2017年7月6日更新

『3年B組金八先生 第7シリーズ』のキャストを振り返ってみた

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金八先生

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2004年-2005年に放送された『3年B組金八先生 第7シリーズ』

1979年から30年以上続いている『3年B組金八先生』シリーズの7作目。ついに生徒たちが平成生まれの子供たちという設定になります。扱うメインテーマは「薬物依存」。歴代シリーズの中でも、もっとも衝撃的な事件が発生し放送当時話題となりました。 主人公の中学教師・坂本金八は異動していた別の中学校から桜中学校に復帰しますが、平成生まれの子供たちに今までのやり方が通用せず、四苦八苦する姿が描かれた作品となっています。

丸山しゅう/八乙女光

第7シリーズのメインの中学生・丸山しゅう役を演じたのは、ジャニーズ事務所・Hey!Say!JUMPのメンバー八乙女光です。歴代シリーズの中でもっとも衝撃的な事件を起こしてしまうのが、この丸山しゅうなのですが、最悪な家庭環境から覚醒剤を使用し少年院に入ってしまうという役どころでした。 八乙女光は、Hey!Say!JUMPのグループでの活動がメインとなっていますがドラマなどにも出演しています。2014年にはTBSドラマで、モテなくてさえない男が自作のロボで恋愛バトルを挑み続けるという『ダークシステム 恋の王座決定戦』で、主演の加賀見次郎役を演じました。また、2015年日本テレビドラマ『ドS刑事』では、ドMな巡査・浜田宗一郎役を演じています。

飯島弥生/岩田さゆり

岩田さゆりが演じた飯島弥生は、発達障害を抱えながらもそれを隠して学校に通っている女子生徒。岩田さゆりは、女優としての活動がメインですが歌手デビューもしており、アニメ『名探偵コナン』のエンディングテーマに使用された4枚目のシングル「Thank You For Everything」は自身の楽曲で最もヒットしたシングルです。 また2010年の映画『ソラニン』では歌手になる夢を持つ大学生・鮎川律子役を演じています。

狩野伸太郎/濱田岳

3年B組のムード-メーカー的である狩野伸太郎を演じたのは、俳優の濱田岳です。2011年濱田岳が23歳のときに、当時モデルとして活躍していた小泉深雪と結婚しました。2016年現在は、娘をひとりを設けています。 そんな濱田岳は、10歳から芸能界で活躍しており映画やドラマで主演や脇役関係なく多数出演。古谷実の漫画が原作の映画2016年『ヒメアノ〜ル』岡田進役や、映画『プリンセス トヨトミ』のスタッフキャストが再結集した2017年『本能寺ホテル』では森蘭丸役を演じる予定です。

小塚崇史/鮎川太陽

鮎川太陽は、主に舞台で活躍している俳優です。『3年B組金八先生 第7シリーズ』では、八乙女光演じる丸山しゅうの幼馴染で小塚崇史役を演じました。鮎川太陽の芸能界入りのきっかけはジャニーズ事務所への入所ですが、2007年頃退所し、現在はプロダクション尾木に所属しています。 年間10本近くの舞台作品に出演しており、2016年は『ホイッスル!BREAK THROUGH-壁をつき破れ-』で武蔵森学園中等部の渋沢克朗役を演じました。『ホイッスル!BREAK THROUGH-壁をつき破れ-』は、原作がサッカー漫画の舞台化なのですが、渋沢克朗役はライバル校のゴールキーパー役です。

稲葉舞子/黒川智花

女優として活躍する黒川智花は、『3年B組金八先生 第7シリーズ』では、八乙女光演じる丸山しゅうのことが気になるクラスメートの稲葉舞子役を演じました。お嬢様、優等生という印象がぴったりな彼女ですが、実際にそういった役も多く任されています。2016年のドラマ『朝が来る』は特別養子縁組をテーマにしたドラマで、団体に赤ちゃんを預ける風俗嬢の平田コノミ役を演じ、役柄の幅を広げています。 プライベートでは、2015年に一般男性と結婚したことを発表しました。

鈴木康二郎/薮宏太

薮宏太は、Hey!Say!JUMPのメンバーで八乙女光と一緒に活動しています。『3年B組金八先生 第7シリーズ』で演じたのは、3年B組の生徒の一人鈴木康二郎役です。中学校卒業後、高校退学になり悪い仲間とつるんでしまう男子生徒役でした。 八乙女光同様、Hey!Say!JUMPとしての活動が多く、その他はジャニーズ事務所の舞台などに出演する他、2013年大地真央と共演したラブコメ舞台『40カラット』で主演のウィル役を務めました。

麻田玲子/福田沙紀

女優・歌手として活動している福田沙紀は、ドラマやバラエティなど活躍しています。『3年B組金八先生 第7シリーズ』では、鮎川太陽演じる小塚崇史のことが好きな女子生徒・麻田玲子役を演じました。 2009年テレビ朝日ドラマ『メイド刑事』では主演の若槻葵を演じ、警察庁長官の家に仕えるメイドと特命刑事という二つの顔を持つ女刑事の役でした。2012年NHK大河ドラマ『平清盛』では八重姫役を演じました。

小野孝太郎/竹内友哉

竹内友哉は、主にドラマで俳優として活動しています。クラスメートの一人小野孝太郎を演じていますが、孝太郎がマリファナを吸った体験談をクラスで自慢げに話し、しゅうと喧嘩してしまうエピソードがあります。2時間サスペンスドラマによく出演しており、2103年『介護ヘルパー紫雨子の事件簿2』圭一役などがあります。

田中奈穂香/石田未来

グラビアアイドルとして活躍し今は歌手として活動している石田未来は、岩田さゆり演じる飯島弥生を支えるクラスメート田中奈穂香役を演じました。愛知県出身の石田は上京時、同じ事務所の新垣結衣とルームシェアしていたそうです。 一度は芸能界を引退しましたが、2009年に歌手としての活動再開を発表し、芸名を「未来」に改めこれまでに2枚のCDシングルを発表しています。

中村真佐人/冨浦智嗣

女性のような、子供のような声を持っていると話題になった俳優・冨浦智嗣は、中村真佐人という3Bの男子生徒の一人を演じていました。初回に、黒板に書かれた金八の名前を「カネハチ」と呼んだ生徒がそうです。 冨浦智嗣はドラマ映画などで活躍しており、2010年に放送された新体操の男性団体ドラマ『タンブリング』では、高校一年生の新入部員・土屋聡史役で、病弱なため部員からマネージャーへと転向する役で涙を誘いました。

坂本金八/武田鉄矢

武田鉄也と言えば金八というほど、武田鉄也の代表作である『3年B組金八先生』。2016年67歳になりますが、30歳のときから金八先生役を演じており30年以上同じ役を演じ続けています。 俳優としてはもちろん、歌手としても著名で、1972年海援隊としてデビュー以降、他のアーティストへの作詞提供や、ソロ歌手としても活動しています。実はドラえもんとも縁が深く、映画『ドラえもん』の第1~17作目(第5作目を除く)のエンディングテーマ曲の作詞を務めています。 バラエティ番組や情報番組にもよく出演する傍ら、2015年TBSドラマ『天皇の料理番』では主人公の兄の上司・桐塚尚吾役を務めるなど、芸能界に欠かせない俳優です。