2016年11月16日更新 22,611view

大河ドラマを視聴率ランキングTOP15でふり返ろう【21世紀編】

大河ドラマは、主演や脚本、どのような時代が描かれるかでいつも話題の的ですね。そんな数々の作品の中で、21世紀に入ってから高視聴率を獲得した上位15作品をランキング形式でご紹介します!

視聴率で見るNHK大河ドラマ

龍馬アイキャッチ

出典: okmusic.jp

NHKが制作、放送しているテレビシリーズ、大河ドラマ。誰が主演を務めるのか、どのような歴史上の人物を描くのか、毎年話題を呼びますが、始まったのはなんと1963年です。

それから数々の名作を生み出していますが、その中でも21世紀からの作品で、高視聴率だった作品をランキング形式でご紹介します。

15位:『平清盛』12.0%

『平清盛』

大河ドラマ『平清盛』は2012年に放送されました。

舞台は「武士は王家の犬」と呼ばれ蔑まれていた平安時代、平家一門の栄枯盛衰の中「武士の世」を理想とし夢を追い続けた平清盛とその一族の絆を描いています。

この作品では、平安貴族では男色はステータスと言われており、これまでのNHKではあり得ない生々しい男色を描いたことでも話題となりました。

主演はNHK大河ドラマ初主演の松山ケンイチで、清盛を自分の理想の正反対と嫌っていたが清盛の真摯な態度に惹かれ、後妻となった時子を深田恭子が好演しています。

また、最高権力者であり清盛の実父で鳥羽法皇の祖父の白河法皇を伊藤四朗、鳥羽法皇を三上博史、高階通憲を阿部サダヲと実力派俳優が周りを固めています。

14位:『花燃ゆ』12.0%

『花燃ゆ』

『花燃ゆ』は2015年に放送されました。女性が主人公ということで、注目を集めました。

舞台は江戸時代末期、主人公・杉文(後に「美和」と改名)は長州藩の思想家である吉田松陰の妹として生まれ、明治維新の動乱を生き抜いた女性で、テーマは家族の絆です。

文は家族と「松下村塾」に集まる日本にとって重要な人物たちを陰で支え、兄の意思を継ぎながら毛利家を頼り生き抜いていきます。

主演は井上真央で、松陰を伊勢谷友介が演じました。一人目の夫の久坂玄瑞を東出昌大で、美和の姉・寿を優香、寿亡き後、美和の二人目の夫となる楫取素彦を大沢たかお、高杉晋作を高良健吾が演じています。

13位:『八重の桜』14.6%

『八重の桜』

『八重の桜』は2013年に放送されました。国際的なドラマ賞にノミネートされるなど高評価を得た大河ドラマです。

舞台は戊辰戦争で敗北した会津藩、会津藩の砲術指南の山本家に生まれた八重は、男装して鉄砲を手に戦いますが、新政府軍に敗北し生きがいであった鉄砲を捨てます。

その後、「知識」という生きがいを得て「ならぬものはならぬ」という会津の強い教えを貫き通し、すべての人の幸福を願う八重とその仲間の愛と希望をテーマに描いた作品です。

主演は綾瀬はるかで、八重の兄を西島秀俊、洋学者の川崎尚之助を長谷川博己、会津藩9代藩主を綾野剛、会津家老を西田敏行が演じています。

12位:『軍師官兵衛』15.8%

『軍師官兵衛』

『軍師官兵衛』は2014年1月5日から放送されました。

舞台は戦国時代後期、主人公・黒田官兵衛は豊臣秀吉に天下を取らせた軍師として知られる伝説的な人物で、その頭脳は秀吉からも恐れられているとも言われていました。テーマは「水の如し」形を変えながらも本質は同じという複雑な官兵衛の人生を描いています。

主演は、岡田准一、官兵衛の正妻・光を中谷美紀が演じるほか、織田信長を江口洋介が演じるなど、豪華キャストが注目を集めました。

11位:『武蔵』16.7%

『武蔵』

『武蔵』で2003年から放送されました。NHKテレビ放送開始50周年、大河ドラマ40周年記念作品でもあります。

舞台は戦国末期から江戸時代初期、巌流島での戦いで佐々木小次郎と死闘を制した剣豪・武蔵が主人公です。本作品は巌流島での戦いの後の武蔵の人生を描いた作品で、幼馴染の又八との友情や恋人のお通との愛を丁寧に描かれています。

本作では過激な濡れ場が赤裸々に描かれたり、虐殺の場面があったりと、大河ドラマとしては珍しくハードな演出もみられました。

主演の七代目 市川新之助(十一代目 市川 海老蔵)が武蔵を演じ、恋人のお通を米倉涼子、、武蔵の心の師である沢庵を渡瀬恒彦が演じています。松岡昌宏、堤真一も出演しています。

10位:『真田丸』16.86%

『真田丸』

『真田丸』は2016年1月から放送開始となり、2016年現在まで放送されています。本作は『新選組』以来となる三谷幸喜が脚本を手掛けた、原作なしのオリジナル作品です。

主人公は、戦国時代の後期に豊臣秀吉の下で活躍し、知略と武勇を武器に上田城で徳川軍を大敗に追いやったことでも知られる真田幸村です。秀吉亡き後、石田三成と徳川の間で葛藤する親兄弟の絆など戦だけでなく、人間関係も詳しく描かれており、ホームドラマ的要素もあります。

後に「日ノ本一の兵(つわもの)」と称される主人公を、堺雅人が演じ、信繁の父・真田昌幸を草刈正雄、兄・信之を大泉洋を演じるなど、個性的なキャスティングが話題となっています。

9位:『新選組』17.4%

『新選組』

出典: topicks.jp

第9位は大河ドラマ第43作『新選組』で、2004年1月より1年間放送されました。原作・脚本は三谷幸喜が手掛け、実際の歴史上の人物の経歴などとは異なり、オリジナル作品となっております。

本作は、主人公・近藤勇を語るうえで欠かせない49日の物語を描いており、1日が1話で構成されています。幕末を生きた志士たちの熱い物語が描かれているこの作品。主演を務めたのは香取慎吾で、土方歳三を山本耕史、沖田総司を藤原竜也、山南敬助を堺雅人、芹沢鴨を佐藤浩市、坂本龍馬を江口洋介が演じました。

近藤勇亡き後の新選組が描かれていないと批判があり、大河ドラマでは異例の続編『新選組!! 土方歳三 最期の一日』が2006年1月3日に正月時代劇として放送されました。

8位:『江』17.7%

『江』

大河ドラマ『江』は、2011年1月から放送されました。

舞台は戦国時代から江戸時代のはじめで、第2代将軍・徳川秀忠の正室・江を主人公に描いた物語です。姉たちとともに戦乱の世の中に翻弄されながら、それぞれが自分の信念をもって生き抜いていく江の姿を通して、女性目線での戦国史を描き出しています。

主演は大河ドラマ初出演の上野樹里で、浅井三姉妹の三女として生まれ、三度の結婚を経て徳川秀忠と共に平和の世を築くために活躍し、大奥制度の基を定めた江を演じます。

豊臣家と徳川家の間で3姉妹はそれぞれの立場で苦しみますが、時折見せる自由奔放な江と、何事にも無関心な夫の秀忠が、喧嘩しながらも惹かれあうホームドラマ的要素の強いものでした。

三姉妹の長女を宮沢りえ、次女を水川あさみが演じています。

7位:『北条時宗』18.5%

北条時宗

第40作目の大河ドラマ、『北条時宗』は2001年1月7日から12月9日に、全49回で放送されました。また、その後12月16日と23日に総集編の放送もありました。

主人公は、鎌倉時代の中期に活躍した執権、北条時宗です。幕府内部の内乱だけに限らず、蒙古襲来などの国際的な戦いも描かれました。そのため、ロケも海外で行われるなど、スケールの大きさが話題となりました。

主演は和泉元彌が務め、北条時頼役は渡部篤郎、北条時頼役は渡辺謙、涼泉尼役は浅野温子というように、豪華な俳優、女優陣がそれを支えました。原作は高橋克彦の『時宗』です。

6位:『風林火山』18.7%

風林火山

第6位は、大河ドラマ46作目の『風林火山』で、2007年1月7日から12月16日まで放送されました。原作は井上靖の同名小説です。

描かれたのは、山本勘助。武田信玄(晴信)の軍師として知られる伝説的な人物です。その鋭さから、「ヤマカン(カンで何かを予測して当てること)」の語源ともなりました。舞台は、戦国時代、甲斐国です。

この作品の前の大河ドラマはホームドラマ的な要素が強かったのですが、この『風林火山』は戦国時代の価値観や雰囲気を重視した作品となっています。

主演は内野聖陽で、その恋人役ミツは貫地谷しほり、兄の貞久を光石研、武田信玄を市川亀治郎が演じました。他、池脇千鶴、風吹ジュン、木村了なども出演しています。

6位:『龍馬伝』18.7%

福山

『風林火山』と同じく第6位は、第49作品目の大河ドラマ、『龍馬伝』です。放送は2010年1月3日から11月28日までです。『龍馬伝』は2011年のエランドール賞作品賞TV部門を受賞しました。

タイトルの通り、舞台は幕末です。長州藩と薩摩藩を結び、海援隊を指揮して日本のために奔走し、最後は非業の死を遂げる坂本龍馬が描かれました。

幕末の英雄、坂本龍馬を福山雅治が演じるということで、放送の前から非常に話題になった作品です。福山雅治は、龍馬の役に近づくために、髪を伸ばし肌を黒くしたとかで、外見はかなり龍馬に近いものとなっています。

龍馬の父は児玉清、母は草刈民代、姉は寺島しのぶ、妻は真木よう子というように、周りを固めた俳優・女優陣も非常に豪華です。さらに、香川照之や、広末涼子も出演しています。

5位:『義経』19.5%

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出典: laughy.jp

第5位にランクインしたのは、大河ドラマ第44作品目『義経』です。2005年1月9日から12月11日にかけて放送されました。

平安時代から鎌倉時代にかけて起きた源平合戦で、悲劇のヒーローとして活躍した源義経にスポットをあてた作品です。コンセプトは、家族の絆。義経と兄頼朝、平清盛率いる平家一族の関係といったように、戦乱だけでなく家族のつながりについて深く描かれています。

源義経を演じたのは、滝沢秀明。また、義経の幼少期牛若丸は神木隆之介が演じています。義経の腹心、弁慶は松平健、伊勢三郎は南原清隆が、恋人の白拍子静は石原さとみ、架空のキャラクターうつぼは上戸彩が演じ物語を彩りました。

また、義経を利用しながらも最後には切り捨てる兄の頼朝を中井貴一、その妻北条政子は財前直見が好演しています。

4位:『功名が辻』20.9%

功名が辻

第44作品目の『功名が辻』は、第4位にランクインです。放送は2006年1月8日から12月10日までで、原作は司馬遼太郎の同名小説です。

舞台は戦国時代、戦乱の世を生き抜いた千代という女性を描きながら、夫婦の絆がテーマとなっている作品です。

千代は、反戦思想を内に秘めながらも武士である山内一豊のそばで必死に生きる女性です。仲間由紀恵が千代を演じ、その夫一豊は上川隆也が演じました。一豊の家臣、五藤吉兵衛役は武田鉄矢です。

また、戦国武将である織田信長を舘ひろしが、その妻いちを大地真央が、豊臣秀吉を柄本明が演じています。他にも永作博美、浅野ゆう子も出演しました。

3位:『天地人』21.2%

天地人

第3位は大河ドラマ第48作目の『天地人』です。放送は2009年1月4日から同年11月22日でした。原作は火坂雅志の同名小説で、上杉家の家老直江兼続が主人公です。

舞台は戦国時代。戦に明け暮れる戦乱の世において、愛と義を重んじた武将、直江兼続の生きざまと、家族や家臣たちとの深い人間関係が描かれています。ホームドラマ的な要素が強く、そのため高視聴率を獲得しました。

主演は、大河ドラマの出演自体が初めてだった妻夫木聡です。兼続の少年時代は、加藤清史郎が演じ、大きな話題となり、また絶大な人気を生みました。直続の父役は高嶋政伸、母役は田中美佐子が演じています。

また、ヒロインのお船役は常盤貴子が演じ、他にも北村一輝、阿部寛、小泉孝太郎、萬田久子といった豪華な面々がドラマを彩りました。

2位:『利家とまつ・加賀百万石物語』22.1%

利家

第2位となったのは、大河ドラマ第41作目の『利家とまつ・加賀百万石物語』です。放送されたのは2002年の1月6日から12月15日まででした。

戦国時代に、織田信長や豊臣秀吉に仕え、後に加賀藩主前田家の祖となった前田利家と、その妻まつを中心に、三組の夫婦を描く『戦国最強のホームドラマ』と銘打たれた作品です。戦そのものよりも、夫婦の関係、主君と臣下の関係といった、人間関係がメインで描かれます。また、大河ドラマ史上、初めて女性が制作の総指揮をとったことでも話題となりました。

前田利家を唐沢寿明が、その妻まつを松嶋菜々子が好演。利家が初めに仕えた織田信長役は反町隆史が、その後強い信頼関係で結ばれることとなった豊臣秀吉役は松平健です。周りを支えたのは、天海祐希や菅原文太、伊藤英明や竹野内豊でした。

1位:『篤姫』24.5%

篤姫

21世紀の大河ドラマで、最も高い視聴率を獲得したのは、第47作品目の『篤姫』です。2008年1月6日から同年12月14日まで放送されました。原作は、原作は宮尾登美子作の小説『天璋院篤姫』です。

舞台は江戸時代。篤姫は、江戸幕府13代目将軍の、徳川家定の正室です。鎖国下にある江戸で、篤姫が平和を願いながら必死に大奥を守ろうと奔走する姿を描いたこの作品は、ホームドラマ的要素の強いものでした。さらに、女性が中心である大奥も丁寧に描かれており、その結果、女性の視聴者からの支持を獲得して、大河ドラマの中でも特に大人気の作品となりました。

史上最年少で主演を務めたのは、宮崎あおいです。さらに、瑛太が第二の主人公小松帯刀役を、堺雅人が篤姫の夫・家定役を演じました。

薩摩藩主の島津斉彬を高橋秀樹が、その側近小松清猷を沢村一樹が、大久保利通を大和田伸也がそれぞれ好演。他にも原田泰造や、涼風真世が出演しています。

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参考URL
www9.nhk.or.jp

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