2017年7月6日更新

チビ太がおでんに捧げる愛がすごすぎる!魅力を徹底解説【おそ松さん】

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おそ松さん ちび太

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『おそ松さん』で若干の成長が見られるチビ太

ギャグ漫画の巨匠・赤塚不二夫の代表作『おそ松くん』。『おそ松さん』は2015年10月、6つ子が大人になった設定として約27年ぶりに復活し、予想外の大ヒットを記録したアニメです。 主人公のおそ松たち6つ子と何かと関わりのあるチビ太。6つ子とはケンカをしていじめられたり、仕返しをしたりとケンカ友達のような関係です。 前作では身長60センチの小柄な少年だった彼ですが、本作では髪型は変わらないものの、ちょっと背が伸びて大人になりました。ニートの6つ子たちとは違い、様々な仕事をしながら大好きなおでんの屋台を営業しています。

2:チビ太の声優は?

チビ太の声を担当するのは國立幸(こくりゅう さち)。1984年7月9日生まれ、埼玉県出身で、所属は劇団ひまわり。現在は声優の他にも女優として活躍しています。 その他には2005年放送のアニメ『銀牙伝説WEED』のウィード役や2015年の『七つの大罪』でアーサー・ペンドラゴン役を担当しています。公式ツイッターではチビ太らしく(?)イヤミとのツーショット写真を公開してます。

3:銀河一のおでんを作ろうと日々奮闘中!

チビ太と言えばやっぱりおでん。『おそ松さん』で営業するおでん屋台はその名も"ハイブリッドおでん"!よーく見ると、看板に"カード決済可"と書かれていますが、どうやってカードを使うんだ、という突っ込みが飛んできそうです。 彼がいつも持っているおでんの具は、上から順にコンニャク、がんも、ナルトが串に刺さったタイプで、だしは関西風という細かい設定があります。 作者の赤塚不二夫によりますと、作者の少年時代の昭和30年代は、大人向けに売られたおでんの他に、子ども向けのおでんがこのように串に刺さった状態で売られていたそうで、チビ太のおでんはそれをモデルにしたものなのです。 トレードマークになるだけあって、おでんに対する愛情は相当なもの。目指すは日本一ならぬ、銀河一のおでんです。 第9話「チビ太とおでん」では、カラ松に強制的におでん修行を進めますが、その修業は段々エスカレート。最後には自身が味見をするためにおでんのダシに全裸でダイブするなど、スパルタを通り越して狂気の域に達しています。

“カラ松事変”のきっかけに

おそ松たち6つ子はチビ太のおでん屋台"ハイブリットおでん"の常連さん……。ですが、一度も代金を払ったことがなく、ツケがとんでもない金額に達していました。 第5話の「カラ松事変」では、たび重なる6つ子の無銭飲食にとうとう堪忍袋の緒が切れたチビ太。カラ松を人質に強制的にツケを取り立てようとしました。 しかし5人の反応は薄く、カラ松自身に身代金を払わせようというとんでもない結論に至ります。その後、近所からおすそわけされた梨を食べるのに夢中でカラ松のことを忘れてしまうのです。 チビ太は"ツケ返せ!"という立派な鉢巻きをしめて意気込んだにも関わらず、予想外過ぎる5人の狂気的な行動に恐れをなしてツケ取り立てをあきらめ、カラ松を置き去りにして逃亡してしまいました。

レアキャラ、チビ美がかわいい!

『おそ松さん』第10話に登場したロリ系美少女。その名もチビ美。実はチビ太が女体化した姿なのです。その可愛らしさに6つ子もメロメロ。特にトド松は彼女に貢ぎまくる事態になってしまいました。 しかし、なぜチビ太がこんな美少女になったのでしょうか? それはイヤミの提案で"レンタル彼女"の商売を始め、一攫千金を狙うことになったからなのです。メンバーはイヤミ、チビ太、ダヨーンなのですが、これが彼らの元の姿。誰がどう見ても一攫千金に手が届くようには見えません。 努力の甲斐もなく美しくなれなかったチビ太たちは、デカパンの発明した薬で美女になったのです。チビ美の可愛らしさに夢中になる6つ子ですが、結果的に薬の効果がキレてしまい虎の入った檻に監禁されることとなります。

6:チビ太の前に現れた美少女・花の精

おでん作りに奮闘するものの、なかなか納得のいく味ができないチビ太。自暴自棄になった彼は、帰り道で道端にひっそりと咲く花を見つけました。寂しそうな花に自分を重ねて水をあげるチビ太。すると次の日、おでん作りに悩む彼のもとへ一人の美少女がやって来ました。 彼女は昨日の"花の精"だと名乗り、おでん作りに行き詰まりを感じていたため、色々なところに連れていきます。最初はおでんから離れて遊ぶことを拒否していたチビ太も、次第に彼女とのデートを楽しむようになっていきますが……。 ギャグ満載の『おそ松さん』ですが、この第15話「チビ太と花のいのち」はちょっと切なくも心温まるエピソードになっています。同時に放送された十四松のエピソード「面接」との落差の激しさを感じながらも、時にしんみりできるのが『おそ松さん』の魅力です。