2017年7月6日更新

カネキこと金木研、東京グール主人公の魅力を徹底解析!【ネタバレ厳重注意】

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東京グール カネキ 金木

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カネキこと金木研、東京グールの主人公

東京グール・金木研
『東京喰種 トーキョーグール』第1部の主人公である金木研は、上井大学文学部国文科に通う1年生で、マンションで一人暮らしをしていたごく普通の大学生。ある日喰種であるリゼに捕食されそうになって重傷を負い、リゼの臓器を移植されたことで半喰種になってしまうのです。 倫理観や空腹、理性や衝動と葛藤するカネキは、喫茶店あんていくの店長・芳村に助けられ、喰種が集まるこの店で働くことになります。人間と喰種の2つの要素を持つカネキは、唯一両方の世界に身を置くことができる者としてそれぞれの苦悩に触れ、自分の生き方を模索していきました。 カネキは12月20日生まれのAB型。もともとは内気で穏やかな性格をした人物です。しかし半喰種となってその世界に足を踏み入れ、アオギリの事件に関わったことで冷徹で攻撃的な一面を見せるようになりました。髪型は前髪が少し長めのストレートヘアで、髪色は最初は黒髪でしたがコロコロと変わります(後述) 本記事ではそんなカネキの全てを紹介しますが、『東京グール:re』での内容も含まれているため、アニメ派、未読・未視聴の方はネタバレ厳重注意です!!

マスクが特徴的な眼帯のグール

東京グール カネキ 金木
カネキは半喰種であるため、喰種と同じように高い身体能力と人間を捕食する性質を持っています。しかし特有の赫眼は左目にしか現れず、発現をコントロールすることができません。 そのため普段は眼帯を着けて外出をしています。しかしマスクをつけた際はその片方の赫眼が見えるように設計されており、このことから「眼帯の喰種」という異名を持っているのです。

一瞬にして黒髪から白髪へ、白カネキがかっこいい!

東京グール カネキ 金木
「隻眼の王」の元に集い、力で弱い喰種や人間を支配しようとする集団を「アオギリの樹」と言います。その組織の幹部を務めているのが、大守八雲ことヤモリです。 カネキはヤモリから死よりも辛い痛みを受け、仲間を目の前で失い拷問を受け続けます。そして大きなストレスのせいで色素失われてしまい、白髪の姿となってしまいました。この姿はファンの間で「白カネキ」と呼ばれています。 自分の中にいたリゼを捕食し喰種としての自分を認めたカネキは、覚醒して凶暴化しヤモリを力で圧倒しました。赫包を捕食してヤモリを瀕死の状態に追い込み、捨て台詞を吐いてその場を去ったのです。

カネキの覚醒の原因はムカデ?

ヤモリから受けた拷問には、ムカデを用いたものもありました。読書好きのカネキは、カフカの『変身』に登場する毒虫をムカデだと考えていて、相当な嫌悪感を持っています。 拷問によってトラウマを刺激され、精神的に追い込まれて覚醒するに至ったカネキ。実はムカデは彼が持つ喰種の一面として、本人モチーフとしてもたびたび登場します。これは絡まる鎖のような束縛感を表しているのです。 半赫者になった時はムカデのような赫子と、左顔から胸元に伸びた一つ目の面が現れました。この特徴からカネキは「ムカデ」と呼ばれるようにもなります。

カネキの赫子(かぐね)がカッコイイ…

東京グール カネキ 金木
赫子(かぐね)とはグールが戦闘の際に用いる武器のようなもので、その形状はグールごとに異なっています。「液状の筋肉」と称され、人を捕食することによってグールの体内にある赫包という部位にRC細胞というものが蓄えられ、かぐねはこのRC細胞が体外へ放出されたものです。 カネキの赫子は通称「ムカデ」と呼ばれています。カネキはグールにした張本人であるリゼや覚醒するきっかけとなったヤモリの人格が戦闘中に表出することがあり、リゼが現れている際には足が6本現れその名の通りムカデのような見た目になります。 作中では高い回復力を持つとされているヤモリよりも高い回復能力を持ち、回避能力に優れています。なお防御力はそこまで高くない模様。

【ネタバレ注意】『東京グール:re』主人公のハイセはカネキだった!

東京グール re
第2部の主人公は佐々木琲世という22歳の青年です。毛先が白い黒髪が特徴の喰種捜査官で、「クインクス」という喰種の能力を持った4人をメンターとして統率しています。 明るい性格で正義感の強いハイセは、過去20年間の記憶がありません。そしてその風貌は、カネキと瓜二つ。そう、佐々木琲世は金木研その人だったのです。 戦闘の際、カネキが表面に出てくるほど暴走化しやすく、性格や言動も別人のように変化します。オークション掃討戦で前の自分と向き合い対話したことで、黒髪に戻り視力が落ちてメガネをかけるようになりました。

闇カネキ又は黒カネキが恐ろしいほど強すぎる

改造されたカナエとの戦いをきっかけに、瀕死のハイセはカネキに取り込まれてしまい、闇カネキが復活しました。このカネキは本来の自分の力とハイセの力を併せ持っているため、高い戦闘力を所持しているのです。ファンの間で「闇カネキ」「黒カネキ」と呼ばれ恐れられています 黒ずくめの服装で赫子を操り、喰種を次々に倒していきます。バタバタと駆逐していく様に恐怖を覚えた喰種は、死神と呼ばれる白い服装の有馬貴将と対比して、カネキを「黒い死神」と呼ぶようになりました。 リゼを捕食したため先端が鉤爪状になった鱗赫を操っていましたが、黒カネキとして復活した際はエトの赫包も喰らったことによって言葉を話す赫子を繰り出すことができるようになっています。

【超ネタバレ注意】そしてカネキは隻眼の王に…

カネキ 東京グール
ストーリーの中でも度々名前が登場していた『アオギリの樹』のボスである隻眼の王。『東京グール:re』での有馬と闇カネキの死闘によってカネキは再び髪の色素が抜け、白髪となります(通称白カネキ)。そして死闘の末、カネキは有馬を討ち取ります。 ファンの間では隻眼の王ではないかという説が囁かれていましたが、その後エトの口より有馬が隻眼の王であったことが判明します。しかし有馬は本当の隻眼の王を探すための王であり、有馬を倒したカネキこそが本当の隻眼の王だと告げられたカネキは隻眼の王となることを決意します。

トーカとの関係が気になる!

東京グール
トーカこと霧嶋董香は、喫茶店あんていくで働いている高校生の喰種です。もともとカネキとトーカはそりが合わず、お互い微妙な距離感を保っていました。 しかし時を経て2人は打ち解け、次第に仲間としての絆を感じるようになります。アオギリの樹の一件でカネキが奪われた際は、トーカが「たとえ1人でも助けにいく」という強い想いを示しました。 事態が収束すると、カネキはあんていくを去ることをトーカに宣言します。自分もついていこうとしますが叶わず、トーカは何も言い出すことができないまま離れ離れになってしまったのでした。 カネキにもらったキーホルダーを密かに大切にしていたり、カネキと同じ大学を受けるために勉強したりと、かなり一途な一面を見せるトーカ。そんな姿に2人の仲を応援するファンも少なくないようです。

「趣味は読書」が素敵

本

カネキの名言

東京グール カネキ 金木

「相手のことを知らないまま、間違ってるって決めてしまうなんて…そんなのが正しいなんて、僕には思えない」

「全てを知った上で受け入れてくれる人がいれば…枷を嵌めて生きる身だとしても、どんなに救われるだろう」

カネキの声優は?

花江夏樹