2017年7月6日更新

美少女姉妹の不思議な魅力がハンパない!姉妹が登場するおすすめ映画7選

このページにはプロモーションが含まれています
『ヴァージン・スーサイズ』キルスティン・ダンスト
© Paramount Pictures/zetaimage

AD

美少女姉妹が放つ不思議な魅力とは?

Virgin Suicides
古今東西、美しい姉妹が主要キャラクターとして登場する、あるいはカギとなる物語は、しばしば映画の中で描かれてきました。その存在そのものに興味がひかれますが、血のつながった女性同士であることから生まれる確執や嫉妬、愛憎入り混じる感情が、不思議な魅力を放つことは確かです。 ここでは、そんな美少女(美人)姉妹が登場するおすすめの映画を7作品紹介します。

1:美しい5人姉妹のあまりに繊細過ぎる危うさを描く【1999】

southpumpkin 美人姉妹の末っ子が自殺。原因不明のまま時は過ぎます。主観は近所に住む悪ガキ達。なんとかして美人姉妹と接触を図ろうと画策します。 かなり変わった後味の映画です。描きようによっては『ピアニスト』のような映画にできたのでしょうが、趣は全く異なります。自由を奪われた少女たちの悲惨な末路、ではなく、あくまでティーンズのキラキラを伝えている。鬱屈な雰囲気すらもどこかガーリーでキュート。男たちはその独特な姉妹の雰囲気の虜になっていきます。しかし手に届きそうなところで、泡沫の如くなってしまう。姉妹の周りの人間は誰1人彼女たちのことを理解できませんでした。映画も徹底的に彼女たちの主観を排すよう工夫が凝らされているように感じました。なぜラストはああなってしまったのか。あらゆる可能性の中でどうして…。と思うのは見事にこの映画の術中にはまっているのだと思います。少女の捉えようのなさが見事に描かれた映画であるように感じました。論理ではなく感覚で、雰囲気でかんじろ、と言わんばかりの映画です。 若きキルティン・ダンストは最高ですが、個人的にはジョシュ・ハーネット君が!!すっげえ愛おしい!!
hellsisi ソフィアコッポラは原作をこう捉えたのかって、少女の儚くて脆い、危うさが そして親の狂った愛情が(一見そうは見えないけど)救いようのない世界なのに、どこか無邪気でおんがくもすてき ソフィアコッポラはおんがくのセレクトがさいこうだとおもう
ジェフリー・ユージェニデスによる小説『ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹』が原作名である通り、アメリカ郊外に住むリズボン家の美しい5人姉妹が次々と自ら死を選んでいくという、繊細でナイーブな物語が『ヴァージン・スーサイズ』です。 フランシス・F・コッポラの娘、ソフィア・コッポラの監督デビュー作であり、そのみずみずみしい感性がいかんなく発揮されています。舞台となる70年代、保守的なアメリカ郊外の街を捉えた美しい映像、そしてセンス溢れる音楽のチョイスも秀逸です。四女のラックスを演じたキルスティン・ダンストの透明な魅力も見逃せません。

2:鎌倉を舞台に3人姉妹と14歳の異母妹が紡ぐ家族の物語【2015】

shoko310 淡々とした日常を背景に生きていくことが描かれている。親はどんなだって親なんだなぁ。四姉妹みんなにそれぞれ共感できる部分もあり、あたたかい気持ちにもなれ、後味の良い素敵な作品。
kumies0120 すずを見る三女の顔が優しくて明るくて可愛い!ただ、自分が父親と過ごせるはずだった時間を奪われたのに、この子には父親との思い出があるのか…みたいな悔しさとかもあっても良かったのではないかと感じた。あの店長好き~ってところもなんか可愛いし!三女いいなぁ。みんな美しいけど♡まえだまえだも、大きくなって~…と、親戚のおばちゃんのような目で見てしまいました。梅酒作りたいな~と思った。
鎌倉に暮らす香田家の幸、佳乃、千佳という3姉妹。15年前に家出した父の死をきっかけに、父の遺した14歳の異母妹・すずと同居することになります。綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、そして広瀬すずが美しい4人姉妹を演じ、移り行く季節の中で次第に結びついていく家族の絆を描いています。 原作は、吉田秋生のベストセラー漫画です。監督は、『誰も知らない』や『そして父になる』等ですでに世界的評価の高い是枝裕和で、本作も、第63回サン・セバスチャン国際映画祭観客賞受賞、第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品、国内では第39回日本アカデミー賞最優秀作品賞他4部門独占など、多数の賞を受賞しました。

3:J・オ-スティンの古典『高慢と偏見』をロマンチックに映像化【2005】

Miyu_Kawasuji 以前予告を見てからずっと観たくて探してた作品 映画の評価というか個人的にすごく好き過ぎた 反発しあっていた2人が身分や自身の‘プライドと偏見’に囚われながらも心を揺らし惹かれあっていく過程が、繊細な描写で描かれているのが胸に迫る エリザベスが馬車に乗る時に初めて手に触れたダーシー氏が、平然な顔をしながらもその後手を強張らせているシーンだったり 細かいところがすごく好き その時代の身分階級による格差であったり女性の結婚に関しての葛藤であったりも読み取れる良作 原作も読みたい!
Riyon_Yamamoto 撮り方がとても美しい作品だった。まだまだ女性の地位が低く、結婚イコールそのいえの財産をどれだけ増やせるかという時代の話。キーラナイトレイがとても綺麗。
舞台は18世紀末のイギリスの田舎。ベネット家5人姉妹と、近所の豪邸に引っ越してきたヒングリー、そしてヒングリーの親友ダーシーの間で巻き起こるエレガントなラブストーリーです。ダーシーとの恋に目覚める本作のヒロインである次女エリザベスをキーラ・ナイトレイが熱演し、第78回アカデミー賞の主演女優賞にノミネートされました。 原作は、1813年に発行されたジェーン・オースティンの古典的名作『高慢と偏見』。当時の美しい田園風景と身分格差が生む様々な問題や葛藤を、ジョー・ライト監督が見事に映像化に成功しています。また、ブレンダ・ブレッシン、ドナルド・サザーランド、ジュディ・デンチらイギリスが誇る名優が脇を固めています。

4:世界中で愛されるオルコットの不朽の名作をリメイク【1994】

Mikiko_Ozeki 家族の絆もそうだけれど、女性の自立心が描かれてとても共感できる映画。何度も観ても感動する!
原作は、過去何度も映像化・アニメ化されてきた、1868年のルイザ・メイ・オルコットの不朽の名作。映画化作品では、1933年のキャサリン・ヘプバーン主演の作品、1949年のエリザベス・テイラー出演の作品が有名ですが、その最も新しい作品が、1994年、ウィノナ・ライダーを主演に迎えて映画化された本作です。 19世紀半ば、出兵中で父親が不在の、マーチ家4姉妹と母親が、それぞれ運命に翻弄され悩みながらも助け合い、たくましく生きていく姿を描きます。ウィノナ・ライダーは男勝りな次女のジョーを演じ、母親にはスーザン・サランドンが扮しています。

5:向田邦子の脚本を元に、豪華キャストで描く家族の愛憎ドラマ【2003】

333io hulu、気になっていた作品。本意でなくても、対面のため、プライドや愛情のため、女は阿修羅のごとく仏の顔をしている。
1979年にNHKで放送され話題を呼んだ向田邦子による傑作連続ドラマの脚本を、森田芳光監督、新たに筒井ともみ脚本で映画化したのが本作です。 時代は昭和50年代半ばの東京の山手。老父・恒太郎に若い愛人がいたことが発覚したことから巻き起こる騒動を柱に、個性的な4姉妹が、それぞれ問題を抱えながら葛藤する姿を家族関係の中で描きます。 4姉妹を演じるのは、大竹しのぶ、黒木瞳、深津絵里、深田恭子。そして母親を八千草薫、父を仲代達矢が演じるほか、小林薫や桃井かおりなど、脇役に至るまで豪華過ぎるキャストが勢揃いしています。

6:世界中の映画祭で絶賛された、トルコを舞台にした姉妹の物語【2016】

Yk2220s ソフィア・コッポラ監督の処女作を連想させる映像・設定ですが、あちらがかなり観念的なのに比べて、わかりやすいストーリーなのかなと思います。トルコだけでないとは思うんですが、だいぶ闇の深い社会なんですね.. あと末っ子のラーレちゃんかわいい。
トルコにある小さな村を舞台に、両親を亡くし、古くからの慣習を守る祖母の元で暮らす5人姉妹が、自由と夢を求めて奮闘する青春ストーリーです。トルコ人女性監督であるデニズ・ガムゼ・エルギュベンの長編デビュー作品であり、カンヌ国際映画祭や米アカデミー賞など世界中の映画祭を席巻しました。 四女のヌルを演じたドア・ドゥウシル、五女のラーレを演じたギュネシ・シェンソイなど、美しく成長していく5人姉妹に扮したフレッシュな女優たちのみずみずしい演技も絶賛されています。

7:古典『高慢と偏見』にホラーを大胆に合体させた異色作【2016】

J・オースティンによる古典『高慢と偏見』の物語にゾンビを登場させた、セス・グラハム=スミスのベストセラー小説が原作。18世紀のイギリスを舞台に、次女エリザベスらベネット家5人姉妹、富豪のビングリーとダーシーの恋愛物語に、ウィルス感染により蔓延したゾンビとの闘いが絡んでくるという、奇想天外な異色作です。 エリザベスを演じるのはリリー・ジェームズ、ダーシーを演じるのはサム・ライリーで、原作ファンだというナタリー・ポートマンがプロデューサーとして参加していることも話題です。