2017年12月11日更新

未体験ゾーンの映画たち2017で上映される、"謎”に満ちた12の映画たちを大紹介!

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『未体験ゾーンの映画たち』とは

『未体験ゾーンの映画たち』は、日本未公開作品ばかりが集結する劇場発信型映画祭です。様々な理由から劇場公開が見送られてしまう傑作・怪作映画を、映画ファンの皆様にスクリーンでご鑑賞いただくべく、ヒューマントラストシネマ渋谷をメイン会場に2012年より開催しています。第6回目となる2017年も、各国のあらゆるジャンルから選び抜かれた未体験ゾーンの映画たちを、新年の幕開けとともに一挙上映いたします!

以上は公式ホームページからの抜粋です。日本未公開の作品がなんと20作以上も集結するという、映画好きにはたまらないイベントです!誰も知らないような映画を見て、友達に自慢できちゃうかも? 今回はそんな『未体験ゾーンの映画たち2017』で上映される予定のちょっと「謎」な映画の中から、12作を厳選してご紹介します!

1.2人の人気俳優が汚職刑事を演じる注目のブラックコメディ!

『バッドガイズ‼︎』

2017年2月に日本公開予定の『ナイスガイズ!』は、ラッセル・クロウ、ライアン・ゴズリングといった2人の大物俳優が共演するコメディということで大注目を集めていますが、それと対抗する『バッドガイズ‼︎』も見逃せません! この作品はアルバカーキを舞台に、汚職にまみれた2人の警官が犯罪者たちに脅しをかけて相手をハメようとする姿を描いたブラックコメディ。自分たちよりもずっと危険な存在に近づいたが最後、彼らの計画は大きく狂い始めます…。 本作で注目すべきはそのキャスト陣。主人公のうち1人を現在人気沸騰中のスウェーデン人俳優アレクサンダー・スカルスガルドが、もう1人を『フューリー』や『オデッセイ』のマイケル・ペーニャが演じています。

2.未来の支配者がサメだったら!?

『PLANET OF THE SHARKS 鮫の惑星』

毎年に大量に製作されていながらあまり日本では日の目を見ることがない「鮫パニックもの」は、意外にもコアなファン層がおり、どこかで上映されるとなれば全国からマニアが駆けつけます。 しかしマニアでなくても一度見てみると、面白い発見がたくさんできること間違いありません。『PLANET OF THE SHARKS 鮫の惑星』はそんな「鮫パニック」初心者にぴったりの一作と言えます。 映画の舞台は近未来。温暖化で氷が溶け、地球表面の98%が水に覆われた世界で、支配者となったのは鮫でした。何者かによってミュータント化された最強の「アルファシャーク」は、一体となって残された数少ない人類を攻撃し……。

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3.海外映画評価サイトで高評価を獲得したホラーサスペンス!

『ザ・シェフ 悪魔のレシピ』

イギリス発のホラー・サスペンス『ザ・シェフ 悪魔のレシピ』は、名前こそB級感漂うものになっていますが、なんと映画批評サイト「ロッテントマト」では意外な高評価を獲得しています。スリラー好きなら必見の一作となりそうです。 ケバブショップのオーナーであった父を酔っ払いたちに殺されたサラーは、復讐を決意。しかし彼の計画した復讐は想像を超えたレベルのものでした。 イギリスの平和な海沿いの街が、血まみれの戦場と化す様子をご覧ください。

4.『猟奇的な彼女』待望の続編!

『もっと猟奇的な彼女』

2001年に韓国、そして日本でも社会現象とも言えるほどの大ヒットを記録したラブコメ『猟奇的な彼女』が帰ってきます!なんと15年ぶりに製作された続編は、オリジナル作品のファンのみならず、新しい視聴者層も楽しめる作りとなっているようです。 自分を振り回した猟奇的な「彼女」を忘れられないキョヌは、ひょんなことから小学生の頃の初恋の人サッシーと再会し、めでたく結婚することに。しかし、その後彼を待ち受けていたのは、想像を絶するほど大変な毎日でした!

5.名作『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に迫るドキュメンタリー

『バック・イン・タイム』

『バック・イン・タイム』は、SFコメディの金字塔『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の真実に迫るドキュメンタリー作品です。未公開シーン、撮影の裏側の映像、そして貴重なインタビュー映像が満載の、ファン垂涎の一本! スティーブン・スピルバーグを始めとする製作陣、マイケル・J・フォックスを含むキャスト、そして世界各地のファンたちが集まり、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が現在の我々の生活にいかに大きな影響を及ぼしているのかを、様々な観点から検証します。

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6.ホロコーストをテーマにした重厚なヒューマンドラマ

『ヒトラー最後の代理人』

『ヒトラー最後の代理人』はイスラエル人監督エレス・ペリーによる重厚なヒューマンドラマ。このような世界の良作が見られるのも『未体験ゾーンの映画たち』の素晴らしいところです! 舞台は第二次世界大戦後のポーランド。アウシュヴィッツ強制収容所の所長を長年務めたルドルフ・ヘスは、裁判にかけられるのを待っていました。彼を尋問するように命じられたのは若き有能な捜査官アルバート。 2人が対話を続ける中で、(ハンナ・アーレントの言葉を借りれば)ホロコーストにおける「悪」がいかに「陳腐な」ものであったかが浮き彫りになります。

7.不気味な大家が新婚カップルを監視するスリラー!

『アブノーマル・ウォッチャー』

『ザ・シェフ 悪魔のレシピ』に続き、本映画祭で上映されるホラー・スリラーをもう一作ご紹介します。それが『アブノーマル・ウォッチャー』です。 新婚ホヤホヤの幸せなカップル、クレアとライアンは、見知らぬ土地の新居に引っ越して毎日の生活を楽しんでいました。しかしそれもつかの間、2人は恐ろしく嫌らしい顔つきの大家が、なんとずっと昔から長いこと彼らをスパイしていたことに気づきます。 果たして大家の目的は?2人はどうなるのでしょうか!?

8.ピエール・ニネ主演のフランス産スリラー!

『ア・パーフェクト・マン(英題)』

『A PERFECT MAN(英題)』はフランスらしい洗練されたスリラー。スランプに陥った作家のマチューは、隠遁生活を送る中で亡くなった男の書いた原稿を盗み出しますが、もちろん彼の計画は思い通りには進まなくて…。 本作で是非注目して欲しいのはキャスト!主人公のマチューを演じるのはフランスを代表する若手俳優ピエール・ニネです。彼は2014年の伝記映画『イヴ・サンローラン』でイヴ・サン=ローランを演じ、セザール賞最優秀男優賞を受賞しています。

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9.もしも世界から電気がなくなったら!?

『スイッチ・オフ』

『スイッチ・オフ』はカナダ発のサスペンス。現代の生活に欠かせない「電気」が急になくなってしまった世界を、田舎の孤立した家に住む姉妹とその父親に焦点を当てて描きます。電気がなくなった理由はなんなのか?復旧するのか?地域的な停電なのか?それとも全世界的なものなのでしょうか? 疑問が増えていく中で、3人はサバイバルスキル、忍耐力、そして深い家族の絆を身につけていくのでした。 美しい姉妹を演じるのは『JUNO/ジュノ』のエレン・ペイジと『レスラー』でミッキー・ロークの娘を演じたエヴァン・レイチェル・ウッド。本物の姉妹かと思うような2人の深い絆に注目です。

10.感情の存在しない世界で描くラブロマンス

『ロスト・エモーション』

『ロスト・エモーション』は感情の存在しない近未来のユートピアが舞台です。謎の病により感情を持つ能力を取り戻した2人の男女は、誰にも止められない激しい恋に落ちます。しかしもちろん、彼らの生きる世界ではそれは許されない行為でした。 本作は『マイノリティ・リポート』や『ガタカ』そして『アイランド』に続く、新しいユートピアSF映画になりそうです。 キャストにも注目。主人公の男性サイラスを演じるのは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で人気沸騰中のニコラス・ホルト。そして女性ニアは『トワイライト』シリーズのクリステン・スチュワートが演じます。

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11.おバカ3人組がRPGを再現しようと大奮闘!?

『GAME WARRIORS —エバーモアの戦い—』

背筋が凍るようなスリラーを見た後には、ぜひおバカなコメディで笑って気分を軽くしましょう!『GAME WARRIORS —エバーモアの戦い—』はそのくだらなさに爆笑間違いなしのアメリカンなブラックコメディです。 主人公の友人3人組は、RPGが大好き。ある日「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の物語を実際に再現しようと、立派な衣装を揃え、舞台にふさわしい森へと向かいます。しかし、ネットで買ったおもちゃの魔術書が本物であることが判明した時、3人は思わぬトラブルに巻き込まれることに!

12.新たな名作パンデミック映画の誕生!?

『ヴァイラル』

最後に、良質なホラー・スリラーをもう一作紹介します。それがパンデミック映画『ヴァイラル』です。2016年12月公開の『バイオハザード・ザ・ファイナル』もいいですが、たまにはより小規模な映画を見てみませんか? 主人公は小さな町に暮らすティーンエイジャーの姉妹エマとステイシー。謎の恐ろしい伝染病が広まり始めた時、2人は両親と離れ離れになったのをいいことに、最初はパーティ三昧の日々を満喫します。 しかし、伝染病の拡散は留まるところを知らず、2人は自宅にバリケードを張って対抗しようとしますが、すでに時遅し。ステイシーが感染したことが明らかになるのでした。 果たして彼らの運命はいかに!?