リブート版『トゥームレイダー ファースト・ミッション』あらすじ・キャスト【アリシア・ヴィキャンデル主演】

アンジェリーナ・ジョリー主演の2001年公開の映画『トゥームレイダー』が、新しいキャストで復活します。 この作品は、1996年にイギリスのゲーム会社のCore Designが制作した同名の大人気アドベンチャーゲームシリーズの実写版。 冒険家の父親が残した手がかりをたどって、トレジャーハンターのララが冒険を繰り広げる、冒険ありロマンスありのアドベンチャー・アクション映画です。 1作目は2001年に公開され、2003年には続編『トゥームレイダー2』が公開。興行収入はシリーズ併せて4億3200万円にのぼり、人気アクション映画となりました。 そして、『トゥームレイダー ファースト・ミッション』としてララがスクリーンに帰ってくることが決定！2018年全米公開予定の今作は、『リリーのすべて』で第88回アカデミー賞助演女優賞に輝いたアリシア・ヴィキャンデルがララ・クロフト役を演じます。

トレジャーハンターとして活躍しているララ・クロフトはある日父親の隠し部屋から時計を見つけます。その時計はただの時計ではなく、古代の秘宝であり、それを持った者は時間を支配できるとされるをみつける手掛かりになる物でした。 しかし、ララは秘密結社のメンバーにそれを奪われてしまいます。 このは、悪者の手には簡単に渡らない様に2つに分断された状態で世界のどこかに隠されていることを知ったララは、カンボジアへと向かいます。 そこで出会ったのは、最初にララを襲って時計を奪った秘密結社のパウエルでした。パウエル率いるイルミナティ一団もまたを手に入れる為にカンボジアへたどり着いていたのです。 パウエルとその一味を相手に戦った末、ララはの半分を手に入れます。 しかし、それだけでは意味を成さないため、もう片方のかけらを探すにあたって、ララは秘密結社と一時的に手を結びます。 ララは20年前に行方不明となった冒険家の父親と再会するために、を手に入れたいと思っていました。一方、秘密結社の人々は時間を支配する強力な存在となるためにそれを探していたのです。 それぞれの目的を達成させるために、一行はアラスカへ渡り、を探す旅はクライマックスを迎えます。

本作では若かりし頃のララ・クロフトがどのようにトレジャーハンターとなったのか、そして、謎めいたミステリアスな島を舞台に“トレジャーハンター、ララ・クロフト”の初めての冒険を描いた物語になるようです。 14歳の時に、父親が失踪した過去を持つ、アリシア・ヴィキャンデル演じるララ・クラフトは父親の後継になることを拒んで、配達員として仕事をしながらイギリスの大学に通っていました。しかし、父親失踪の真実を知りたい衝動を抑えきれなくなったララは、父親が最後に訪れた日本の墓所へと向かうことになります。

リメイクされた今作で主演のララを演じるアリシア・ヴィキャンデルはスウェーデン出身の女優です。 もとはプリンシパルダンサーを目指し、複数のミュージカル舞台にも出演していたアリシアですが、2010年に映画女優としてスクリーンデビューし、2012年全米公開された『アンナ・カレーニナ』のキティ役で一躍名が知られました。 近年では『コードネーム U.N.C.L.E.』のギャビー役や『リリーのすべて』のゲルダ役、そして『エクス・マキナ』のエヴァ役として広く知られている、今注目を集める女優の一人です。

ウォルトン・ゴギンズはアメリカ・アラバマ州出身の俳優で、『ヘイトフル・エイト』や『G.I.ジョー　バック2リベンジ』などにも悪役として出演しており、高い評価を得ています。 今作にも悪役として出演交渉中で役どころなどはまだ明かされておらず、続報が期待されています。

ララの父・リチャード・クロフトを演じるのは、『300 〈スリーハンドレッド〉』などで知られるドミニク・ウェスト。私生活でも3人の子供の父である彼なら、リチャード役も説得力を持って演じられるのではないでしょうか！

『香港国際警察/NEW POLICE STORY』や『ウォークラフト』などでの俳優活動に加え、『四大天王』などの監督としても活躍するダニエル・ウーも本作に出演します！役どころはまだ不明ですが、本作には日本が舞台になる場面もあるようなので、作中の日本人役としての登場なども考えられるのではないでしょうか？こちらも続報が楽しみですね！

元々バレリーナを目指していたアリシアなので、彼女の高い身体能力を生かしたアクションシーンは必見になること間違いないでしょう。 そして監督を務めるノルウェー出身のローア・ウートハウグにとって、今作がハリウッドデビュー作となるので、その仕上がりも見どころのひとつかもしれません。 ローアは、短編映画『Snørr(原題)』で1993年に監督デビューを果たし、その後ホラーやサスペンス作品を多く手掛けてきました。ミステリアスな島を舞台にする今作では、その力量を十分に発揮するのではないでしょうか。 本作は2018年3月16日から全米、同年3月から日本でも公開されることが決まっています。