2017年7月6日更新

映画『光』あらすじ・キャスト【三浦しをん原作を井浦新×瑛太で映画化】

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光

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三浦しをんの小説『光』映画化!

光
『まほろ駅前シリーズ』の名コンビ三浦しをん×大森立嗣が再びタッグを組みます。小説『光』は、津波で生き残った美浜島の子供たちが20年後に再会する物語。これまで映画化された三浦作品とはかなり趣の違う作品となっております。 主人公の信之を演じる井浦新、信之の年下の幼馴染・輔を演じる瑛太、ともに大森監督とは3度目のタッグとなります。息の合った連携プレーで見事な作品に仕上げてくれることでしょう。伊豆諸島の利島や川崎近郊で2016年8月20日から9月27日にかけて撮影され2017年11月公開予定となっています。

“暴力とは何か?”を問う『光』のあらすじは?

東京の離島・美浜島を突然の津波が襲い全てを飲み尽くしました。生存者は僅か一桁。中学生の信之や恋人の美花、信之を兄と慕う幼い輔と数名の大人達です。自然の猛威を前に呆然とする信之たちに新たな試練が用意されていました。 津波から20年。過去をすっかり閉じ込め静かに暮らす信之と美花の前に島の幼馴染・輔が現れ…。封印したはずの過去が再び動き始めたのです。

映画『光』のメインキャストには実力派俳優!

信之/井浦新

井浦新
主人公・信之を演じるのは井浦新。大森立嗣監督とは『かぞくのくに』、『さよなら渓谷』に続き3度目の共演となります。大学在学中よりファッションモデルとしてファッション誌の表紙を飾るほかパリコレにも出演。 俳優業においては『ピンポン』のまじめメガネ男子から『蛇にピアス』のサディスティックな彫師役までその変幻自在ぶりを見せています。

輔/瑛太

瑛太
信之を兄のように慕う幼なじみの輔を演じるのは瑛太。大森監督作には『まほろ駅前番外地』、『まほろ駅前狂騒曲』に続き3度目の出演となります。 初共演の2人ですが、「瑛太と芝居がしたい」と常々アピールしてきた井浦新と「もともと大好きだった」という瑛太は相思相愛の関係。どのような化学反応を起こすのかが見どころの一つです。

脇を固めるその他のキャスト

美花/長谷川京子

長谷川京子
信之の同級生で恋人の美花。長じては「篠浦未喜」の名で女優になります。美花を演じる長谷川京子は1997年雑誌「CanCam」のモデルとして芸能界にデビュー。現在は一男一女をもつ母として女優業で活躍しています。

南海子/橋本マナミ

橋本まなみ
信之の妻・南海子。「国民の愛人」のキャッチフレーズで知られる橋本マナミが一人娘をもつ平凡な家庭の主婦を演じています。瑛太絶賛の「普通の主婦」の演技に注目です。

これまでの三浦しをん作品とは違う?「暴力」「闇」を描いた異色サスペンス

三浦しをん『舟を編む』
三浦しをん映画化作品といえば『まほろ駅前シリーズ』、『舟を編む』、『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』と人情、友情、ユーモアを描き読者に感動や勇気を与えてきました。 今回扱うテーマは「日常生活に潜む暴力」。美浜島を襲った津波は信之たちから家、家族、全てを奪い去りました。信之の美花への恋慕、輔の信之に対する思慕、一方通行の思いはやがて歪な形へと変貌を遂げるのです。 人と人の思いが上手く繋がれば温かいものが生まれますが、すれ違い、溝が埋まらないと暗く冷たいものにも変わります。信之たちは最後に「光」を見出すことができるのでしょうか?

橋本マナミ演じる南海子が意外なキーパーソン?

主人公・信之の妻である南海子。主要キャストの中で唯一、美浜島出身ではない人物です。信之たちのように津波に襲われた過去もなく美浜島であった事件のことも知りません。 子供の頃に闇を背負ってしまった3人とは違い「光」にもなれる存在なのですが…。相手は明かされていませんが橋本マナミには刺激的なベッドシーンが用意されているのだとか。普通の主婦というだけではなく何やら裏がある役どころのようです。

テクノの先駆者ジェフ・ミルズが映画『光』の音楽を担当

アメリカのデトロイト発信のテクノミュージックの先駆者として知られるジェフ・ミルズ。テクノミュージシャン、DJとして世界で活躍しています。そんな彼が、この度映画『光』の音楽を担当することになりました。 現在はDJやソロライブだけでなく、オーケストラとコラボレーションしクラシック界にも足を踏み入れるなど、その快進撃の勢いは衰えません。 しかし、彼が映画音楽を担当するのは今回が初めて。映画をイメージさせるような素材やキーワードを送ってもらって制作に取り掛かったといい、映像と自らの音楽が融合する瞬間が楽しみで仕方がないと話していました。テクノ音楽がどのように映画で光るのか、期待が高まりますね。

映画『光』の公開は2017年11月

本作は2017年11月下旬に公開される予定です。ぜひスクリーンで三浦しをん原作作品を楽しんでみてはいかがでしょうか?