も注目。

2024年1月にはドラマ『不適切にもほどがある!』が放送決定

2024年1月にはクドカン脚本の新作ドラマ『不適切にもほどがある!』が放送されます。主演はクドカンドラマ常連の阿部サダヲで、今度はどんな演技を見せてくれるのか楽しみですね。 ドラマの設定は、昭和のダメおやじが令和にタイムスリップしてくるというクドカンらしさたっぷりなもの。ひょんなことから1986年から2024年にタイムスリップした小川市郎は、令和では不適切なコンプライアンス度外視の発言をし、令和の人々の度肝を抜いていきます。 コンプラに縛られた現代人に考えるきっかけを与える“意識低い系タイムスリップ系コメディ”とのことで、市郎の活躍が今から楽しみですね。

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宮藤官九郎(クドカン)脚本の映画一覧

2001年 『GO』
2002年 『ピンポン』
2003年 『木更津キャッツアイ 日本シリーズ』 『アイデン&ティティ』
2004年 『ドラッグストア・ガール』 『ゼブラーマン』 『69 sixty nine』
2005年 『真夜中の弥次さん喜多さん』
2006年 『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』
2007年 『舞妓Haaaan!!!』
2009年 『少年メリケンサック』 『カムイ外伝』 『鈍獣』 『なくもんか』
2010年 『ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-』
2013年 『中学生円山』 『謝罪の王様』
2014年 『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』
2016年 『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』 『土竜の唄 香港狂騒曲』
2018年 『パンク侍、斬られて候』
2021年 『土竜の唄 FINAL』
2023年 『1秒先の彼』 『ゆとりですがなにか インターナショナル』

人気作ばかり!宮藤官九郎(クドカン)脚本のおすすめドラマランキング

宮藤官九郎が手掛けた脚本は、どれも人気作ばかり。どの作品を観ても面白く、クドカン人気も納得です。2024年には待望の新作ドラマが放送されますが、これまでの人気ドラマも振り返ってみてくださいね。