2016年6月14日更新 9,902view

『千と千尋の神隠し』湯婆婆に関する疑問を解決!銭婆との違いは?

『千と千尋の神隠し』の登場人物たちの中でもひときわ印象の強い、湯婆婆。大きな頭に鋭く尖った鼻、傲慢で強欲なキャラクターで千尋を振り回しますが、同時に仕事の厳しさや喜び、世の中のことを教えてくれる存在でもあります。

『千と千尋の神隠し』には欠かせない湯婆婆

湯婆婆

強力な魔力と権力で「油屋」を支配している魔女、湯婆婆。千尋の名前を奪い、自分の経営している油屋で仕事をさせるなど、『千と千尋の神隠し』の物語の鍵を握る重要な登場人物です。横暴で強欲な性格で、従業員たちにも常に高圧的な態度で接しています。

千尋の働きぶりにより客から砂金がもたらされると、従業員の前で千尋の努力と成果を認めるなど、経営者として熱心な一面があり、千尋に仕事を通して世の中のさまざまな事を教える、『千と千尋の神隠し』には欠かせない存在です。

湯婆婆の声優を担当しているのは?

夏木マリ

強烈なキャラクターである湯婆婆の声を担当しているのは、夏木マリです。これまで豪快で強烈なキャラクターの女主人の役を演じることが多かった夏木マリだけに、今回は、まさにハマり役と言えます。

双子の姉である銭婆の声も一人二役で担当し、見事にキャラクターの違いを演じ分けました。

湯婆婆の名セリフが知りたい!

湯婆婆3

横暴で強欲なキャラクターの湯婆婆ですが、なかなか素敵なセリフもたくさん残しています。

「千!よくやったね、大儲けだよ! ありゃあ名のある河の主だよ。みんなも千を見習いな!」

千尋が対応した客から大量の砂金を貰い受けたとき、従業員たちの前で千尋を賞賛します。今まで傲慢で口やかましい態度しか取らなかった湯婆婆が、経営者として雇用主としての親心を千尋に初めて見せます。この一件から千尋は油屋の従業員たちの間でも一目置かれる存在となります。

「そう簡単にはいかないよ、世の中には決まりというものがあるんだ」

ハクや息子である坊から、千尋を元の世界に戻すように頼まれ、戸惑いながらこう口にします。まるで自分に言い聞かせるように言っているようにも聞こえます。千尋を元の世界に戻すことに対して葛藤している湯婆婆の心情が見て取れるセリフです。

湯婆婆と銭婆の違いは?

銭婆

湯婆婆には双子の姉である銭婆がいます。見た目はまったく同じですが、銭婆の性格は温和で優しく、千尋を励ますなど寛大で暖かい一面もあります。双子の姉妹で服装などもほとんど同じであるのに、二人は仲が悪く険悪な態度ばかり取っています。

華やかな湯屋を切り盛りし、強欲で傲慢な湯婆婆と、沼のそこの地味な暮らしをしている温和な銭婆は、対照的な存在として描かれ、世の中の相反する事柄の象徴としても捉えることができます。静と動、陰と陽などの対立する事柄が性格の異なる双子の魔女によって表されているように思います。

湯婆婆のモデルとなったのは?

油屋モデル2

油屋のモデルとなったと言われている、台湾の人気茶芸館「阿妹茶酒館」。店頭には、「湯婆婆の屋敷」と書かれた看板も有り、ジブリファンなら一度は訪れておきたい場所です。店内の華やかだけれどどこか懐かしさを感じさせる雰囲気は、映画の中の油屋そのもの。

名前のモデルになったのは、湯湯婆だと言われていますが、見た目のイメージなどのモデルになった人はいるのでしょうか?宮崎監督のいとこの女性や友人の女性だという噂がありますが、本当のところはわかっていません。

さまざまな親心を見せてくれるキャラクター

湯婆婆

横暴で口やかましい湯婆婆も、自分の息子の坊には甘く、溺愛していました。もう赤ちゃんではないような年であるのに、部屋に閉じ込め外に出さない、支配的な愛情を与える母親の顔がありました。

一方千尋たちに対しては傲慢な経営者でしたが、仕事の厳しさを教える雇用主としての親心も時折見せています。湯婆婆は、『千と千尋の神隠し』のなかで、さまざまな親心を見せてくれる存在です。

湯婆婆とドラゴンボールの関係って?

湯婆婆4

『千と千尋の神隠し』では、湯婆婆が手の平から光の玉を放出するシーンが話題になっています。

この湯婆婆のポーズ、なんとなくあの『ドラゴンボール』のワンシーンに似ていますよね。このシーンの絵コンテにも「ドラゴンボール風」という書き込みがあったようで、この技はやっぱり「かめはめ波」をモデルにしていたようです。

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