2017年7月6日更新

ラーメンマン、残虐ファイターから正義超人へ転向した『キン肉マン』のキャラクターを徹底紹介!

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ーメンマン

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ラーメンマンとは

中国を代表する超人で、多彩な中国拳法を駆使して戦います。登場当初はコミカルなキャラクターでしたが、次第に人格者としての一面が描かれ、魅力的なキャラクターとなりました。 数度行われている人気投票では1位を獲得したことも。

必殺技

上海城壁崩しや、揚子江落としなど、中国の地名がついた技を多数使うラーメンマンですが、最も代表的な技はキャメルクラッチではないでしょうか。 実際のプロレスにも存在する技で、相手の背中に乗って首から顎を掴んで海老反り状態にする、それだけでも強力な技ですが、ラーメンマンの場合、その勢いで相手を真っ二つにしてしまいます。

残虐極まるファイターから正義の超人へ

初登場は「第20回超人オリンピック編」。残虐超人の筆頭として現れた彼は、キャメルクラッチでブロッケンマンの体を上下に引き裂くなど、劇中のテレビで放送出来ないような残虐なファイトを身上としていました。 キン肉マンとの戦いで敗北を喫した彼ですが、深い充足感を得ており、「キン肉マンとの戦いを誇りたい」と血の涙を流す程でした。 その後、正義超人の仲間として活動するようになり、彼の魅力は輝いていきます。

自分を恨む相手に残した名言

残虐超人時代に殺してしまったブロッケンマンの息子、ブロッケンjr.に仇として敵視されるラーメンマン。彼らは「第21回超人オリンピック・ザ・ビッグファイト」で直接対決することに。 復讐に燃えるブロッケンjr.ですが、ラーメンマンは彼の攻撃を全て受け止めます。父を殺したキャメルクラッチで止めをさそうとするブロッケンjr.でしたが、「この程度で負けていては、ブロッケンマンに申し訳が立たない」とラーメンマンは脱出。秘技・万里の長城でブロッケンjr.を失神状態に追い込み勝利しました。
「オヤジのことはわすれろ、そうすればおまえはつよくなる...。」
そう言い残してリング下で倒れ込んでしまったラーメンマンにブロッケンjr.は心酔し、師弟のような関係を築いていくこととなります。

モンゴルマンへの転身

「第21回超人オリンピック・ザ・ビッグファイト」の準決勝、ウォーズマンと対戦した彼ですが、攻撃はことごとく通じませんでした。 敗北を覚悟したラーメンマンは決勝戦でウォーズマンと戦うことになるキン肉マンのために自ら捨石となり、1つでも多くの技を出させようとしますが、その結果植物状態となってしまいます。 中国へ帰郷した彼は、終点山に自生する霊命木のガスを吸うことで徐々に身体の自由を取り戻していきました。 キン肉マンたちが苦戦していることを知り、助けに行くことを決意する彼ですが、霊命木のガスがなければ植物状態に戻ってしまいます。解決策は超人医師ドクターボンベが霊命木を加工し作成したマスクを装着することでした。このマスクがモンゴルマンのマスクであり、彼はモンゴルマンとして戦うことになるのでした。

闘将!!拉麺男 (たたかえラーメンマン)

ラーメンマンの人気は留まるところを知らず、「闘将!!拉麺男」として漫画が連載。アニメ化やコンピュータゲームの発売もされました。 中国を舞台としてラーメンマンの修行と戦いの旅を描いた本作品はパラレルワールドとして描かれており、悪の拳法家や、超人拳法の秘伝を狙う敵などとの戦いを繰り広げます。

ラーメンマンの声優は?

登場から110話まで、蟹江栄司が演じていたラーメンマンですが、1985年に急逝したため、佐藤正治が一時的に代役を担当。 最終的には、銀河万丈が引き継ぐこととなりました。 「機動戦士ガンダム」のギレン・ザビなど、クセの強い悪役を演じることの多い銀河万丈ですが、ラーメンマンの深みのあるキャラクターに合致していたのではないでしょうか。