2017年7月6日更新

ドラマ『孤独のグルメ season1』のエピソードに料理を添えて紹介!

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孤独のグルメシーズン1

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松重豊の魅力が満載なドラマ『孤独のグルメ season1』

久住昌之の漫画が原作で、主人公・井之頭五郎の食事風景を描いたドラマです。シーズン1は全部で12話。東京の下町を巡りながら、五郎の私生活と共に、彼が食事を楽しむ姿を追います。 ドラマの最後に、五郎が訪れた店を、原作者の久住昌之が実際に訪れて食レポをする”ふらっとQUSUMI”も魅力の1つとなっています。

孤独のグルメ 第1話

江東区 門前仲町のやきとりと焼めし

下町風情の溢れる江東区門前仲町で一仕事を終え街を散策します。アンティークな雑貨屋を訪れ、雰囲気に癒されつつも、心の中で「俺も店を構えるか?いや、男は基本的に体1つだ」と、己の哲学を呟きます。 そんな空腹の五郎が訪れたのは、こじんまりとした店構えに居酒屋の風情を残す一軒の焼き鳥屋でした。メインの焼き鳥は塩のみで7種類、あっという間に平らげます。その他に、食べやすいようにホッケをカットしたホッケスティックに、油揚げの中にホタテとオクラを入れて焼いた信玄袋を注文。 「これは当たりだ」と喜んでいると、常連客が訪れつくねと一緒にピーマンを頼む姿を目にしました。そして、常連客がカットされたピーマンにつくねを入れ、指でつくねを潰して食べる様子に、五郎も同じものを頼みます。苦さと肉の味が融合し「苦いが旨い」と心の中で絶賛しました。 最後に頼んだ焼き飯で印象的なのは、さっぱりした大葉と梅干しの味付けです。油っぽさがないせいでしょうか、チャーハンではなく、焼き飯のネーミングがぴったりなようです。

ふらっとQUSUMI

実際に店舗を訪れた久住が試したのは、肉詰めのピーマンと和風焼き飯でした。ピーマンからシャクシャクとしたいい音が。ピーマンを生で食べるところがポイントで、五郎は苦いが旨い!と称していましたが、案外生のピーマンは苦みが少なく食べやすいのだそうです。

孤独のグルメ 第2話

豊島区 駒込の煮魚定食

駒込に郷愁を感じる五郎。自分に声を掛けて来た子供に、幼い頃には何でも食べたというエピソードを披露します。馴染みの友人の元を訪れた後、街中で将棋を指す老人たちと出会います。そして自分ではいけていると思っていた将棋の腕が、実はたいしたことなかったと知る事に。 将棋に夢中になっている内、空腹になった五郎は食事を求めて街を彷徨います。辿りついたのは和食の定食屋。気さくな店主は、好き嫌いはないか、と確認します。タラの煮魚定食を頼みましたが、店のこだわりなのか前菜にシチューまでつくというサービスぶりです。 具だくさんのシチューを食し、続いてメインの定食へ。味の染みたタラは心にも染み込み、思わずごはんが進みます。幸せ、と呟きつつも表情が変わらない様子を見ると、五郎は感情をあまり顔に出すタイプではないのかもしれません。そして最後に、シチューは必要だったのかな、と疑問に思う五郎でした。

ふらっとQUSUMI

飲み屋街の雰囲気の街が好きな久住は楽し気な様子で街を散策します。店では五郎のメニューとは違い、オススメを頼みましたが、その時々によって旬の魚を出しているようです。食べる人の要望に合わせて料理の仕方や出す魚を変えるスタイルなのだとか。

孤独のグルメ 第3話

豊島区 池袋の汁なし担々麺

垢ぬけない雑多さを遺す池袋のマンションギャラリーにて、仕事の打ち合わせを終えた五郎。中華食材を扱う店を訪れ気の向くままに買い物をします。池袋は中華の店が多く、本場っぽい雰囲気はお気に入りです。 池袋の雰囲気ですっかり中華モードになったため、用事を切り上げて足早に中華料理店を探します。見つけたのは家庭料理を提供する店、楊。そこで周囲の客は汁なし担々麺を注文していました。 迷わず汁なし担々麺を頼むと、店員から「辛いよ」と告げられます。辛さは選べるようですが、初挑戦のため普通を選びました。そして焼き餃子と、木綿豆腐の皮と野菜を炒めたバンサンスーも頼みます。 餃子とバンサンスーに旨い、と喜ぶ五郎でしたが、バンサンスーの豆腐の触感が麺のようで「しまった、担々麺と被った」と心の中で一言。最後の担々麺は、舌がマヒする程山椒が効いていましたが、箸が止まらぬ旨さでした。

ふらっとQUSUMI

楊を訪れた久住は、五郎と同じく汁なし担々麺を頼みます。店員が必ず「辛さどうします?」と聞くのはドラマと同じで店の定番のようです。メニューには”山椒の量が凄い”と書かれており、本当に舌の感覚がマヒする程の辛さだったそうです。

孤独のグルメ 第4話

千葉県 浦安市の静岡おでん

千葉の浦安を訪れ街のゆったりした雰囲気を堪能しつつ、仕事の打ち合わせのため結婚式場を訪れます。すると、結婚式場を見学に来た客と間違われ、パリに住んでいた頃の自分と、さゆき、という女性との思い出に耽ります。 懐かしい思い出に浸るのも束の間「腹が減った」と店探しに出かけました。一軒のカフェを発見します。そこはカフェなのにおでんがある一風変わった店で、静岡おでんと工芸茶を頼みます。 カップの中で花開く工芸茶を楽しみ、静岡おでんに移ります。静岡おでんは真っ黒な出汁に、出汁粉と青海苔がかかっており、おでんを食べる時には出汁はありません。このおでんはおかずになる、と太鼓判を押すのでした。 その後、牛すじを頼んでその柔らかさに感動したり、おでんに夢中で忘れていた大根のつけものに「忘れていた、悪い悪い」と心の中で謝ってみたり。独特の世界観を醸し出しつつ、食事を堪能するのでした。

ふらっとQUSUMI

オシャレな店は一見静岡おでんがあるとは思えない佇まいです。久住は出汁で真っ黒になった大根に驚きつつ、黒はんぺんとくじらのコロ、牛すじを頼みました。汁なしのおでんは味がしっかりしていてお酒のお供にもばっちりです。

孤独のグルメ 第5話

杉並区 永福の親子丼と焼うどん

立て続けに仕事がキャンセルになったり、仕事相手に怒られたり「人生の谷だなぁ」と落ち込む五郎。神社に厄除けにも行ったのですがプライベートの約束もふいになってしまい、気晴らしでもしようと散策をします。 余った時間で釣り堀を訪れ、ゆったりと時間を過ごすうちに腹が減り、釣り堀に併設された食堂を訪れる事に。親子丼と焼きうどんを頼み、常連客のうんちくを聞きながら料理を待ちます。 ソースの絡んだ焼きうどんのふくよかさ、親子丼の卵の甘さに慰められ、身も心も温まった五郎は、最後にお汁粉を頼んで満腹に。帰りに、仕事先で自分を怒った相手がいいパパしている姿を見かけ「人にはいい面も悪い面あるな」としみじみするのでした。

ふらっとQUSUMI

久住は昔ながらの雰囲気を残す釣り堀の雰囲気を楽しみながら店を訪れます。店では、ビール、田楽、ラーメンにオムライスとドラマとは違ったものを頼みます。オムライスは昔からあるタイプのもので、店の一番人気なのだそうです。

孤独のグルメ 第6話

中野区 鷺宮のロースにんにく焼

仕事と旧友の再会を目的に鷺宮を訪れた五郎は、仕事先の店主のオーダーに頭を悩ませます。しかし、通りすがりの店で美味しい栗大福と出会い、あっという間に仕事の事を忘れてしまいます。 旧友の店を訪れると、驚いたことに旧友はオネエになっていました。驚きつつもあっさりと受け入れた五郎。店を後にして「お前はお前の人生を生きてくれ」と呟いていたらお腹が空いてきました。 鷺宮らしい店を求めて彷徨い、とんかつの店を見つけミックスかつ定食を頼みます。かつの味に舌鼓を打っていると、店の常連がロースにんにくを頼むのを見て自分も、と手をあげました。 常連客の楽し気な空気と、にんにくのガツっと聞いたロース焼きに思わず笑みがこぼれる五郎です。にんにくは白ごはんが進むらしく「白いごはんが進み過ぎる」と心で呟きました。

ふらっとQUSUMI

お客さんの要望に応えようとした結果、メニューが増えたという優しい店主の迎える店で、久住は五郎と同じくロースにんにく焼き、とんかつを食しました。白米に非常に合う味で思わず箸が進みます。

孤独のグルメ 第7話

武蔵野市吉祥寺 喫茶店のナポリタン

独特の活気を持つ吉祥寺。その日のは何をするにも迷ってしまう人、でした。ふらっと入った裏通りで占い師に呼ばれ、悩みを聞かれたので「昼ご飯に何を食べればいいのか」と尋ね怒られてしまいます。何でもいいって言ったのに、と心の中で呟きつつ占いを後にし昼食を求めて彷徨います。 散々迷った五郎が訪れたのは、メニューの豊富な喫茶店のような店でした。メニューでも散々迷った挙句、ナポリタンとハンバーグを頼みます。玉ねぎとピーマン、ベーコンの入った昔ながらのナポリタンは、時々食べたくなる懐かしい、ケチャップ味。「パスタじゃなくてスパゲッティ」な太目な麺は五郎好みです。 「たっぷりソースのハンバーグに男の子の味だよなぁ」と堪能した後、ライスを頼みます。常連客に「食べたいもの食べるのが一番だよね」と声を掛けられ、ほんのり笑いながら頷くのでした。店に古き良き吉祥寺を見た五郎は本日も満腹で店を後にします。

ふらっとQUSUMI

三鷹で生まれ育ったという久住にとって、吉祥寺は地元。久住は五郎と同じセットで、ナポリタンにシュウマイの組み合わせを試します。昔ながらのケチャップ味のナポリタンに、中華のシュウマイという組み合わせはユニークで、久住も思わず笑ってしまいます。

孤独のグルメ 第8話

神奈川県川崎市 八丁畷の一人焼肉

一仕事終え、ドライブしながら京浜工業地帯の工場が立ち並ぶ風景を楽しみます。そして海辺に車を停め、工場を「巨人の内臓がむき出しになっているようだ」と心で表現しながら、思わず見入ってしまいます。工場の煙を見て焼肉を連想した五郎は、川崎を訪れ焼肉屋を探し始めました。 長い事あるいてやっと見つけた焼肉屋でカウンターに座り、カルビとハラミにコプチャン、ライスにキムチを頼みます。焼肉屋にソロの男性が多く、お通しのキャベツのドレッシングに感動しながら「みんな一匹狼だ」と心で感想を呟きました。 肉も内臓も期待通り、タレは思ったよりも美味しく白いご飯が進みます。追加でジンギスカンとチャンジャを頼み、そちらも平らげ「いい汗かいた」としみじみ。今日は少々食べ過ぎてしまったようです。そして工場の街川崎を振り返り「男は見た目とかオシャレとか取り払ったら本質は工場なんじゃ」と己の哲学を呟きました。

ふらっとQUSUMI

店の佇まいと並ぶメニューを堪能しつつ、久住はギャラとシビレを頼みます。久住の哲学では、1人焼肉が出来ると“大人”という感じなのだとか。味のついたギャラはごま油が良くあい、シビレはトロントロンで噛み切れない感じが堪らず、思わずお酒が進む味でした。

孤独のグルメ 第9話

世田谷区 下北沢の広島風お好み焼き

知人の演劇を見に下北沢を訪れた五郎は、ある女の子の後を追いかけていました。実は演劇観覧後に、主演女優がいなくなった、という話を聞いていたので、街中で偶然見かけた彼女が気になっていたのです。しかし途中で彼女に気が付かれ、逆に「私に何かご用ですか?」と聞かれます。 五郎が舞台を見た事や、劇団のメンバーが心配している事を告げると、泣き出してしまった彼女。喫茶店で話を聞き、素直な感想を述べて彼女と別れた五郎は、思いを言葉にする難しさを思い知ります。改めて昼食を求め、広島焼の店を訪れましたが、彼女になんて言ってあげたら良かったのかなぁ、と心配します。 一方で彼女は、五郎が去り際に渡したたこ焼きとニックンロールを頬張り笑顔になっている所でした。食べ物が人を幸せにする、を象徴するシーンです。一方の五郎はイカ・エビ・ホタテ・しその入ったHIROKIスペシャルと鉄板焼きのタコとホタテとカキを頼みます。 具が満載のHIROKIスペシャルはネギもキャベツも甘く、マヨネーズとの相性も抜群で満足げです。片や鉄板焼きも満足のいく味で、鉄板焼きを大歓声が起こる舞台に例え「鉄板は舞台だ。ステージだ」と心で呟きます。 帰りに先ほどの女優が笑顔で客を送り出す光景を目撃し、五郎も笑顔で頷くのでした。

ふらっとQUSUMI

店を訪れ、大人気の鉄板焼きからカキを頼む久住。店では目の前で焼いてくれるスタイルで、そんな光景にも喜びを覚えます。生産者直送のカキは新鮮で笑いの零れる味。続いて野菜好きの久住は、レタスの乗ったお好み焼きを頼みます。レモンもきいており、はまってしまう味だそうです。

孤独のグルメ 第10話

豊島区 東長崎のしょうが焼目玉丼

仕事のために東長崎を訪れ、生活感のある町を楽しそうに散策します。仕事を終え学校のキャンパスを覗いてみると、昔と変わらぬ若者たちの活気。「こういうところは変わらないなぁ」と懐かしんでいると、お腹が空いてきました。町を散策していた際にチェックしていた店を尋ねます。 店には410円の定食があり、余りの安さに心の中で「きゃー」と嬉しい悲鳴を上げます。そんな中、生姜焼き目玉丼という聞きなれない名前を見つけ、そのメニューと肉じゃが、ウィンナーフライ、ポテトサラダを注文。素朴な味は好みにマッチし、値段の割にボリュームがある所も嬉しいポイントでした。 店には若い客もおり、学生たちの食べっぷりを楽しそうに眺めていると、続いて生姜焼き目玉丼が運ばれてきます。乗っている全てが大好物だという五郎。「むちゃくちゃ旨いぞ」と心で呟きながら食事をかきこみます。全て食べても1030円という値段の安さにも驚き「夢のような時間だった」と評しつつ、仕事に向いました。

ふらっとQUSUMI

渋豊富なメニューと驚くほどの安さがドラマの通りで、何を頼んでいいか迷ってしまいます。ビールに肉じゃがときんぴらを頼んだ久住は、続いてワンコイン定食を注文。日替わりのため、ドラマと内容は違っていましたが、チキンの甘酢あんかけをメインとしたボリュームは500円とは思えない量でした。

孤独のグルメ 第11話

文京区 根津 飲み屋さんの特辛カレーライス

届いたハガキを頼りに、後輩のマキ、という女性を尋ねます。根津の街は個人商店が多く、五郎の好みの町でした。途中立ち寄った店でかりんとう饅頭を土産にマキを尋ねると、根津で織物教室を開くマキはすっかり根津に馴染んでいる様子。楽しそうに教室の事を話すマキに、五郎も思わず笑顔になります。 店を後にすると急にトイレに行きたくなり、近所の居酒屋でトイレを拝借しそのまま食事もとることにします。まずは鳥の煮込みを頼み、その後は店主の気遣いにより、サンドイッチにカレーと自分の食べたいものをリクエストをします。田舎に帰ったような店の雰囲気とカレーに舌鼓を打っていると、突然の酔っ払い客が来訪です。 五郎とカレーにケチをつける酔っ払いに、「自分はいいが店とカレーに文句を言うな」と反論し、見事酔っ払いを撃退。店に戻ると、店主が気を遣ってカレーを温め直してくれ、酔っ払い客での嫌な気分も忘れてしまいました。そして帰りにお土産を貰い、先ほどの喧嘩を「やり過ぎたな」と反省しつつ、去って行くのでした。

ふらっとQUSUMI

今回の舞台となった店「すみれ」は、久住の同級生でありお笑い芸人佐藤正宏の行きつけの店でした。久住と佐藤、2人カウンターに並んでカレーを頼みます。居酒屋で珍しいカレーは家庭的な味がするそうです。

孤独のグルメ 第12話

目黒区 中目黒 ソーキそばとアグー豚の天然塩焼き

中目黒を訪れた五郎は、階段の途中で泣き叫ぶ赤ん坊を抱っこした母に遭遇し、ベビーカーを降ろすのを手伝います。雰囲気の良い夫婦と別れ、仕事前に鶏もも肉のステーキで食事を済ませ、続いてファンシーな雑貨屋を訪れます。椅子の注文を貰って店を後にし「ぶらぶらするにはいい町だなぁ」と歩いている内に、五郎は腹がペコちゃんになります。 これぞ、という裏道に入った五郎は沖縄料理を出す店を訪れました。店オススメの黒豚アグーの沖縄天然塩焼きとにんじんシリシリーとタコライスを注文し、いつもはウーロン茶を頼みますが、今日はパイナップルジュース。先に運ばれたジュースで南国の味を堪能していると、なんと五郎と同じカウンターに原作者の久住が。 久住の食べるラフティを羨ましそうに眺めていましたが、今日の五郎はアグー豚です。塩をつけて食べるアグー豚は弾力が凄く、塩だけでも旨みたっぷりです。沖縄のソウルフードにんじんシリシリーはスパムも入ってほくほく。タコライスはサルサの辛さに引っ張られてスプーンが止まりません。 1人沖縄祭りを開催する五郎はソーキソバも頼み、とろけるような肉を堪能すると頭がすっかり常夏モードになり、熱を冷まそうとブルーシールアイスクリームを頼みます。ちんすこうにアイスを乗せて沖縄スタイルでデザートまで食指、沖縄をたっぷりと堪能し「またくるサー」と沖縄の方言と共に店を後にする五郎でした。

ふらっとQUSUMI

ドラマにいたけどね、と言いながら久住はドラマと同じ席に座ります。ビールとつまみに島らっきょうを頼み、五郎が食べたがっていたラフティ丼を注文。ドラマでも同じものを頼んでいましたが、実はちゃんと食べていなかったのだそうです。水菜と紅ショウガとラフティの相性は抜群でした。