2016年11月28日更新 3,947view

『スターウォーズ』デス・スターについて知っておきたいこと

『スターウォーズ』シリーズに登場する銀河帝国最大の武器「デス・スター」。凄まじい威力と桁外れの大きさを持ち、多くの戦いに貢献してきた軍事兵器です。そんなシリーズ最新作『ローグワン』にも登場するデス・スターについて詳しくご紹介します!

銀河帝国が作った宇宙要塞「デス・スター」

デス・スター

デス・スターとは、『スターウォーズ』シリーズに登場する大型軍事バトル・ステーションです。反乱を企てる者がいれば惑星ごと破壊して阻止すべきという銀河帝国の圧政におけるシンボルであり最終兵器。初代でも乗員は約100万人、直径は約120kmにもわたり、表面にあるクレーター状の主砲は惑星一つをも壊すほどの威力があります。

戦時中以外ではイオン亜高速エンジンとハイパー・スペースジャンプに必要なハイパー・ドライブを兼ね揃えている為通常航行が可能。デス・スターの赤道溝にこのハイパー・ドライブやエンジンが設備されています。乗員の居住区画やトレーニングジム、酒保などの福利厚生施設も完備されており、多くの乗員がここで生活していました。

ローグワン

これまで本編では2度にわたりデス・スターが建設されてきましたが、いずれも反乱軍の手によって破壊されてます。また、エピソード7にあたる『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』では帝国軍残党組織が本拠地として構える3つ目となる新たなデス・スター「スターキラー基地」が登場しました。

そして2016年12月に公開されるスピンオフ映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は、デス・スターの設計図を強奪した反乱同盟軍の兵士達を中心にエピソード3とエピソード4の間のストーリーが描かれています。『ローグ・ワン』でも重要な鍵となる宇宙兵器デス・スターについて詳しくおさらいしていきましょう。

初代デス・スターはルークの手によって破壊された!

スターウォーズのルーク・スカイウォーカーとライトセーバー(光)

デス・スターはパルパティーン皇帝ことダース・シディアスが共和国最高議長を務めていた時代が起源となっており、共和制が廃止され帝国を樹立して銀河を支配するというシディアスの野望を支持していたウィルハフ・ターキンの手によって極秘に建設計画が練られていきました。

そして『スター・ウォーズエピソード2/クローンの攻撃』での大戦時、当時シディアスの弟子だったドゥークー伯爵を通じて設計図はシディアスの手に渡り、クローン大戦の終結・銀河帝国の樹立と同時に建設を開始。それから19年もの歳月をかけようやく完成し、ターキンが総指揮に就くこととなりました。しかし完成したのも束の間、大切な設計図が反乱同盟軍のスパイによって盗み出され反乱軍指揮者のレイア・オーガナの手に渡ってしまいます。

デススター

反乱軍基地の場所を吐かせる為、見せしめとしてレイアの故郷オルデランを破壊したターキンはその後、基地がヤヴィン第4衛星にあることを突き止めこの衛星も破壊しようと計画。しかしデス・スターの設計図を解析した反乱軍が、中央原子炉の排熱口が弱点だと気づきルーク・スカイウォーカーが搭乗するXウィングによって破壊されました。

2代目はおよそ1年で完成していた?!

デス・スター2

『スターウォーズエピソード6/ジェダイの帰還』に登場した2代目デス・スター。

初代は建設が何度も中断されたり物資の調達に苦労した為完成するまで19年もの時間がかかっていますが、この2代目は大半がエピソード5と6の間の約1年間で完成しています。前回の失敗から銀河帝国はスーパー・レーザーの照準速度や小型機対策などを見直し、乗員200万人、直径約160kmという強固で大型なデス・スター建設に成功しました。

デス・スター

出典: retrip.jp

初代はウィルハフ・ターキンが務めていた総指揮の座を2代目では皇帝自らが行い、完成済みですが未だ衛星エンドア付近にて建設中という誤情報をわざと反乱同盟軍に流し、襲ってきた所を待ち伏せするという作戦を計画。反乱同盟軍を帝国艦隊で一網打尽にしようと画策しました。

一時は完璧だと思われていた計画でしたが、あっさりとシールドの発生装置を破壊されミレニアム・ファルコン号と戦闘機部隊の侵入も許してしまった銀河帝国。挙げ句の果てには直接内部に侵入され中心部にある核融合炉を破壊されてしまったことで大爆発を起こし、皇帝ともども2代目デス・スターは宇宙の塵となってしまいました。

3度目の正直!『フォースの覚醒』に登場した「新たなデス・スター」

スターキラー基地

2015年12月、エピソード6から30年後が舞台となった『スターウォーズ/フォースの覚醒』が公開されました。そこで銀河帝国残党組織「ファースト・オーダー」が本拠地として構えている「スターキラー基地」が「新たなデス・スター」と称されています。

これまでのデス・スターと見た目はそっくりですが今回のデス・スターは完全な人工物ではなく、元々あった未知領域の氷の惑星を改造して作られたものだとされています。詳しい惑星の名や大きさについては公表されていませんが、既存の惑星を元に作られている為衛星サイズだったこれまでのデス・スターより遥かに大きく比べ物になりません。

スターキラー基地

またスーパーレーザーの規模もデス・スターとは全く違います。スターキラー基地は宇宙に飛び回る暗黒物質を集めエネルギーに変換し、近くの恒星の核融合エネルギーを丸ごと吸収し蓄積。さらに仮想エネルギーへと変換し発射することで「空間の歪み」そのものとなり、ハイパースペースを引き裂く光線となります。もはや空間そのものが歪むことにより相対性理論も超え、数百光年先の目的地点に瞬時に到達できるという、圧倒的で想像を遥かに超えた威力です。

その桁外れな威力はコア・ワールドの都市惑星ホズニアン・プライムへの攻撃によって証明されました。レジスタンスを影で支援するホズニアン・プライムではまさにファーストオーダーの危険性について議会で討論されていた瞬間。近くの星々が全て燃え空が真っ赤に染まり、住民がそれを見上げた一瞬の間に全て消滅してしまったのです。

しかし無敵と思われていたスターキラー基地もレジスタンスとの激しい戦いに破れエネルギー制御装置を破壊されてしまいます。膨大な量の核融合エネルギーが放出された為惑星の地殻そのものが崩壊し、最後には新星と化してしまいました。

デス・スターを実際に建造するにはいくら必要?

デス・スター

出典: oriver.style

2012年、アメリカではホワイトハウス宛に「雇用の創出と国防のため」という目的で、34,000人分の署名と共に「デス・スター建造陳情書」が提出されました。そこで実際にデス・スターを建造する為にはいくら必要かを計算したところ、なんと鉄の材料費だけで85京2000兆ドル、日本円にしておよそ9384京2688兆円だといいうことが発表されています。

この金額は世界中のGDP(国内総生産)の13,000年分に相当するといい、建造にはさらに設計費、建築費、人件費もかかるため総工費は数十倍になる事が予想され「デス・スター建造陳情書」も当然却下。

そして問題はお金だけではなく、必要な鉄1,080兆トンを掘り出すだけでも約83万年かかるといわれています。この数字をみるとスターウォーズはあくまでファンタジーの世界なのだと実感せざるを得ないでしょう。

デス・スターはすでに実在していた?!

デス・スターと衛生ミマス

2010年にNASAの探査機「カッシーニ」が撮影した土星の衛星「ミマス」の画像が、デス・スターにそっくりだと話題となりました。

カッシーニが最も接近した際に実際に撮影した衛星ミマスの画像では、巨大クレーター「ハーシェル」の大きさや割合もデス・スターそっくりに見えます。この衛星は1789年に天文学者のウィリアム・ハーシェルによって発見されたもので、ギリシャ神話の巨人族「ミーマス」にちなんで命名されました。

ここで気になるのはどちらの公開が先か、という事。実際にある衛星ミマスの画像を参考にして、デス・スターがつくられたのでは?と考えられがちですが、ミマスが初めて撮影されたのはスターウォーズ第1作公開の3年後。ですので似ているのは単なる偶然で、ジョージ・ルーカス監督がミマスを真似てデス・スターを作ったのではありませんでした。それにしてもよく似ていますね。

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