2017年7月6日更新

レイ・リオッタ、『グッドフェローズ』で知られる俳優の歩んできた軌跡

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レイ・リオッタ
©Hahn Lionel/Sipa USA USA/Newscom/Zeta Image

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レイ・リオッタのプロフィール

レイ・リオッタは1955年12月18日アメリカニュージャージー州で生を受けました。6ヵ月で里親に引き取られたため、長年血の繋がった両親を知らなかったそうです。 1978年マイアミ大学を卒業したレイ・リオッタはニューヨークへと移り本格的に俳優業を開始。1986年ジョナサン・デミ監督作『サムシング・ワイルド』で映画デビューし、1990年マーティン・スコセッシ監督の傑作映画『グッドフェローズ』“ヘンリー・ヒル役で大ブレークを果たします。 その後1998年公開シルヴェスター・スタローン主演作『コップランド』ゲリー・フィッグス刑事を好演しハリウッド屈指の人気俳優へと上り詰めました。 ちなみに本名はレイモンド・アレン・リオッタで、レイ・リオッタという名前は役者を始めた時につけた芸名だったそうです。

レイ・リオッタの名を世界に知らしめた傑作『グッドフェローズ』

レイ・リオッタの代表作を1本挙げるとしたら、ほとんどの人が1990年公開のマーティン・スコセッシ監督作『グッドフェローズ』を選ぶことでしょう。 本作はニコラス・ピレッジのノンフィクションを基に20世紀暗躍したギャング”ヘンリー・ヒル”の半生を描き、世界中から絶賛された映画史に残る傑作です。

あのパフォーマンスでノミネートさえされず!?

本作は作品賞、監督賞、助演女優賞、助演男優賞などアカデミー賞の多くの部門にノミネートされましたが、ヘンリー・ヒルを演じたレイ・リオッタが主演男優賞にノミネートされることはなぜかありませんでした。 しかし、本作のレイの伝説的パフォーマンスが未来永劫語り継がれることは間違いないでしょう。

『ハンニバル』衝撃度マックスの食事シーン!

2001年レイ・リオッタはジョンサン・デミ監督アンソニー・ホプキンス主演の名作スリラー『羊たちの沈黙』(1991)の続編『ハンニバル』(2001)で司法省のポール・クレンドラー役を体当たりのパフォーマンスで演じました。 レクター博士のターゲットとなったレイ・リオッタ演じるクレンドラーには映画史に残る襲撃的な末路が待ち受けていたのです。 脳を一部切除され意識が朦朧とするクレンドラーはレクター博士に脳みそを焼かれて自らが食すことになるのでした。ハリウッドの中で自分の脳を食べる演技をさせられた俳優をレイ・リオッタの他に探すのは難しいでしょう。

レイ・リオッタと瓜二つの投手!?

世界には自分に似た人物が3人いると言われていますが、レイ・リオッタにとってその1人は千葉ロッテマリーンズで活躍後、メジャーリーグニューヨーク・ヤンキースに移籍した伊良部秀輝投手だったのかもしれません。 特に目元やポテッとした輪郭がそっくりです。

レイ・リオッタの意外な事実!

プライベートではナイスガイ!?

『グッドフェローズ』ヘンリー・ヒル、『コップランド』ゲイリーなど今まで数多くのバイオレントな役柄を演じてきたレイ・リオッタですが、プライベートで1度もケンカをしたことがないなどかなりのナイスガイとして知られています。

熱狂的なサッカーファン!?

そんなレイ・リオッタはイングランドプレミアリーグ“トットナム”の大ファンで、ホワイトハートレインスタジアムで度々サッカーの試合を観戦する姿が目撃されていました。

レイ・リオッタ最新作はコメディ!?

レイ・リオッタ出演最新作はボブ・カストロン監督の『フロック・オブ・デューズ(原題)』という作品。30になった男が成長するためバカな親友と距離を置くことを決断するコメディで、レイはアンクル・リードを演じます。 本作は2016年9月全米公開予定、日本公開日は今のところ未定です。