2017年7月6日更新

クリスティン・ベル、アナの声優を務めた女優ってどんな人?

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クリスティン・ベル『ヴェロニカ・マーズ』

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クリスティン・ベルのプロフィール【アナの声優!】

クリスティン・ベルは、1980年7月18日生まれ、ミシガン州デトロイト出身の女優です。 自分の名前が嫌いだったというベルは、4歳から母親にはミドルネームの「アン」で呼ばれ、高校までは「アニー」という名前を使っていたそうです。 カトリック系の私立高校に通い、そこで演劇と音楽を学びました。学校の舞台で『オズの魔法使い』や『屋根の上のバイオリン弾き』などに出演しています。 高校卒業後は、ニューヨーク大学のティッシュ・スクール・オブ・ジ・アーツでミュージカル・シアターを学びました。その後、1998年に『自由な女神たち』で映画デビュー、2001年に『トム・ソーヤの冒険』でブロードウェイデビューを果たしています。 今回は『アナと雪の女王』アナの声優として世界的にブレイクした女優クリスティン・ベルについて迫ります。

『ベロニカ・マーズ』シリーズ出演でブレイクしたクリスティン・ベル

ヴェロニカ・マーズ
2004年から2007年に放送されたテレビシリーズ『ベロニカ・マーズ』は、カリフォルニア州ネプチューンを舞台に、元保安官の父を持つ高校生のベロニカ・マーズが、親友が殺害された事件を捜査していく物語です。 この作品でベルは主人公のベロニカを演じ、一気にブレイクしました。 シリーズは幅広い年齢層から支持を受け、番組終了後も多くのファンを獲得し、2012年にはクラウドファウンディングで資金を集め、映画化もされました。映画版ではベルは制作も兼任しています。

大人気ドラマ『ゴシップガール』のナレーターはクリスティン・ベルだった!

ゴシップガール
テレビシリーズ『ゴシップガール』は、ニューヨークのアッパー・イーストサイドに暮らすセレブ高校生たちの恋愛や家族のトラブルを描いた人気作品です。 クリスティン・ベルは、主人公たちの秘密を暴くメールマガジンを配信している謎の人物「ゴシップガール」の声を演じ、話題になりました。『アナ雪』で声優を務める前に、人気ドラマのナレーションという声の仕事をしていたのですね。

映画『バーレスク』にニッキー役で出演

バーレスク
2010年の映画『バーレスク』で、クリスティン・ベルは印象的な役を演じました。 歌手を夢見てロサンゼルスに上京したアリ(クリスティーナ・アギレラ)は、毎夜ゴージャスなショーが繰り広げられる「バーレスク・ラウンジ」でウェイトレスとして働くことになります。バックダンサーの代役からソロのダンスも任せられるようになり、着実に夢に向かって進んでいくアリは、バーレスクの危機をも救い、スターになっていきました。 ベルはバーレスクのトップダンサーでありながら問題ばかり起こしていたニッキー役として、アリに嫌がらせをするなど、悪役的な役割を担っていたんです。

『HEROES』にも出演していた!

HEROES、ヒーローズ
超能力者を題材にした『HEROES』は、2006年から2010年に放送された人気テレビシリーズです。 様々な能力を持ったキャラクターたちが登場し、凶悪な超能力者や、彼らの存在を隠そうとする「組織」との対決を描いています。クリスティン・ベルは、シーズン2からシーズン3にエル・ビショップ役で出演しました。 エルは「組織」の創設者のひとりボブ・ビショップ(スティーヴン・トボロウスキー)の娘で、体から強い電力を放つ能力を持っていました。 そのため8歳の頃から「組織」の施設で暮らし、人体実験をされていたエルは、常識人でありながらも人を殺すことにためらいがなく、凶悪な超能力者サイラー(ザッカリー・クイント)に能力の使い方を教えたりと、「組織」側の人間を演じました。

アナと雪の女王の主人公・アナ役に抜擢!声優としてもブレイク

アナと雪の女王
2013年に公開され、世界中で大ヒットとなったディズニー3Dアニメーション映画『アナと雪の女王』の英語版で、クリスティン・ベルは主人公アナの声優を務めました。 ベルはディズニーアニメの主人公に抜擢された喜びを次のように語っています。
「とにかく大喜びだったわ。昔からずっとディズニーのアニメーション映画に関わりたいと思っていたから。私はこういうミュージカル映画を見ながら育ったし、小さいときは特に『リトル・マーメイド』と『アラジン』が大好きだったの。ディズニーのヒロインになるということは、少女時代の私がずっと夢見ていたことよ。みんなそうだったかもしれないけれど、私がなりたかったのは、もっと特別なタイプのヒロインだったの。自分が観たいと思えるような普通とは違う、ヒロインよ。この映画で私がやりたいように彼女を作り上げさせてもらえて、ラッキーだったと思うわ。」
引用:dramanavi.net

クリスティン・ベルのその他の主な出演作

日本のホラー映画をハリウッドでリメイク【2006】

パルス
『パルス』は、黒沢清監督の映画『回路』(2001)をハリウッドでリメイクした作品です。 インターネットで”あの世”と”この世”がつながってしまい、死者が生者の世界に侵入してくるというホラー映画です。この作品でベルは、心理学専攻の大学生マティを演じました。

ロマンティック・コメディでセクシーな役を熱演!?【2008】

寝取られ男のラブ・バカンス
コメディ映画『寝取られ男のラブ♂バカンス』で、ベルは女優で主人公の恋人のサラを演じました。 冴えない作曲家のビーター(ジェイソン・シーゲル)はある日、恋人のサラに「他に好きなひとができた」と突然フラれてしまいました。弟のすすめでハワイに傷心旅行に行ったピーターでしたが、滞在先のホテルで、サラと彼女の新しい恋人アルダス(ラッセル・ブラント)と鉢合わせてしまいます。

余命わずかな友に封切り前の映画を見せたい!【2008】

ファンボーイズ
『スター・ウォーズ』ファンの監督・スタッフが制作した『ファンボーイズ』は、末期ガンで余命わずかのライナス(クリス・マークエット)に、新作『スター・ウォーズ/ファントム・メナス』を見せようと『スター・ウォーズ』オタクの仲間たちが奮闘する物語です。 クリスティン・ベルはオタク仲間のひとり、ゾーイを演じ、レイア姫のコスプレも披露しています。 テレビに映画に舞台にと幅広い活躍を続けているクリスティン。2016年にもテレビシリーズ『グッド・プレイス(原題)』や映画『ザ・ボス(原題)』、『バッド・マムズ(原題)』に出演し、2017年も『ハウ・トゥー・ビー・ア・ラテン・ラバー(原題)』、『チップス(原題)』などの映画に出演します。 どの作品も日本公開未定となっていますが、今後の活躍も楽しみですね!