2016年10月19日更新 8,757view

『羊たちの沈黙』あらすじ・ネタバレ・解説【恐怖しかない】

サスペンス映画の最高傑作と名高い映画『羊たちの沈黙』。ジョディ・フォスター、アンソニー・ホプキンスを主演に迎えた今作はアカデミー賞主要5部門を受賞するという大快挙を達成。今回はそんな本作のあらすじキャスト関連情報などをまとめて大紹介!

『羊たちの沈黙』!アカデミー賞主要5部門受賞した名作スリラー

ジョナサン・デミを監督に迎えて制作された1991年の映画『羊たちの沈黙』。本作の主演はジョディ・フォスター、アンソニー・ホプキンスと今では映画界には欠かせない大御所俳優たちです。

アカデミー賞ではフランク・キャプラ監督の名作『或る夜の出来事』(1934)、ジャック・ニコルソン主演『カッコーの巣の上で』(1976)と同様に史上3作目となる主要部門5部門を受賞する快挙を成し遂げました。

今回はそんな本作のあらすじ、キャスト、関連情報などをまとめて紹介します。

『羊たちの沈黙』あらすじ【ネタバレ】

羊たちの沈黙

野心家のFBI訓練生クラリス・スターリング(ジョディ・フォスター)は訓練中に行動科学課のクロフォード主任捜査官(スコット・グレン)からある任務に就くように言われます。

彼女の任務は元精神科医のサイコパス、ハンニバル・レクター(アンソニー・ホプキンス)から現在全米各地で起きている猟奇殺人事件への助言を求めること。事件の犯人は“バッファロー・ビル”と呼ばれているのでした。

レクターにとってクラリスとの面会はただの心理ゲーム。彼は彼女の過去を知るという条件のもと、事件捜査に協力することにします。

羊たちの沈黙

そんな時、議員の娘がバッファロー・ビルに誘拐されてしまうのです。精神病院院長チルトンは出世のためレクターを議員に売り込むことに。レクターは移送される際に精神病の職員を殺害、そして脱獄します。

その後、クラリスはバッファロー・ビルの居場所をなんとか突きとめましたが、彼女の気配に気づいたバッファロー・ビルは逃亡。暗闇の中彼女を銃で狙いますが、先にクラリスが銃で彼を撃ち抜き事件は解決となりました。

訓練生にもかかわらず事件を解決したクラリスは卒業式で表彰されることに。そんな彼女の元に電話が鳴ります。声の主はハンニバル・レクター博士。彼はクラリスに卒業祝いの言葉を贈り、精神病院院長チルトンの殺害を予告するのでした。

『羊たちの沈黙』キャスト

クラリス・スターリング/ジョディ・フォスター

羊たちの沈黙

若きFBIの訓練生クラリスを演じたジョディ・フォスターは子役から芸能人生を開始。何とキャリアのスタートは3歳の時でした。

1976年公開のマーティン・スコセッシ監督作品『タクシードライバー』では当時13歳の彼女が12歳の娼婦役を演じアカデミー賞助演女優賞にノミネートされました。

1989年公開の映画『告発の行方』サラ役、そして『羊たちの沈黙』でアカデミー賞主演女優賞を見事に受賞し、名実ともにハリウッドを代表する女優になりました。

2014年、彼女は女性写真家アレクサンドラ・ヘディソンとの同性婚を発表しています。

ハンニバル・レクター/アンソニー・ホプキンス

アンソニー・ホプキンス

元精神科医のサイコパス、ハンニバル・レクターを演じたのはハリウッドの名優アンソニー・ホプキンス。レクターは人肉を食するカニバリズムの崇拝者ですが、面白いこと彼自身は肉を一切食さないベジタリアンなのだそうです。

これまでに多くの作品に出演し、様々な賞を受賞している彼の代表作は1978年の映画『マジック』のコーキー役、1995年の映画『ニクソン』のリチャード・ニクソン大統領役などが挙げられます。

『羊たちの沈黙』ではアカデミー賞主演男優賞を見事に受賞しました。

クロフォード主任捜査官/スコット・グレン

スコット・グレン

クラリスの上司であるクロフォードを演じたスコット・グレンは1970年に映画デビューを果たしますが、その後はなかなか役に恵まれず2年間は警備員などをして生活をしのいでいたそうです。

1980年に再びハリウッドに戻ってきた彼は1983年の映画『ライトスタッフ』アラン・シェパード役で個性派俳優として知られる存在になります。

そして今作でクロフォード主任捜査官を演じたことで実力が認められ、その後はコンスタントに映画・ドラマに出演するようになりました。

バッファロー・ビル/テッド・レヴィン

羊たちの沈黙 テッド・レヴィン

連続殺人犯バッファロー・ビルを演じたのはテッド・レヴィン。彼は1980年代からテレビドラマや映画に出演し始めますが、これといった代表作はありませんでした。しかし今作でバッファロー・ビルを演じたことで注目を集めることになります。

『羊たちの沈黙』の他の代表作はテレビドラマシリーズ『名探偵モンク』です。このドラマで彼は私立探偵モンクのよき理解者リーランド・ストットルマイヤー警部を演じ人気を博しました。

メガホンをとったのは『フィラデルフィア』で知られるジョナサン・デミ

ジョンサン・デミ

本作でメガホンをとったのはトム・ハンクスがアカデミー主演男優賞を獲得した『フィラデルフィア』(1994)やアン・ハサウェイがアカデミー主演女優賞にノミネートされた『レイチェルの結婚』(2009)などで知られるジョナサン・デミです。

アンソニー・ホプキンスが役作りで参考にした人物とは!?

羊たちの沈黙

元精神科医のサイコパス、ハンニバル・レクターという難しい役柄を演じることとなったアンソニー・ホプキンス。彼がレクターを演じる際に参考にした人物がいるそうです。

それはロンドンにいる友人。その友人は周囲の人を怖がらせるほど瞬きをしない人物だったそうです。映画内でレクターが瞬きをしないのはこの人物を参考にしたものだったのですね。

役作りのために裁判を傍聴!?

羊たちの沈黙 

出典: www.sky.com

アンソニー・ホプキンスが役作りのためにまず行ったのは実際に起きた猟奇殺人事件の研究。また、それだけではなく実際に刑務所を訪れて有罪判決を受けた殺人鬼の分析をしたり、ぞっとするような殺人事件・猟奇殺人事件の裁判の傍聴もしていたそうです。

あのシーンはアドリブだった!?

羊たちの沈黙

レクターがクラリスと初めて面会を行う場面で彼は彼女の南部訛りの話し方をまねて馬鹿にします。その時のクラリスの恐怖に怯えた反応はとても印象的でしたが、何とジョディ・フォスターの反応はリアルなものだったのです。

なぜかというとホプキンスはアドリブで南部訛りの話し方を真似していました。ジョディ・フォスターは彼のアドリブに心から驚き恐怖さえ感じたのでした。

『羊たちの沈黙』のCiatrユーザーの感想・評価を紹介!【ネタバレ注意】

最高の終わり方!

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監督 ジョナサン・デミ
脚本 テッド・タリー(脚色)
原作 トマス・ハリス

1991年公開

今まで観たサスペンスホラーの中でも特に面白い!役作りと世界観あっての面白さ。
最後の家を訪ねる時の演出も予想はつく内容だが面白かったし、何よりあの終わり方はベストだった。
やはりサイコホラーに絶対必要なのは、
「主人公よりも先に観てる側が異変や真実に気づく。」これが絶対的な鉄則で、ハラハラ感が生まれると再認識できた。

さすが、サスペンスの金字塔

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ストーリー
アメリカ各地で若い女性ばかりを狙う連続殺人が起こる。殺して皮膚を剥ぎ取る猟奇殺人犯は”バッファロー・ビル”と呼ばれていた。
FBIによ心理分析が行われる中、実習生・クラリスはこの事件解決のため収監中の殺人犯”ハンニバル・レクター”の元を訪れる。

さすが、サスペンスの金字塔
これほど緊迫感を与える物語はなかなかないと思う。

レクターに漂う恐ろしさと品格は物語を骨太なものにしてくれる。

アンソニー・ホプキンスの怪演に圧倒される

shiniked
最初から最後までハラハラしっぱなしで画面に釘付けで、前評判通りサスペンスの最高傑作と言っても過言ではない作品だった。アンソニーホプキンスの鬼気迫る怪演にひたすら圧倒される。
あと、若い頃のジョディフォスターの美しさにもびっくりした。
参考URL
www.imdb.com
www.imdb.com

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