2017年8月25日更新

竹内順子、『NARUTO』でうずまきナルトを演じる声優の魅力に迫る!

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NARUTO─ナルト─イラスト集 UZUMAKI NARUTO (ジャンプコミックス)

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竹内順子のプロフィール

竹内順子は1972年4月5日に埼玉県に生まれています。日本大学芸術学部の演劇学科を中退した後は、劇団BQMAPの客演をしたことから劇団員への誘いを受けます。演劇活動はその後も続き、2016年現在も劇団BQMAPに所属し舞台に立っています。 声優としては、1996年にアニメ声優デビュー。演劇業務の関係で知り合ったラブライブ(現・尾木プロ THE NEXT)に所属し活動をしています。 2002年『NARUTO』うずまきナルト役に抜擢され、その後声優としての地位を確立しました。

政治秘書としてアルバイト

もともと舞台をやっていた竹内順子は食べていくために「声優」を始めたそうです。劇団の舞台というのは、自費で賄う要素が多く、演劇だけで食べていくのが出来ない場合がほとんどです。彼女も例に漏れずそんな状況だったようです。 そして声優業を始めることになるのですが、当然いきなり収入が増えるわけではありません。 そんな時、彼女は衆議院議員の秘書をやったことがあるそうです。秘書というとアルバイトではできないイメージがありますが、公設ではなく私設秘書であればアルバイトでも出来るのです。私設秘書というのはお茶くみや電話番などの雑務がほとんどだったそう。

うずまきナルトの声優を担当!

食べるために声優を始めた竹内順子にとっての人生の転機は、2002年『NARUTO』の主役うずまきナルトを演じる事になったことでしょう。1997年から約1年半放送された『夢のクレヨン王国』のストンストン役としてもレギュラーをしていましたが、竹内順子の名前が知れ渡った作品が『NARUTO』です。 もともと週刊少年ジャンプを購読していたそうですが、うずまきナルト役のオーディションを受けるにあたって竹内順子は原作を全巻揃えたそうです。 竹内順子が主役を務める『NARUTO』は原作の面白さも加わり、約4年半(全220話)という長寿アニメとなったばかりか、日本以外アメリカ、韓国、台湾などでも放送されました。

「プリキュア」ではキュアルージュに

2002年から始まった『NARUTO』うずまきナルト役で見事に少年役をこなしブレイクした竹内順子ですが、2007年2月8日に第1期『NARUTO』の放送が終了します。 入れ替わるように同年2月4日から『Yes!プリキュア5』が始まりました。このプリキュアシリーズでは2006年『ふたりはプリキュア Splash Star』にも竹内順子は出演していますが、プリキュアメンバーではなくクラスメートの少年役です。 『Yes!プリキュア5』では赤を基調とした服装に、茶色のショートヘアをしている活発な少女・夏木りん(キュアルージュ)を演じました。必殺技のセリフは「純情乙女の炎の力、受けてみなさい!」で、イメージカラー同様の赤い炎の攻撃が得意なキャラクター。 この『Yes!プリキュア5』は1年で終了後、続編である『Yes!プリキュア5GoGo!』がすぐ翌週より放送されました。

舞台女優としての竹内順子の活躍がもっと知りたい

前述した舞台女優としての活躍についてもう少し詳しく見ていきましょう。大学中退後に劇団BQMAPで客演から始まった「女優・竹内順子」ですが、2016年現在では劇団員プロフィールの一番上にプロフィールが公表されるなど劇団の核となっているメンバーです。 声優として仕事が多くなり忙しいながらも、原点である劇団の舞台に立ち続けています。時には脚本を手掛け、さらには自分で出演もするという舞台もあるようです。 通常は1カ月半ほどある練習も他の仕事のために2週間ほどでセリフや立ち位置などを覚えなければいけないハードスケジュールのようですが、「舞台は生きがい」と答えています。

キャラソンも歌う竹内順子

竹内順子は本人名義で2010年に『ココロの欠片』を発売しており、これは『NARUTO -ナルト- 少年篇』エンディングテーマになりました。カップリングである『LIFE GOES ON』がアニメNARUTOから派生したPSPゲーム『NARUTO疾風伝キズナドライブ』の主題歌となっています。 そのほかにも、声優としてキャラクターソングも多数披露している竹内順子。『Yes!プリキュア5』アルバムシリーズ(夏木りん)、『イナズマイレブン』シリーズ(円堂守)、『おねがいマイメロディ』シリーズ(クロミ、ピアノちゃん)など演じている多くのキャラクターに扮して歌を出しています。