2017年7月6日更新

あの悪役達の子供が主人公の映画『ディセンダント』って知ってる?

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『ディセンダント』

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ディズニーヴィランズの子供達が活躍するおとぎ話『ディセンダント』

『ディセンダント』はディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービーで、テレビ映画として全米で2015年7月31日に放送、日本では2015年12月18日に初放送され瞬く間に話題となり、全米では過去2年の間で視聴率1位を獲得しました。 ディセンダント=子孫という意味の通り、ディズニー作品のヴィランズ(悪役)達にもしも子孫がいたらという設定の映画で、ディズニー好きはもちろんのこと、今まで見たことがなかった人もハマること間違いなしの物語です。 そんな楽しく引き込まれる『ディセンダント』の内容や、キャストについてご紹介します。

『ディセンダント』のあらすじ

『ディセンダント』
ディズニー作品のヴィランズ(悪役)達にもしも子供がいて、その子達が10代だったら…という設定から物語は始まります。『眠れる森の美女』に登場するマレフィセントの娘・マルをはじめ、様々なディズニー作品のヴィランズ達は、魔法のバリアがかかったロスト島に隔離された生活を強いられていました。 そんなある日、英雄達が住む本土のオラドン合衆国を統治していた『美女と野獣』のベルとビーストが、その息子・ベンに王位を引き継いだことにより、ロスト島で生活していたヴィランズの子供達4人はオラドンの高校に転校するよう言い渡されます。その理由はベンがヴィランズの子供達にも平等にチャンスを与えたいという思いからだとか。 最初は嫌がっていたマル達でしたが、マレフィセントに「フェアリー・ゴッドマザーの杖」を盗むようにと諭され渋々本土に行くことを了承し、そこから学校生活で様々なことが起こっていきますが…。

メインキャストの4人を紹介!

マル/ダヴ・キャメロン

『ディセンダント』 マル
マルは本作の主人公で『眠れる森の美女』の悪役マレフィセントの娘です。ミドルネームはマーサで、ロスト島にいた頃は悪事ばかり働いていましたが、その行動も母のマレフィセントからの期待の大きさ故でマル自身はその行いを疑問に思っていました。 4人の中ではリーダー的存在で、母マレフィセントから「フェアリー・ゴッドマザーの杖」をオラドン合衆国から奪う指名を受け、魔法の本で呪文を使い絵を描くことが好きな女の子です。 マルを演じるダヴ・キャメロンは、1996年1月15日生まれワシントン州出身のアメリカで活動する女優・歌手です。8歳の頃からコミュニティー劇場で演技を始め、高校時代には聖歌隊ナショナル・チャンピオンシップ・ショーで歌を披露するなど幼いころから人前に出ることが好きでした。 2012年にドラマ『シェイムレス 俺たちに恥はない』で女優デビューをし、その後ディズニーチャンネルの『うわさのツインズ リブとマディ』で初主演を務め一卵性双生児のリブとマディ一人二役という難しい役をこなし徐々に知名度を上げています。

イヴィ/ソフィア・カーソン

Are you ready?. . .? #DESCENDANTS2 #SOMANYWAYSTOBEWICKED

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イヴィは『白雪姫』の悪役イーヴィル・クイーンの娘で、自分が世界で一番可愛いと自負し、プリンセスに憧れおしゃれやメイクにこだわりを持っています。料理や洋裁が得意な女の子らしい一面もある一方で、本当は賢いのにわざと頭の悪いフリをして可愛さを出し王子様に出会うことを夢見ている計算高い女の子のようです。 母イーヴィル・クイーンから貰った手鏡により魔法を使うことができ、いつでも鏡を見ているのは母親譲りなところがあります。 イヴィを演じるソフィア・カーソンは、1993年4月10日生まれフロリダ州出身のアメリカで活動する女優・歌手です。3歳から20歳までマイアミのマリア・ベルデハ芸術学校でダンスを習い、17年間の間でバレエ、ジャズ、ヒップホップ、フラメンコ、コンテンポラリー、タップなどあらゆるダンスを身に着ける努力家として知られていました。 2014年にディズニー・チャンネルのドラマ『オースティン&アリー』でテレビデビューを果たし、 2015年9月にはハリウッド・レコードとアーティストとして契約するなど精力的に活動する注目の女優です。

ジェイ/ブーブー・スチュワート

ジェイは『アラジン』の悪役ジャファーの息子で、少々荒っぽい性格です。盗みを得意とし盗んだもので生活を支えています。運動能力に優れていて、オラドン合衆国で開催される「トーニー」という競技に誘われ、高校の部活にも所属しエースとして活躍することによって、盗み以上にやり甲斐を感じていきます。 ジェイを演じるブーブー・スチュワートは、1994年1月21日生まれカリフォルニア州出身のアメリカで活動する俳優・歌手・モデルです。母親は日系、中国系、朝鮮系、父親はネイティブ・アメリカン系、ロシア系、スコットランド系という家系に生まれました。 2004年から俳優の活動を始め『ベオウルフ/呪われし勇者』でスタントマンを務め下積み時代を過ごし、2010年に公開された『トワイライト・サーガ』第3作『エクリプス/トワイライト・サーガ』でセス・クリアウォーター役に抜擢され脚光を浴びていきます。その後も2014年に映画『X-MEN: フューチャー&パスト』にも出演し、飛躍を続けているようです。

カルロス/キャメロン・ボイス

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カルロスは『101匹わんちゃん』のクルエラ・ド・ヴィルの息子で、やんちゃで子供っぽいところがあり周りから可愛がられるマスコット的な存在ですが、少々臆病なところもあります。母クルエラの影響で幼い頃から犬が苦手でしたが、オラドン合衆国に渡り住んだことで犬と触れ合い苦手意識がなくなったようです。 運動神経もよくジェイと同じトーニー部に所属し、頭の回転が速いことから部活内ではチームの脳とも呼ばれています。 カルロスを演じるキャメロン・ボイスは、1999年5月28日生まれカリフォルニア州出身の俳優です。父親はアフリカ系アメリカ人で母親はユダヤ人のハーフとして生まれ、2008年に公開された映画『イーグルアイ』のサム・ホロマン役で俳優デビューしました。 代表作は2011年ディズニーチャンネル内のドラマ『ジェシー!』のルーク・ロス役、2012~2013年ドラマ『ジェイクとネバーランドのかいぞくたち』で初主演ジェイク役などがあげられます。また、ブレイクダンスが趣味で友人4人と「X Mob」というグループを結成しダンスの活動もしているようですね。

お馴染みディズニー映画キャラの子供達も登場

ベン/ミッチェル・ホープ

#myfirstpremiere #ballin

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ベンは『美女と野獣』のベルとビーストの息子で現在は王子で次期王様、ベンが16歳の時にロスト島に住む同世代の少年少女に学ぶ機会をもっと与えたいとオラドン合衆国に招待します。王女のオードリーと付き合っていますが、オラドン合衆国に招待したうちの一人マルに惚れ薬を飲まされてしまい、ベン・オードリー・マルの三角関係が始まってしまいます。 ベンを演じるミッチェル・ホープは、1994年6月27日生まれオーストラリア出身の俳優です。2012年に公開された映画『Down the Way』で俳優デビューし、その後も脇役として数作品に出演しますが大きな役に恵まれず日の目を浴びないので、俳優の道を諦め大学生活に戻ろうとしました。 しかし、エージェントから『ディセンダント』のオーディションを受けてほしいと頼まれこれを最後にと受けたところ、見事合格し大ヒットとなったこの作品により俳優引退の危機を乗り越えました。

ジェーン/ブレンナ・ダミーコ

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ジェーンは『シンデレラ』のフェアリー・ゴッドマザーの娘で、コンプレックスが沢山あり自分に自信が持てずに日々を過ごしていました。友達も少なくいつも一人でいましたが、ジェーンの髪型がきっかけでマル達と話すようになり次第に仲良くなっていきます。 今時の女の子のファッションに興味があり、おしゃれを楽しむ姿も印象的ですね。 ジェーン演じるブレンナ・ダミーコは、2000年9月28日生まれイリノイ州生まれの女優です。女優としての活躍は本作の他に、同じくディズニーチャンネル内のアニメ『ディセンダント キケンな世界』のアメリカ版でジェーンの声をあてているのみで、まだキャリアは浅いよう。 YOUTUBEの彼女のチャンネルでは、ブレンナがピアノやギターを弾き語りしている姿を見ることができます。

チャド/ジェディディア・グッドエイカー

チャドは『シンデレラ』のシンデレラとチャーミング王子の息子で、見た目からして王子様の雰囲気が醸し出されていますが頭の中は常にお花畑。少し現実離れした変わった性格の持ち主です。 一方、王子様に憧れの気持ちを持つイヴィを利用するなど、見た目によらず腹黒くずる賢い一面もあるところが特徴でもありますね。 チャド演じるジェディディア・グッドエイカーは、1989年1月11日生まれカナダ出身の俳優です。同じくディズニーチャンネルオリジナルムービーの『ゾーイの秘密アプリ』や、ディズニー制作で2015年に公開された『トゥモローランド』に出演しています。 テレビドラマやテレビ映画の出演が多いようで、映画の出演はまだまだ少ないようです。

オードリー/サラ・ジェフェリー

walking in a #winterbumbleland ? thankyou for having me @bumble #Coachella

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オードリーは『眠れる森の美女』のオーロラ姫とフィリップ王子の娘で、ベンと付き合っていましたがマルの登場によりベンとの関係が次第に壊れ始めてしまいます。マレフィセントのせいで母のオーロラ姫とは離ればなれで住むことになってしまい、ベンとのこともありマルには敵対心を常に持っているでしょう。 オードリーを演じるサラ・ジェフェリーは、1996年4月3日生まれカナダ出身の女優・ダンサーです。北中南米地域で放送されている衛星放送サービス、ディレクTVのドラマ『ローグ』に出演したことをきっかけに注目を浴びます。また、セミプロフェッショナルのダンサーでもあり女優以外の活動もしこれからが楽しみな人物ですね。

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ロニー/ダイアン・ドーン

ロニーは『ムーラン』のファ・ムーランの娘で、とても明るい性格で親切な女の子です。誰とでも分け隔てなく接し人を嫌うことがないので、マル達を毛嫌いせずすぐに打ち解けて仲良くなりました。 マル達の辛い境遇にも耳をかたむけ、良き理解者として頼もしい存在でもあるようです。 ロニーを演じるダイアン・ドーンは『ディセンダント』の他、2016年後半から放送のヒストリーチャンネル製作のテレビドラマ『ヴァイキング~海の覇者たち~』の第4シーズンの後編に出演が決まっていて今後も目が離せません。

キャストの歌やダンスにも注目

BREAKING NEWS? #Descendants2 premieres July 21st? See you there...

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青春ミュージカルとして作品の中には多くの歌やダンスのシーンで彩られ、歌の種類もポップ、ロック、ヒップホップ、EDMなど様々なジャンルを取り入れています。特に10~20代の若者から圧倒的に支持を得てSNS上でも、歌やダンスがかっこいい!踊れるようになりたいなど反響があり、ネット上ではミュージカルソングのまとめサイトも作られるほどの人気があるようです。 2015年7月31日に発売された『ディセンダント サウンドトラック』は、全米アルバムチャートビルボード200で初登場1位を記録するなど一世を風靡しました。

監督は『ハイスクール・ミュージカル』のケニー・オルテガ

『ハイスクール・ミュージカル』
ケニー・オルテガは1950年4月18日生まれカリフォルニア州出身の監督・振付師で、1981年公開の映画『ザナドゥ』で振付を担当して有名になりました。日本でもDREAMS COME TRUEと仕事をしており、1995年『DREAMS COME TRUE WONDERLAND 1995』の演出、振付を手掛けるなど世界的に有名な人物です。 また日本でも大人気の2006年公開のミュージカル映画『ハイスクール・ミュージカル』の監督・振付も務め、見どころでもある歌とダンスのシーンは、その後の『ディセンダント』を作る際にも活かされたことでしょう。 『ディセンダント』の配役を決めるため、世界各国で5カ月間に渡りオーディションを開催し歌やダンス以外にも普段の会話から人柄を見て選んだと、作品に対しての情熱が伝わってきます。

『ディセンダント2』公開が決定!

You didn't think that was the end of the story, did you... #DESCENDANTS2

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大ヒットしたこの作品が2017年に『ディセンダント2』として、再びアメリカのディズニー・チャンネルにて放送されることが決定しました。監督は前作に引き続きケニーオルテガが担当し、主要キャストはそのまま続投で出演が決まっているそうです。 また新たに『リトル・マーメイド』の悪役アースラの娘が登場することが決定し、『天才学級アント・ファーム』で主演をはった人気女優のチャイナ・アン・マックレーンが演じると話題になっています。 本作は、2017年7月21日にアメリカで放送されることが発表になりました。