2017年10月26日更新

『幻の動物とその生息地』を徹底紹介!【『ファンタスティック・ビースト』原作】

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幻の動物とその生息地

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『ファンタスティック・ビースト』の前に原作でおさらい!

ハリポタ新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の日本公開が2016年11月23日に迫り、ファンの期待は高まるばかり。実は本作には原作となる「教科書」があったことをご存知ですか?題して『幻の動物とその生息地』です。今回はその原作本について見どころを徹底紹介します。

記事を読む前にちょっと待って!

原作の『幻の魔法動物とその生息地』の価格はなんと620円+税(14シックル3クヌート)!大変お求め安い価格となっています。手頃な文庫本サイズなのでかさばることもありません。映画鑑賞の際には必携と言える本でしょう。ぜひご家庭に一冊いかがでしょうか。

【見どころその1】『ファンタビ』の主人公、ニュート・スキャマンダーが書いている

映画ではエディ・レッドメインが演じる魔法動物学者、ニュート・スキャマンダー。彼が生きていた時代はハリー・ポッターよりもかなり昔です。『ファンタスティック・ビースト』はこの教科書を完成させるまでの過程が描かれると想定されます。 本書14ページより序論が書かれています。ただ決して砕けた文章ではなく、あくまで教科書。 かなりかっちりした文章が書かれている印象があります。「この本について」「魔法動物とは何か?」「幻の動物に関するマグルの認知度小史」「隠れた魔法動物」「魔法動物学はなぜ重要か」と続きます。ハリー・ポッターの世界観に浸れること間違いなしです。

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【見どころその2】ハリーたちの落書きが書いてある

最も大きな見どころはここではないか、と思います。ホグワーツ魔法学校の校長アルバス・ダンブルドアが、本書のまえがきを担当しており、そこでは以下のように述べています。

「ただいま諸君が入手しておられる1冊は、ハリー・ポッター自身の所有する「幻の動物」の複製であり、余白にあるハリー自身およびハリーの友人の有益なるメモ書きまで、そっくりそのままであります。(引用:幻の動物とその生息地(静山社ペガサス文庫))」「例えば序論「魔法動物とは何か?」には手書きで足の数がやたらに多い、大きくて毛むくじゃらなもの(引用:幻の動物とその生息地(静山社ペガサス文庫)」

と矢印が引っ張ってあります。 また34ページ以降の幻の動物辞典にも多くの落書きが。これらは原作小説、または映画を知る人なら間違いなくニヤニヤできるものばかりです。彼らのリアルな学校生活を想像することができます。

【見どころその3】数多くの魔法動物を学べる!

もちろん『アズカバンの囚人』でおなじみヒッポグリフの項もあります。70種を超える多くの魔法動物がアルファベット順に記述されており、知識欲を十分に満たすことができます。 また全ての魔法動物には魔法省が定めた分類(M.O.M.)があり、危険度が五段階で定められているのです。

「XXXXX 魔法使い殺しとして知られる 訓練することも、飼いならすこともできない XXXX 危険 専門知識が必要 専門魔法使いなら扱い可能 XXX 有能な魔法使いのみ対処すべし XX 無害 飼いならすことができる X つまらない(引用:幻の動物とその生息地(静山社ペガサス文庫))」

例えばヒッポグリフはXXX,バジリスクはXXXXXなどです。 これまでのハリー・ポッターシリーズで登場しなかった魔法生物も数多く紹介されており、『ファンタスティック・ビースト』で登場するのではないかと期待されます。もし知らない魔法生物が出てきても、『幻の動物とその生息地』があれば安心です。

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家庭に一冊『幻の動物とその生息地』

魔法使いになるためには必携の本著。お子さんがもしかして魔法使いかも…、なんて方は早めに一冊揃えておくのもありでしょう。魔法なんてさっぱり使えないマグルの皆さんも、映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の予習・復習としてぜひ手に入れてみてください!