2017年7月6日更新

ドラマ『12モンキーズ』のあらすじ・キャストが気になる!【伝説のSF映画がドラマ化】

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『12モンキーズ』

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伝説の映画『12モンキーズ』がドラマになって戻ってきた!

1995年に公開されたSF映画『12モンキーズ』。ミステリアスかつ斬新なストーリーが話題を呼び、20年経った現在でもファンをもつ不朽の名作として知られています。短編映画『ラ・ジュテ』を基にブルース・ウィリスとマデリン・ストーを主役に迎え、監督テリー・ギリアムが撮影しました。 ドラマシリーズの脚本を執筆したテリー・マタラスとトラヴィス・フィケットはギリアム監督の熱狂的ファンを明言しているだけあって、映画公開直後からテレビ化構想を描いていたそうです。本作は映画『12モンキーズ』を基に作られましたがキャラもルールも全て作り変えているので決してリメイクではないとコメントしています。 20年の時を経て変わったことといえば、設定年(映画では2035年から1996年へ、ドラマでは2043年から2015年へタイムスリップ)、マデリン・ストー演じるライリー博士の職業(精神科医からウィルス病学者に変更)、ブラッド・ピット演じるゴインズの性別(ジェフリーという男性から女優エミリー・ハンプシャーが演じるジェニファーへ変更)でしょうか。 今回は海外ドラマの『12モンキーズ』のあらすじ・キャストをご紹介します。

ドラマ『12モンキーズ』シーズン1のあらすじ

ときは2043年。2015年にバラまかれた謎のウイルスが原因で地球上の人類の99%が死滅しました。ウイルスの汚染から身を守るために生き残った人類も地下での生活を余儀なくされています。科学者であるジョーンズ博士は囚人ジェームズ・コールを2015年に送り込んで原因を究明し、未来を変えてしまおうと考えていました。 過去を探るための手がかりは音声メッセージに残された犯人の名前とメッセージを吹き込んだライリー博士という人物。2015年に転送されたコールはライリー博士の協力を得て、犯人とされる「リーランド・フロスト」に辿り着くことができます。 リーランドはワクチンの会社の社長という表向きとは別に、生物化学兵器の製造を企む裏の顔をもっていました。リーランド・フロストの本名はリーランド・ゴインズ、フロストというのはセキュリティのための名前だったのです。 「1987年に一度会ったことがあり、その時コールは12モンキーズという秘密組織を探していた」という情報をリーランド本人から聞かされます。リーランドに会った記憶のないコール、そして12モンキーズとは何のことなのでしょうか?

ドラマ『12モンキーズ』シーズン2のあらすじ

転送先である2016年の世界で生きるか死ぬかの戦いを演じてきたコールとラムダ。互いを兄弟同然の存在として生きてきた2人の関係はしだいに修復されていきました。 そしてマンハッタンでは、ついにウィルスによる感染が始まろうとしていたのです。疫病を食い止めるために未来からライリー博士がやってきました。ウィルスを完全に破壊することができるのでしょうか。ライリー博士とコールは未来を救うことができるのでしょうか。

ジェームズ・コール/アーロン・スタンフォード

謎のウイルスに汚染された2043年に生きるジェームズ・コール。人類を救うためそして自らの過去を償うためにタイムトラベラーとして旅を続けるのです。 ジェームズ・コールを演じたアーロン・スタンフォードはマサチューセッツ州出身、1976年12月27日生まれの俳優。テレビドラマシリーズ『NIKITA/ニキータ』の天才ハッカー・バーコブ役で人気を博し本作に起用されました。 ワイルドさと童顔を併せもつイケメン俳優として今後が注目されています。『X-MEN2』、『X-MEN:ファイナルディシジョン』で炎を自由に操るミュータント・パイロ役を演じたことでも有名です。

カサンドラ・ライリー博士/アマンダ・シュル

優秀なウィルス学者ライリー博士、通称キャッシー。未来からやってきたコールと行動を共にするうちに事件の中枢へと巻き込まれていきます。自分が残したメッセージが元で過去に転送されてきたことを知り、人類を救う任務に命を掛ける覚悟を決めました。 カサンドラ・“キャッシー”・ライリーを演じたのは、1978年8月26日生まれ、ホノルル出身のアマンダ・シェル。24年間続けたバレエはまさにプロフェッショナル!26才の時に違う世界にもチャレンジしてみたいと思い役者の道を選びました。 2000年映画『センターステージ』で主人公のバレリーナ役でデビュー。ドラマシリーズ『プリティー・リトル・ライヤーズ』や『SUITS/スーツ』に出演し人気となりました。

ジェニファー・ゴインズ/エミリー・ハンプシャー

『12モンキーズ』の鍵を握る重要人物で、70億人を死に至らしめたウィルスの開発者ではないかと疑われるリーランド・ゴインズの娘。リーランド死亡後には後継者として事業を引継ぎます。精神的に不安定な天才数学者として知られ、精神病院の奥まったところで生活しています。 ジェニファー・ゴインズを演じたエミリー・ハンプシャーはカナダ・モントリオール出身、1981年8月29日生まれの女優です。13才で芸能活動を始め、1998年の映画『ボーイ・ミーツ・ガール』のアンジェリーナ役、2006年の『スノー・ケイク』のヴィヴィアン役で国際的な地名度を上げました。 本作では映画でブラッド・ピットが担当したゴインズの息子役を娘に変えて演じています。私生活では2006年に元サッカー選手のマシュー・スミスと結婚しロスで暮らしています。

ジョーンズ博士/バルバラ・スコヴァ

有名な物理学者で人類の未来を変えるためにタイムマシンを作りました。謎のウィルスによる疫病の流行で家族や友人が次々と命を奪われる世界を目の当たりにし、人類を救うために全てを犠牲にする覚悟を決めたのです。 ジョーンズ博士を演じたバルバラ・スコヴァは1950年2月2日生まれ、ドイツ出身の女優です。舞台役者としてデビューし舞台でキャリアを重ねながら映画にも出演。 ドイツ国内の賞はもちろんですが、ヴェネチア映画祭最優秀女優賞、カンヌ映画祭最優秀女優賞、モントリオール世界映画祭最優秀女優賞と国外の権威ある賞を数々受賞したことのある実力派女優として知られています。

ホセ・ラムゼ/カーク・アセヴェド

コールと兄弟同然に育ったラムゼ。ともに修羅場をくぐり抜けてきた親友で冷静な分析を得意とする極めて慎重な性格をしています。過去を変えると息子がいなくなってしまう事実を知り、悩んだ末12モンキーズ集団に手を貸すことを決めました。 ラムゼを演じたカーク・アセヴィドはニューヨーク出身、1971年11月27日生まれの俳優です。1998年ガダルカナルの戦いを描いた『シン・レッド・ライン』ではテラ役、2000年の『ディナー・ラッシュ』ではギャンブル狂の副料理長・ダンカン、2014年の『猿の惑星:新世紀』ではカーヴァー役を演じています。

アーロン・マーカー/ノア・ビーン

キャッシーことライリー博士の恋人マーカー。上院議員の首席補佐官をしています。ウィルスによって人類のほとんどが死滅するという未来の話を受け入れられないながらも、キャッシーの身の安全を守るため、しだいにコールの計画へと巻き込まれていくのです。 アーロン・マーカーを演じたノア・ビーンはコネチカット出身、1978年8月20日生まれの俳優です。多くのドラマシリーズに出演していますが、ドラマ『NIKITA/ニキータ』のライアン・フィレッチャー役で世間に名前を知られるようになりました。 他にも『ダメージ』のデービッド・コナー役や『ワンス・アポン・ア・タイム』のダニエル役で出演しています。

青白い男/トム・ヌーナン

12モンキーズを追うコールとキャッシーの前に立ちはだかる謎の男。背が高く青白い顔をしているので「青白い男」と呼んでいます。神出鬼没に行く先々に現れ男が去った後には死体の山が築かれているのです。 青白い男を演じたトム・ヌーナンはコネチカット出身、1951年4月12日生まれの俳優です。背が高いと思ったら198cmもありました! ドラマシリーズ『ダメージ』ではヴィック・ハントリー役で出演。1990年に公開された『ロボコップ2』では密売組織のボス・ケイン役を好演しています。日本でも大ヒットしましたね。

リーランド・ゴインズ(フロスト)/ジェリコ・イヴァネク

ワクチン会社・マークリッジの社長でジェニファーの父親。表向きの商売とは別に生物化学兵器の製造を企てているのです。 リーランド役を演じたジェリコ・イヴァネクはスロベニア出身、1957年8月15日生まれの俳優です。2012年公開の映画『アルゴ』はイランで起きたアメリカ大使館員の人質事件をモチーフに描いた作品で、イヴァネクはロバート・ペンダー役を演じています。 また法廷ドラマ『ダメージ』の主役パティのライバル、レイ・フィスク役の演技が評価されエミー賞助演男優賞を受賞しています。