2017年7月6日更新

『アバウトタイム』について知られざる13の事実

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アバウトタイム

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1. タイムトラベル映画だけどSFじゃない

『アバウトタイム』で主人公ティムの父親を演じたビル・ナイによればこの作品は、小道具も奇妙な仕掛けもいらず、キャラクターが中世、ビクトリア朝のような大昔へ冒険しに行くわけでもありません。
「(主演のドーナルが)気難しい服でマシーンに乗り込んだり古典語で喋ったりする必要がなくてよかったよ。」
引用:vh1.com
この映画の核心は時空間を使ってズルをするというよりも、過去のひと時に立ち戻ったり、自分の手札を正しく使って大切な人達と共にある理想の未来を作り上げることなのでしょう。

2. 韓国では驚きの大ヒット

韓国では300万人以上が観たといわれるヒット映画となりました。国内で最も視聴されたラブコメ外国映画の1つとなり、その総収入額は他国に比べ最も高く、約2兆円です。

3. ハリポタの魔法使いが3人いる

2001年~2011年に公開された映画『ハリーポッター』シリーズに出演した俳優、ドーナル・グリーソン(ビル・ウィーズリー役)、リチャード・グリフィス(バーノン・ダーズリー役)、ビル・ナイ(ルーファス・スクリムジョール役)が共演しています。 また、『アバウトタイム』がグリフィス最後の出演映画となりました。

4. メアリー役のオリジナルキャストは別人

元々メアリー役にはズーイー・デシャネルがキャスティングされていました。 しかしスケジュールが合わせられなかったため、レイチェル・マクアダムスに役が割り当てられることになりました。

5. メインキャストは外国人だった

映画の舞台設定がイングランドであるのにも関わらず、恋愛パートのメインキャラクター3人を務めるキャストにイングランド人は1人もいません。ドーナル・グリーソンはアイルランド人、レイチェル・マクアダムスはカナダ人、マゴット・ロビーはオーストラリア人です。

6. レイチェル・マクアダムスまたもや “今日”へ追い出される

2009年公開映画『きみがぼくを見つけた日』、2011年公開映画『ミッドナイト・イン・パリ』などのタイムトラベル映画に出演してきたレイチェル・マクアダムス。しかしこの2作で、マクアダムスはタイムトラベルできるキャラクターではありません。3度目のタイムトラベル映画でも、お楽しみはおあずけされてしまったようです。 本作では青年ティムが恋する、ケイト・モスに夢中のアメリカ人メアリー役を演じるマクアダムス。いくつもの第一印象を重ねようやく2人の仲がうまく行った時、長い年月にまたがる愛が花開きます。 メアリーやレイク家の女性は誰ひとりとして知らされていない、愛する人達のタイムトラベル。このハンデがなんとも奇妙でアンバランスな関係を産み出しています。
「これまで3つのタイムトラベルを扱った映画に出演してきたけれど、まだ1度もタイムトラベルが出来てなくてなんだかくやしい。でもみんなが知っていたら、すべてがスムーズには行かなくなってしまうと思います。」
引用:vh1.com
と語ったマクアダムス。”過去”の教訓を得て、4度目の正直があるといいですね。

7. 本のタイトルに隠されたつながり

ローリーが映画の終わりに向けて読んでいる本は、カーティス監督が脚本を務めた次回作の2014年に公開された映画『トラッシュ』と同じ名前です。 また、カーティスは本作が監督として最後の映画になるだろうと言いましたが、映画製作には引き続き携わるとのことです。

8. 卓球シーンは重要だった

よく子供がスポーツごしに父親との絆を深めることから、ティムとお父さんのユニークな親子関係は2人の数え切れない卓球ゲームを通して展開していきます。 それにしてもスポーツへのあの情熱は印象的でしたが、どこまでが“演技”だったのでしょうか?

9. お母さんの名前も同じ

実はドーナル・グリーソンの母親も、映画の恋人役メアリーと同じ名前です。

10. ビル・ナイとリチャード・カーティス監督は昔からのつきあい

これまで2人が携わった2004年公開の映画『ラブ・アクチュアリー』、2005年に全英公開されたテレビ映画『ザ・ガール・イン・ザ・カフェ(原題)』、2005年公開映画『パイレーツ・ロック』を含んだナイとカーティス監督のコラボレーションは『アバウト・タイム』で4作目です。 歌手役で裸のクリスマスライブをさせられたこともあるナイですが下記のように語っています。
「リチャード(カーティス監督)の脚本が渡されると楽しい1日になるよ。彼は素晴らしい役を書いてくれるし、こうして自分たちが関われることは貴重だと感じている 。」
引用:vh1.com

11. とにもかくにも父と息子

『アバウトタイム』は主人公ティム・レイク(グリーソン)とその父(ナイ)、過去と未来を行き来できる特殊な能力を共有し特別な絆で結ばれた親子の話です。 また、タイムトラベルはレイク家の男性だけに受け継がれている能力。厳格に守られた秘密は時が経つほど父と息子の絆をより強固なものにしました。 両者間の個人的な経験を元にした演技ではなかったとしても、どうやらお互いの父親への愛情がそれを補っていたようです。

12. 次の“赤毛俳優”ブームはドーナル・グリーソンで決まり

親元を離れ、ロンドンで自分の人生を歩み出す野心家の弁護士ティム。キュンとせずにはいられない、ドーナル・グリーソン初めての主演キャラクターです。 仕事や住む場所も大切な一方、ティムが本当に欲しいのは彼女。レイク家に伝わる便利な”あれ”は自信をつけたいティムには持ってこい、そして理想の女性と出会った時には必要不可欠なものです。 極端なまでの控えめさでロマンティックな”文系男子”に説得力のある主役俳優のグリーソンですが、父親はアイルランド出身の俳優ブレンダン・グリーソン。役者としての才能はその血に流れています。 2人は2010年公開の映画『ハリーポッターと死の秘宝 PART1』で共演。ドーナルがビル・ウィーズリー役、ブレンダンがマッドアイ役を務めました。ドーナル・グリーソン、とっても胸キュンな俳優です。

13. プロポーズは同じシチュエーションで

レイチェル・マクアダムスが演じるキャラクターが眠っている間にプロポーズされるのは2度目。もう1作は2009年に公開された映画『きみがぼくを見つけた日』です。