2017年7月6日更新

『ワールドトリガー』三雲修は本当に弱いだけなの?実はすごい努力家の三雲隊隊長を紹介

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ワールドトリガー

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『ワールドトリガー』は新しい王道バトル漫画

漫画家・葦原大介の作品で、2013年の週刊少年ジャンプ11号より連載を開始しました。2016年現在も連載中ですが、近年作者の体調が優れずジャンプでは休載していることが多いようです。 物語の始まりは4年程前、三門市に突然 門が開き地球の兵器が通じない侵略者たち(怪物)がゲートから登場し街を襲います。 しかし、恐怖に震える人間達の前に謎の集団が現れ、あっという間に怪物たちを撃退したのです。その集団は界境防衛組織「ボーダー」と名乗り、彼らの活躍により依然としてゲートから怪物が出現している中、4年経った現在も三門市の人々はなに不自由なく普通の生活をすることが出来ています。 ワールドトリガーのストーリーは、ゲートから出てきた近界民(ネイバー)から地球を守る組織「ボーダー」に所属する三雲修と転校生の空閑遊真が出会うところから始まるのです。

三雲修は誰よりも努力家なシューター

三雲修は今作の主人公の1人で ボーダー玉狛支部所属B級8位の玉狛第二隊長のシューターです。 シューターとは、銃型トリガーは使わず、トリオンをキューブ状にして飛ばす戦い方をする人員です。各種性能を自由に調整することができる多種多様な技ですが、命中精度がやや落ちるのが欠点で、これを使いこなすにはセンスが必要になります。 ちなみにトリガーは近界民の武器を起動した際に作られるもう一つの体のことで、トリオンとはトリガーの生命エネルギーのような役割をはたしています。 当初は学校に隠れてボーダーの訓練生をしていた三雲は入隊試験では残念ながら落ちてしまいます。転校生の空閑遊真との出会いにより様々な展開を迎え、三雲隊隊長になったりと彼の運命は大きく変わっていくのです。 また、三雲本人の実力は悲しいことに才能には恵まれておらず、ストーリー上ではあまり良い扱いは受けていませんでした。しかし嵐山隊の木虎から怒られながらも戦術を教わり、玉狛支部の烏丸の弟子になるなど、強くなろうと頑張る努力の姿勢は評価されています。

三雲修の性格は?

「面倒見の鬼」と遊真に言われたように、ボコボコにされるとわかっていても不良に注意したり、自分の命が危なくなることも構わずに他人を助けに行ったりと、とても正義感が強い人物です。 このような行動は、本人曰く
「自分がこうするべきと思うことから自分自身が逃げないようにやっている」
引用:pixiv
として、自身の弱さを自覚しているからこその言葉でしょう。遊真との関係も当初は親切心よりも、あくまでも自分自身の気持ちのためという思いが強かったようです。 また、思っていることをあまり口にしないためかクラスメートからはクールに見られていますが、原作などで冷や汗をかいて焦っている様子などが描かれており、実はとても感情豊かなのが垣間見ることができ、クールではないことがわかります。 ちなみに原作ではどんなシーンで汗が描かれていたかというと、主に戦略を話しているときが多いようです。他に心の中で悩んでいる言葉があるシーンでも描写されていました。

三雲修の戦闘スタイルは?

三雲修の基本スタイルは、レイガストを盾にして守りを固めながら、スラスターで接近戦に持ち込むスタイル。C級時代ではレイガストのみでしたが、当初は盾モードがある事を知らなかったようです。 また、B級昇格後には、新たにアステロイドを加え、こちらをメインとしています。ちなみに嵐山からの指導の後からは、仕掛けたアステロイドを利用しての戦い方もマスターしました。

三雲隊結成

三雲がボーダーに入隊した理由は、トリオン兵から千佳を守るためでした。自分の家庭教師だった雨取麟児の妹千佳が、膨大な量のトリオン能力をもっていたためトリオン兵に狙われていたのです。 千佳は近界民のことを友達と兄に相談していましたが、相談後2人が近界民に攫われ行方不明になってしまいました。三雲は、近界にいると思われる2人を探すという千佳の目的を手伝うことを決意し、彼女と隊を組むことにしたのです。 その時に、死んだ父親を生き返らせる手掛かりを求めて三雲の住んでいる世界に来ましたが、最後の希望のボーダーの技術をもってしても生き返らせることは無理でした。目標をなくし無気力になっていた遊真を隊に引き入れることで、三雲は遊真にも新しい目標を与えるという思いがあったのです。 ちなみに、三雲がリーダーに決まったのは、遊真と千佳が「修がリーダーじゃなければチームは組まない」や「リーダーは修がいい」と口を揃えて言ったためで、自分から率先して志願した訳ではないよう。 その後、第二次大規模侵攻にて千佳を狙うアフトクラトルを相手に、A級隊員達の力を借りながらも戦い抜き、強制撤退させることに成功しました。ちなみにアフトクラトルとは、近界の国家の1つで「神の国」と呼ばれる近界最大の軍事国家です。 そして、遊真と千佳がB級となったときに正式に「三雲隊」を結成することになりました。 その三雲隊は、作中度々言われていますが恐ろしく弱いのです。あまりの弱さに周囲は頭を抱えるほどで、強くなるために三雲は訓練中に射手に転向することを決意し、能力の低さを発想で補うスタイルを烏丸の指導のもと勧められます。 その後も少しでも強くなろうと頑張っており、大規模侵攻の際では以前遊真に、修が20人いないと倒せないと言われていた相手を1人で倒すなど、訓練の成果は少しずつ表れているようです。

三雲の代名詞はメガネ??

三雲修のネタに欠かせないのが「メガネ」です。その関連性は作者も認めており、メガネが本体なのだと明言しています。作中でのあだ名はもちろん「メガネくん」や「メガネ」などメガネ関連の単語。 では、なぜ代名詞になるほどになったのかというと、”自身のイメージを守るためにメガネを掛けているのではないか”という疑惑が上がっているから。 トリガーという近界民の武器を起動した際に作られるトリオンで出来たもう1つの体は、本当の体の時よりも能力が強化され、視力も回復します。メガネは必要ないはずですが、就寝してる時や入浴の時もメガネを掛けているため、これは普通ではないと周囲も引くほど。 ちなみにトリオンとは、トリガーの動力源である生体エネルギーで、このトリオン体は戦闘体とも呼ばれています。 メガネのフレームは父親のお古のようで、眼鏡を外した顔はなかなかのイケメンです。

三雲修の声優は?

三雲修の声を担当しているのは梶裕貴です。1985年9月3日生まれで所属事務所はヴィムス。埼玉県立坂戸高校に在学していた時から、すでに声優になることを目指しており、それを見据えて演劇部に所属していました。 2006年に放送されていた『ふしぎ星の☆ふたご姫』キフネ役でテレビアニメデビューを果たし、2012年に2011年度ファミ通アワード男性キャラクターボイス賞受賞しその後も様々な賞を受賞している実力ともに大人気声優です。 2016年現在では出ているアニメのほとんどが主要キャラクターか主役と、アニメで彼の声を聞かない日はないといっても過言ではありません。 主な出演作品は『甲鉄城のカバネリ』逞生役や『アルスラーン戦記』ヒルメス役などがあります。