2016年8月25日更新 20,279view

『BLEACH』の主人公、黒崎一護のこれだけは知っておきたいこと

2001年から週刊少年ジャンプで連載し2016年8月に終了予定の大人気バトル漫画『BLEACH』。今回は、主人公である黒崎一護のこれだけは知っておいたほうがよいことをピックアップしてご紹介していきます。

黒崎一護のプロフィール

『BLEACH』黒崎一護 プロフィール

本作の主人公、黒崎一護(くろさき・いちご)。オレンジ色の髪の毛と茶色の瞳が特徴的で、空座第一高校に通う高校生。名前は何か一つのものを護り通せるものになるように願ってつけられました。

その特徴的な髪の色から教師や上級生から不良に見られることを避けるため、勉学に励み期末試験で322人中23位と優秀な成績を残しています。

中学時代には親友のチャド(茶渡泰虎)と共にヤンキー界の有名人として君臨していましたが、実際は仲間や家族を護るために戦うことのできる心優しい性格の持ち主です。そんな一護の弱点は人の顔と名前を覚えること。親友のチャドも本来は「さど」ですが、一護の読み間違えからあだ名がつきました。

生まれつき霊感が強かったがために虚(ホロウ)との戦いに巻き込まれていきます。原作者の久保帯人は一護のことを描きにくいキャラだとコメントしており、タレ目と独特の髪型を描くのに苦労していたようです。

ルキアの死神代行を務める

黒崎一護 朽木ルキア

出典: divnil.com

生まれつき霊と話せるなどの霊感が強かった一護は、その力に寄って来る霊を除霊する日々を送っていました。ある時、死神を名乗る少女の朽木ルキアと出会います。

死神であることを信じない一護を力を使って一時的に拘束し、憑りついていた霊を実際に成仏させることで信じさせます。しかし二人で虚を倒そうにも一護の家にきてからルキアは何も感じなくなってしまいました。家族が虚に襲われたとき無謀にも生身で立ち向かう一護を、ルキアが庇い重傷を負ってしまいます。このままでは勝てないと見たルキアは、最後の手段として一護に死神の力を分け与え退けることに成功します。

一護

しかし、半分分け与えたと思っていた力は一護にすべて吸い取られていました。これに気付いたルキアは、一護は一体何者なのかと疑問を持ちます。

翌日、昨日の出来事が夢であったかのように何事もなく過ごす家族たち。一護が学校へ行くとなぜかルキアが転校生として登場します。ルキアは力を吸い取られたため帰れなくなったから、回復している間死神としての仕事を代わりにやってほしいと一護に頼みます。しかし、「身内だから戦った。見ず知らずの人間にそこまでできない」と断られてしまいました。

ヘキサポダス

ルキアは一護を仕方なく公園へと連れ出し、子供の霊が虚に襲われるところを目撃させます。助けようとする一護に「赤の他人だろう」と止めようとするルキア。

目の前で襲われているのを黙って見過ごせないと一護が叫び、「その子を助けるならこれから先も他の霊を救う覚悟を見せろ」と言い放ちます。あっという間に虚を倒した一護は、こう言い放ち死神代行を引き受けることになりました。

覚悟だとかそんなもん知るか!!俺は助けたいと思ったから助けたんだよ!
あんたが昨日俺を助けてくれたときは死神の義務だからとかムズカシいこと考えたのかよ
体張るときってそんなんじゃねーだろ
確かに覚悟はしてねーし、ホントにヤバくなったら逃げ出すかもしれない
けど受けた恩忘れてヘラヘラできるほどクズでもねえんだよ
引用:wikiwiki.jp

母親をグランドフィッシャーによって失う

グランドフィッシャー(本体)

出典: mangawiki.jp

一護は母親が大好きで、母親を守るために空手の道場に通っていました。一護がまだ9歳だった6月17日。雨という悪天候の中母親と一緒に道場から帰る途中で、傘も差さずにずぶ濡れの少女に出会います。

今にも川に飛び込みそうな勢いの少女を助けようと駆け寄りますが、気づいた時には血まみれの母親に抱きかかえられた状態でした。一護はなぜそうなったのかはわからず、自責の念にかられる日々を過ごしていました。

それから6年後の同じ日、家族で母親のお墓参りをしていた時にあの時見かけた少女を見つけます。妹たちが襲われた所を一護が助け「なぜここにいる!虚の手下なのか?」と問いかけると少女の姿から虚の姿に変わっていきました。

その名を”グランドフィッシャー”といい、提灯アンコウのように人の形をした疑似餌をちらつかせ、見ることができる霊力が高い人間を襲う卑怯な虚。グランドフィッシャーは尸魂界のデータベースにも残っているほど名が知れ渡っています。

グランドフィッシャー

出典: festy.jp

一護はこいつが母親を殺したことを悟り戦いを挑みます。ルキアが加勢しようとしますが「おれの戦いだから手を出すな」と断る一護。一人で戦いに挑みましたが素早い動きに苦戦する一方です。

母親を失った家族の思いを乗せ突撃しますが、長く伸ばした爪に刺され返り討ちに。グランドフィッシャーは挑発すると同時に、もう片方で母親の姿をした疑似餌を出してきます。

「どんな死神でも斬ることが出来ないものがいる」と、これまでいくつもの死神から逃れることが出来たと豪語するグランドフィッシャー。疑似餌に躊躇している隙にとどめをさそうとしますが、母親を利用された怒りに震える一護の一閃で相打ちという形で幕を引きます。

黒崎一護の斬魄刀は?

黒崎一護 斬魄刀

死神たちが持っている日本刀に近い形を持った武器の総称を斬魄刀(ざんぱくとう)といいます。虚を斬ることでその罪をなくし人間に戻すことで尸魂界(ソウルソサエティ)へ送ります。

本来の死神は浅打(あさうち)と呼ばれる無名の斬魄刀が与えられ、それと寝食を共にしその魂を刀に移すことで自分の斬魄刀が出来上がるのです。

一護の場合は死神になった当初から自分の斬魄刀を持っており唯一の例外とされています。ここからは一護の斬魄刀の進化をご紹介します。

始解

始解

斬魄刀の能力の一段階目で具現化する力のこと。斬魄刀には本体と呼ばれる意思があり、その存在を認めることが必要。斬魄刀には一つ一つに秘めたる力が存在します。能力を解放するためには刀ごとにきまっているキーワードと刀の名前を唱えることが条件です。そして斬魄刀は一般的には封印状態にあることが多く、必要時に始解します。

一護の場合は、特定のキーワードはなく特訓により名前を教えてもらって解放しました。さらに数多くの斬魄刀の中でも常に始解の状態を保つことが出来る珍しいタイプで出刃包丁にそっくり。攻撃力が高いことから接近戦を主な戦闘スタイルとしています。

卍解

卍解

出典: blesol.net

斬魄刀の能力の二段階目で、始解の5倍以上の威力を誇り斬魄刀の最終奥義とされています。卍解するためには才能のあるものでも10年はかかるものとされ、習得できたものは尸魂界の歴史に永遠にその名を刻まれほどの名誉あることです。

卍解を習得すると、一部を除いて刀が巨大化しその力に振り回されてしまうため使いこなすには更なる習練が必要です。また状態の持続に大量の霊力を必要とするため、隊長格の死神でさえ難しいとされています。

一護の場合は、卍解すると刀と衣装が黒一色になり形状は小型を保ち、強大な力と超高速の斬撃と移動を両立しています。また一護の霊力量はかなり多いようで長時間卍解状態を保てます。さらに卍解習得の修行を転神体という人形を使用したとはいえわずか三日で成し遂げるなど才能にあふれています。

真の斬月

真の斬月

二枚屋王悦によって浅打から鍛え直し、斬月と本当の斬月である内なる虚を分離させることで誕生しました。長刀と短刀の2本で斬魄刀としては数少ないタイプです。長い方は虚の力が宿り、柄と刀身の中央に穴があります。短い方は旧斬月の力が宿り、柄に穴が開いているため持ちやすくなっているのが大きな特徴です。

また、本来の力が完全に解き放たれたためどちらの刀も全体が黒一色に変化します。さらに短刀の力を長刀に移すことで、内なる虚の力を使うことも可能。その際の刀の色は白く変化し、体の半分が完全虚化した時と同じ状態になりますが自我は失われません。

月牙天衝

月牙天衝

一護の斬魄刀である斬月が持っている唯一の技で、自らの霊力を刀に与えることにより超高密度の霊圧を放出し斬撃を巨大化させて放つことができます。長射程を誇り相手との距離が近いほど威力が高くなります。

始解を会得した直後に初めて放ちましたがしばらくは一護自身の意思で撃つことはできず、卍解の修行により自在に使用できるようになりました。

黒崎一護の虚化

黒崎一護 ホロウ化

内なる虚の発生と共に芽生えた力で、仮面が懐に入って致命傷を防ぐという力の一端を見せ、朽木白哉との戦いで完全に発現します。初めの頃はまだ制御できなかったため、魂が侵食され霊圧が不安定になったり意識が乗っ取られたこともありましたが、内なる虚を仮面の軍勢との修業で制御できるようになってからは自らの意志で発動できるようになりました。

虚の仮面をつけることで死神に虚の力を加えることができます。この状態は仮面以外に、眼球は黒く瞳は黄色に変わるのが特徴。一護は卍解しさらに虚化を使用して戦うスタイルで斬撃及び月牙天衝が強化されます。

修得した当初は短時間しか保てず霊力の消耗も激しいものでしたが、虚夜宮でグリムジョーと再戦する頃には保持時間は飛躍的に延び、さらに仮面が欠損しても修復可能なまでに成長しています。藍染との決戦後は死神の力と霊力消失に伴い一緒に消失しました。銀城との戦いで霊力を取り戻してからは虚化していません。

完全虚化

黒崎一護 完全虚化

刀剣解放第二階層時のウルキオラに敗れた際、織姫の声に反応し変貌を遂げた姿です。外見は模様のついた仮面に2本の角、肌も白くなり髪も長くなります。ウルキオラにダメージを与えた際に胸に穴が開きましたが、すぐに塞がるほどの回復力をみせました。

一度変貌してしまうと自分の意志で元に戻る事は出来ません。角を切り落とされる以外方法はないとされ、例え仲間であっても敵と判断すれば誰であろうと攻撃するなど、とても一護とは思えないほど怪物化してしまっています。

内なる虚

内なる虚 白一護

出典: blesol.net

一護の精神世界に存在する虚で、見た目はそっくりでも白目や爪が黒いなどいくつかの色が反転しているのが特徴。性格も好戦的で高い格闘センスを持ち、アニメでは白一護と表記されます。

一護が戦いに敗れたときに斬魄刀の本体である斬月によって送られた精神世界で初登場。一護が持ち主にふさわしいか試す時には協力していましたが、朽木白夜との戦い以降姿を現し始め徐々に一護を乗っ取ろうとしていきます。

正体は一護が持っていた本来の死神の力。出生の秘密を知った一護により自分の一部と受け入れられています。

家族の秘密

黒崎家

出典: prcm.jp

黒崎家は、父親の一心、母親の真咲、双子の妹の遊子(ゆず)と夏梨(かりん)の5人暮らしでしたが、真咲は先のグランドフィッシャーにより死去。普段は馬鹿ばかりやっている黒崎家ですが、両親には実はすごい秘密がありました。ご紹介します。

黒崎一心

黒崎一心

クロサキ医院の開業医で家族を溺愛し、子供たちとはハイテンションすぎるスキンシップで煙たがられている一見するとダメおやじ。

その正体は、20年ほど前まで護廷十三隊十番隊隊長を務めていた死神で、尸魂界の名門だった貴族志波家の分家の一人、志波一心。

妻である真咲とは隊長時代に助けてもらったことがきっかけで出会いました。後日お礼の為に改めて下界に降りたところ、虚化しかけていた真咲を見つけ仲間の浦原喜助の協力により命を救うも死ぬまで死神に戻れないことが分かります。その後死神時代に唯一使えそうだった医学を活かして黒崎診療所を開業し結婚します。

黒崎一心 仇討

真咲の死後も一護の中の虚と繋がっていましたが、虚が呼び起されたことで繋がりがとけ死神の力を20年ぶりに取り戻します。また、一護が取り逃がしたグランドフィッシャーの襲来時には見事に撃退し妻の仇をとることに成功しています。

黒崎真咲

黒崎真咲

一護曰く「ウチはおふくろを中心に回っていた」というほど黒崎家になくてならない人でした。

その正体は虚と戦うために霊力を持った人間の集団である滅却師(クインシー)の純血種の生き残り。防御術の実力が高く正義感が強かったために、ホワイトとの戦闘でキズを負ってしまいます。

その際に虚の魂魄が流れこんだことで、「純血では無くなった」と見えざる帝国のNo.1であるユーハバッハに判断され滅却師としての能力を奪われます。奇しくもその日が6月17日。ただの人間になってしまった真咲はグランドフィッシャーに殺されてしまうのでした。

黒崎一護の声優は?

森田成一

黒崎一護の声は森田成一(もりた・まさかず)が務めております。1972年10月21日生まれの声優、俳優、ナレーターで『ファイナルファンタジーX』の主人公ティーダが声優デビュー作です。

森田は、一護を普通の高校生という部分に重点を置いて演じることを心がけていたようで原作者の久保帯人もアニメを見ていて鳥肌が立ったそうです。

代表作として『TIGER & BUNNY』のバーナビー・ブルックスJr.役、『戦国BASARA』の前田慶次役などがあげられます。

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