2017年7月6日更新

一条楽、『ニセコイ』の主人公はお人好しなヤクザの息子?

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ニセコイ

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『ニセコイ』ってどんなアニメ?

『ニセコイ』は古味直志によるマンガが原作の学園ラブコメ作品。2014年にアニメ1期が放送され、1期の人気を受けて2015年に2期が放送されました。 ヤクザの跡取り息子である一条楽は、10年前に結婚の約束をした初恋の相手がいます。高校生になった今でも約束のことを覚えており、約束の証に鍵付きのペンダントをもっていました。 初恋の少女はペンダントを開ける鍵を持っているはずで、楽は中学からの片思い相手・小野寺小咲が約束の相手だといいなぁ……と思いながら、ぺ弾とを持つ少女と再会する日が来ると信じて高校生活を送っていました。 そんな中、時期外れの転校生・桐崎千棘がやってきて物語は大きく動き出します。

ニセコイ(偽恋)のはじまり

楽の通う凡矢理高校に桐崎千棘が転校してくると、ヤクザの集英組とギャングのビーハイブの抗争が起こるようになります。千棘はビーバイブのボスの娘だったのです。 集英組の組頭とビーハイブのボスは抗争を望んでおらず、互いの部下たちを納得させるために自分たちの息子と娘が恋仲だということにしてしまいます。こうしてヤクザの跡取り息子・楽とビーバイブのボスの娘・千棘は「偽物の恋人=偽恋」をスタートさせることに。

一条楽ってどんな主人公?

『ニセコイ』の主人公である一条楽は、12月20日生まれのA型男子です。初登場時は高校1年生で身長168センチ、体重56キロ。高校2年生になってからは身長172センチ、体重は58キロと標準的な体型。トレードマークは髪につけている×印のヘアピンです。 公務員志望ではあるものの成績が特別良いというわけでもない様子。 面倒見が良くてとにかく困っている人を放っておけない性格で損得勘定ではなく、義理と人情で行動するタイプです。高校生男子らしくぶっきらぼうな面もありますが、家族の健康を気遣って料理を作っているため料理上手でもあります。

一条楽の実家はヤクザの集英組!

将来は公務員になって堅実に生きていくこと目標としている楽。高校生という若さで公務員を志望するのは「平凡に暮らしたいから」という何とも夢のない理由からでした。 それもそのはず。楽の実家は集英組(ヤクザ)。ヤクザの跡取り息子とはいえ標準的な体格で喧嘩にも弱いことを自覚している楽は、自分がヤクザに向いていないことをよくわかっていたのです。

喧嘩には弱いけど男らしい?

楽は喧嘩が弱いことを自覚していますが、仲間のためなら体を張れる男気があります。主人公らしくヒロインたちをかばったり守ろうとしたりする言動も見受けられます。
「女の為に体を張んのに、理由なんていらねぇだろ、男なら」
「そりゃ危険な目にゃ遭いたくねぇけどよ けど ここで何もしなかったら男じゃねぇ 理由はそれだけで十分だろ?」
「男なら女を守るべし!」という精神の持ち主なのです。

楽の想い人、小野寺小咲との関係

楽には中学からの片思いの相手、小野寺小咲がいます。高校も同じでクラスも同じ。実は小野寺も楽のことを好きなのですが、お互いに鈍感で両想いであることに全く気付いていません。 周囲の人間にはバレバレなのに鈍感ズの2人は両想いなのに片思い中という不思議な関係になっているのでした。

偽者の恋人、桐崎千棘との関係

偽恋の相手となった千棘と楽の初対面の印象は最悪でした。楽は出会い頭に事故だったとはいえ膝蹴りを食らわされているため、千棘のことを凶暴な女と評価し、千棘はあまり強そうに見えない楽のことをもやしっ子だと評価していました。 しかし友達をうまく作れなくて悩んでいた千棘をさりげなくフォローし、千棘が友達を作れるように手助けをしています。

世話焼きでお人好しすぎるヤクザの息子

楽はお人好しで困っている人を放っておけない性格から、数多くの美少女たちをたらしこんでいます。本人は無自覚で「困っている奴は放っておけない」精神で女の子たちを助けてしまうため常にハーレム状態です。 組員の健康を気遣って食事を作る優しさもあり組員からは「坊ちゃん」と呼ばれて大人気です。 また大の動物好きで高校では動物の飼育係をし、困っている動物も頻繁に保護しています。残念ながらかいがいしく世話を焼いても懐かれることは極めて稀で動物に警戒されまくっています。

一条楽のヘアピンの秘密

×印のヘアピンがトレードマークの楽。 幼いころに買ってもらったお気に入りだったため、高校生になっても愛用していました。ファンブックではヤクザの跡継ぎである楽の居場所を把握するためのアイテム……つまり発信機であることが明かされました。

一条楽の声優は内山昴輝

一条楽の声優は内山昴輝(うちやまこうき)です。劇団ひまわりに所属、1990年8月16日生まれのA型。2011年には第五回声優アワードで新人男優賞を受賞。 初めて声優として出演したのは2003年で、スピルバーグ監督映画『A.I.』でした。 2005年に『キングダムハーツⅡ』でロクサス役をしてから活動の幅が広がっており、『機動戦士ガンダムUC』で主人公バジーナ・リンクス役、『マクロスΔ』でメッサ―・イーレフェルト役などもこなしています。 どこか陰のある少年役だけでなく快活な少年役も演じており、今後ますます活躍が期待される若手声優でもあります。