2016年7月9日更新 6,372view

『ハウルの動く城』イケメンなのにヘタレな魔法使いハウルに迫る

ジブリ作品の中でも一番のイケメンキャラと噂される、ハウル。恐ろしい魔法使いだと人々に恐れられているけれど、その実態は?そのイケメンすぎる美しい見た目やミステリアスなイメージとはかけ離れた、とんでもないヘタレキャラの魔法使いだったのです。

ジブリ1の美青年・ハウル

ハウル

金髪と青い目が印象的な、魔法使いの美青年ハウルは、優秀な魔法使いであり、美女の心臓を食べてしまうと噂され人々に恐れられる存在でした。

将来を有望視されるほどの優秀な魔法使いでしたが、悪魔との契約を交わしてしまいます。少年時代に火の悪魔カルシファーと契約を行い、自身の元に置き、今ではそのエネルギーを好きに利用しています。かつての師匠である偉大な魔女、サリマンからは、ハウルが悪魔と取引をしたことを深く嘆かれています。

ハウルの性格

ハウル2『ハウルの動く城』

偉大な魔女、サリマンに将来を有望視されるほどの優秀な魔法使いであるハウルですが、その実態は全くちがったものでした。

浮気性

若い女性の心臓を食べると言われているハウルは、片っ端からいろんな女性に声をかけていきます。しかし相手の女性の心が自分の方に傾くと、途端に興味を失ってしまうのです。ハウルの元にいつもいる火の悪魔カタルシファーにも、興味があるのは相手が恋に落ちるまで、とあきれられています。

弱虫

ハウル5『ハウルの動く城』

出典: mery.jp

魔女の呪いから逃れるために魔よけのアイテムを敷き詰めた部屋で生活しているハウル。自分でも、「僕は本当に臆病なんだ。」と言っていましたが、ベッド以外のほとんどが魔よけのアイテムとは、本当に怖がりなんですね。

見栄っ張り

誰よりも臆病で弱虫であるくせに、そういうそぶりを決して見せたくない見栄っ張りな性格のハウル。いつもおしゃれや外見のことばかり気にして恰好をつけています。

イケメンなのにヘタレすぎる

ハウル3『ハウルの動く城』

とってもイケメンなハウルですが、その言動や性格はどうしょうもないほど残念でヘタレです。

髪色が変わっただけで大騒ぎ

ハウル4『ハウルの動く城』

ソフィーが風呂場の棚を掃除したら、髪を洗っていたハウルが血相変えて飛び出してきました。ソフィーが棚をいじったせいで呪いがめちゃくちゃになったらしく、きれいな金髪はオレンジ色に変わってしまったのです。それぐらいのことで、と思ってしまいますがハウルにとっては一大事です。

「美しくなければ、生きている意味がない!!」と、まるでこの世の終わりのように絶望に打ちひしがれていました。

自分への呼び出しをソフィーに代わりに行かせる

魔女の呪いを何よりも恐れている臆病者のハウル。毎日魔よけのグッズの中でわが身を守りながら生活をしています。サリマンに呼び出された時、どうしても行くのが怖いハウルは、ソフィーに代わりに行ってきて!と駄々をこねます。「お母さんのフリして行ってきてよ!」だなんて、どうしょうもないヘタレですねぇ。

ソフィーと出会うことで変わってゆく

ソフィー『ハウルの動く城』

弱虫で見栄っ張りで浮気性、おまけに臆病者でヘタレのハウル。もうこれだけでどうしょうもないですが、それでもソフィーと出会うことで成長していきます。

自分の美しさを自覚し、それを何よりも大切にしていたハウルは、自分の弱さや情けなさを人に見せることも嫌っていました。弱虫で臆病であるため、自分の弱さをさらけ出して人と向き合うことからも逃げていたのです。しかしソフィーには、自分の本心や弱さを少しずつ見せていきます。

人と向き合うこと、自分と向き合うことからも逃げ続けていたハウルが、ソフィーに出会うことによって自分の本当の姿を受け止められるようになっていきました。

魔女の呪いを恐れて、魔よけの道具で自分を守ることしかできなかったハウルが、鳥の姿になってソフィーのために戦うことを決意する時がやってきます。彼が大きく成長した瞬間です。守るべきもの、守りたいと思うものができた時に人は、男性は大きく変わるのだということを思い知らされます。

カルシファーとの契約の秘密

カルシファー『ハウルの動く城』

出典: digi-6.com

カルシファーとの間には秘密の契約がされています。少年時代に強力な魔法を得るため、心臓をカタルシファーに預ける契約をしていたのです。カルシファーに奪われた心臓の代わりとして、若い女性の心を求めるようになりました。

多くの女の子に片っ端から声をかけ、相手がこちらを向くと、途端に興味を失ってしまったり、女性の心を奪ったままどこかへ行ってしまったりするハウルに、「女性の心臓を食べる」という恐ろしい噂が生まれたのです。

キムタクを声優として起用した裏話

ハウル

出典: sumally.com

ハウルの声優を務めているのは木村拓哉ですが、決定までに興味深いエピソードがあります。初めてのセリフ合わせの時に、本来ならばアニメの場合は台本を持ちながら行うことがほとんどですが、木村拓哉は、全てのセリフを頭に入れてきたそうです。

この現場に立ち会った映画プロデューサーの鈴木敏夫は、木村拓哉の真面目さと真剣さに感心したこと、そして宮崎駿も思わず納得するほど演技が良かったことなどを、後に語っています。

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